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黄輪雑貨本店 新館

世界観・補足・考察

黄輪雑貨本店のブログページです。 小説や待受画像、他ドット絵を掲載しています。 よろしくです(*゚ー゚)ノ

    Index ~作品もくじ~

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    以前から要望のあった地図を、簡単に描いてみました。
    まずは世界地図から。



    以前に言っていた「し」の字形の大陸(中央大陸)と、
    その周辺の3地域、計6地域で構成されています。
    双月世界地図
    »»  2009.02.25.
    以前に「魔術について解説する」と言っていたので、ここで簡単に解説。



    ・魔力は人間や物質が持つエネルギーの一種であり、それを熱や光、運動エネルギーに変えるのが魔術

    ・基本は「火」「氷」「水」「雷」「土」「風」の6系統

    ・各系統の力関係
     ・火 > 氷(氷の『凍結』を打ち消す)
     ・氷 > 水(水の『流動』を打ち消す)
     ・水 > 雷(雷の『電気』を吸収する)
     ・雷 > 土(土の『磁気』を打ち消す)
     ・土 > 風(風の『流動』をさえぎる)
     ・風 > 火(火の『発火』をおさえる)

    ・魔術は文章や図形などで構成されており、口に出して唱える呪文や、紙や地面に描く魔方陣などによって発現する

    ・魔力を込めれば込めるほど、魔術の威力は上がる

    ・高度な魔術になればなるほど莫大なエネルギーと高等な知識、複雑な技術を必要とするが、その効果も絶大



    大まかな設定はこんな感じです。
    また質問などあれば補足・補完しますね。

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    さて、キャラ紹介数がそこそこたまってきたので、一括して紹介するページを設けてみました。

    キャラ紹介ページ

    IEだとちょっと表示が崩れてしまいますが、ご容赦ください。
    双月世界の魔力・魔術観 / 登場人物紹介ページ
    »»  2009.04.29.
    トピック特集、最後は地図。
    まずは4部・5部の舞台となった央中。



    作中でも書いていた通り、
    真ん中辺りにある「ミッドランド」の周辺には湖があります。
    また、地図には描ききれませんが、
    央中地域には湖沼、河川が非常に多い設定となっています。

    都市経済の発展には、水場の充実が不可欠です。
    陸路よりも大量の輸送ができるからですね。
    (もっとも現代では、空輸技術の登場と、
    コンテナや高速道路、大型トラックによる陸運の発達により、
    海運・水運のアドバンテージはかげってきていますが)

    ゴールドコーストやミッドランドが大都市になったのは、
    都市工学的に当然と言えば当然なんです。
    東京やニューヨークも水場ですしね。
    「蒼天剣」地図 2
    »»  2009.10.11.
    続いて、中央大陸政治の中枢、央北について。



    いずれ書こうと考えていますが、ここは中世以降の文明開化発祥の地です。
    当然、他の地域に対して文明的に優位に立っていたわけで。
    そのことが政治的な優位性を与え、大陸全体を統治する「中央政府」ができる要因になりました。

    が、それも昔の話。
    他の地域が発展していく上で、様々な利権が生まれたわけですが、
    その利権を巡って政争が勃発。
    政治的混乱は、経済の停滞・後退につながります。

    他の地域が発展する一方で、央北は相対的に衰退。
    「蒼天剣」の時代にはもう、大陸全体に及んでいた支配圏は央北だけになってしまった、とさ。
    「蒼天剣」地図 3
    »»  2009.10.11.

    (赤い点は峠道を示す)

    第7部、8部の舞台になった北方大陸、通称「北方」について。



    作中でも触れたとおり、北方大陸は「雪と星の世界」。
    一年を通して、厳しい寒さが続く土地です。
    それだけにほとんどの海岸は完全に凍りついており、港を置くのは不可能。
    南側、通称「沿岸部」だけは氷が溶ける時期があるので、そこに港が集中しました。
      
    央中地域の説明で述べたように、港運の便がいいと都市は発展します。
    国際化が進んだ双月暦6世紀ごろには、
    首都のある「山間部」よりも豊かな地域になっています。
    「蒼天剣」地図 4
    »»  2010.02.08.


    先日お伝えしたとおり、央南地域の説明を追加。



    第3部でも触れましたが、ちょっとした戦国時代がありました。
    晴奈の家が治めている黄州や紅蓮塞のある紅州、
    天原家騒乱の舞台になった玄州など、
    央南の各州が争って覇権を握ろうとし、その結果央南は荒れに荒れました。

    そこで各州の代表者たちが集まって連邦制を採り、央南連合が誕生。
    央南地域内に平和が訪れました。

    ところが地域外からの脅威、例えば黒炎教団からの侵略などが年々増加するようになり、
    央南連合の存在理由は「域内の協調促進」から、
    「域内の平和維持と、域外への対抗・協調」へと変化していきました。
    「蒼天剣」の前半は、そんな時代変化の真っ只中での物語です。
    「蒼天剣」地図 1.1
    »»  2010.02.09.
    次の話、「騒心録」を書いていて、ちょっと気になった部分、わだかまった部分を整頓。
    最近なんか、政治ネタに絡むことが多いなぁ。

    ・基本的に夫婦別姓方式であり、相手の名字に変えることは稀
    ・どこかの家督や屋号を継いだ場合は変えることが多い(ex.
    魔剣録 1など)
    ・子供は父か母、どちらかの姓を継ぐ
    ・父母両方の姓を名乗ったり、父のものでも母のものでも無い、別の姓を付けさせたりはしない
    ・子供が成年・自立後に変え、戸籍を登録するのは自由(ex.憐憫録 5黒幻録 3など)
    双月世界の戸籍
    »»  2010.02.17.
    作中、「央中東部の方言」として、関西弁チックな喋り方をさせていることが度々あります。
    「火紅狐」なんてその極致。主人公からして関西キャラです。

    ありえないことではありますが、もし英訳されることがあったら、この表現はどうなるのか?



    話は少し飛びますが、ラテン語と言うものがあります。
    古代はローマ帝国で使われ、今なお公用語としてバチカン市国で使われており、
    ヨーロッパ圏の言語の端々に、その名残を見ることのできる言語。

    暴論かも知れませんが、僕は現代のイタリア語やスペイン語は、
    ラテン語の方言じゃないかなと思っています。
    どちらかと言えば派生、と言う意味に近いですが。



    そこから展開して、央中方言の表現には、イタリア語やフランス語、ドイツ語といった、
    ヨーロッパ系の言語を使ってもらいたいな、と。
    例えば、火紅狐・神代記の3を一部抜粋して。


     「ねー、きつねさん」
     「え? きつねさんて……、僕のことなん?」
      普通に返したつもりだったが、女の子はきょとんとする。
     「……変な話し方」
     「そ、そう?」
      と、女の子の頭に、誰かが後ろから手を置く。
     「ゴールドマンさんたちの住む、央中東部の訛りだよ。『~やねん』とか、『~ですわ』とか、ちょっと発音が違うんだ」


    これを欧風に訳すと。


     "Herr,fuchs."
     "H,herr? Fuchs...,is it Jo?"
      Fuoco replied ordinarily,but she does not find it.
     "Jo? ...You talked unusual."
     "U,unusual? Realmente?"
      Then,someone put hand on her's head from behind.
     "'Jo','Realmente',as provincial accents for Goldman's live in The Cont-Mid eastern part.
      Their conversation differs from us for a while."


    こんな感じ。
    「Jo」「Realmente」はイタリア語でそれぞれ「わたし」「本当に」の意味。
    「Herr」はドイツ語で「やあ」とか「ねえ」といった呼びかけ。「fuchs」もドイツ語で「狐」。



    全部欧訳?
    ははは、ご冗談を(il´∀`)
    所感;方言の表現
    »»  2011.03.19.
    現実の暦と双月世界の暦「双月暦」の違いについて、こちらで詳しく解説します。
    半ば自分用のメモになっている点、ご容赦ください。



    まず、現実・現代の暦は「グレゴリオ暦」と呼ばれ、
    これは地球から見える、太陽の動きを基にして作られています。いわゆる「太陽暦」ですね。
    この太陽暦における一年は365日、もしくは366日とされています。
    この「一年」、誰もが「季節が一巡するまでの時間」、
    あるいは「地球が太陽の周囲を一周するまでの時間(いわゆる公転周期と同義である)」、
    と言うように認識していると思います。
    しかし、実はこの公転周期を厳密に計測すると「365.2422」日となり、
    公然の事実とされている(太陽暦の)一年、365日とは、5時間15分程度のずれが存在します。
    そのため、毎年365日と定めてこの暦を使い続けると、10年で52時間半(2日と4時間半)、
    100年で525時間(21日と21時間)ものずれが生じてしまい、実際の地球の挙動と合わなくなってしまいます。
    と言って、これを一々、一年に組み込んでいると、
    大晦日の除夜の鐘が鳴り終わってから5時間以上も待たされて
    「あけましておめでとう」と挨拶させられる羽目になります。
    多分これをやると、その5時間を気持ち悪く過ごすことになりますし、諸々の計算も面倒くさい。
    かと言って一日、24時間に細々とそのずれを入れてしまうと、毎日閏秒が発生することになり、
    これもまた、諸々の計算が面倒臭くなります。
    そこで、ずれが丸一日分貯まる4年目あたりで、暦にその一日分を増やして処理をする方法を採りました
    これが「閏年」と呼ばれるものです。

    ちなみにそれが何故2月29日と定められたかについてですが、
    これは単純に、それまで2月がたった28日と、明らかに他の月より日数が少なかったためです。
    何故、2月が他の月より日数が少ないのか? これはグレゴリオ暦の前に欧州で使われていた暦、
    「ユリウス暦」がユリウス・カエサルによって定められた後、
    元々太陰暦(月の満ち欠けの周期を一ヶ月とする暦。一年の日数がおよそ354日)によって、
    29日および30日と定められていた各月の日数を、2月を除いて増やしたり
    初代ローマ皇帝アウグストゥスが、
    「帝国作ったし、折角だから暦も変えよう。
    例えば8月を自分の名前(August)にして、あと、一日増やして。2月とか削って
    強引に日数を増やしたりした、その名残です。
    その後も歴代ローマ皇帝は、自分の名前を月名に付けようとしたり、一月の日数を動かしたりと、
    かなり大きなワガママを通そうとしたことが多々あったそうです。
    この一例を見ても、暦を制定すること、即ち時間を定めることができるのは強大な為政者である、その証と言えます。



    で、ここから双月暦について、ですが。
    この双月暦は、その名の通り赤と白、二つの月の公転周期を基にして制定された、「二重太陰暦」となっています。
    (現実には存在しません。火星ならありうるでしょうが)
    これを定めたのは、天帝教の初代教皇、ゼロです。
    前述の通り「暦を定める」と言う行為は、恐ろしく絶大な権力を持った唯一為政者、皇帝にしかできません。
    そのためゼロは「時間を司る者」、即ちタイムズ(Times)と畏怖の念を持って呼ばれ、それが家名となりました。

    こちらも一年の長さは、ほぼ365.25日となっています。
    (双月世界の天文学者たちが詳しく計測すれば微妙な誤差は出るでしょうが、概ねこの値とされています)
    一ヶ月の長さはすべて等しく、30日となっています。2月は削られたりしません。
    ただし、このままだと一年の長さが360日となり、
    現実の暦と同じく、年を重ねるごとに大きなずれが生じていきますが、
    天帝教ではこのずれを、「双月節」という一年の節目で調整しています。

    12月30日、双月世界では大晦日にあたる日の翌日から7日間は、
    「共に満月となった赤と白の月が逢瀬を楽しむ週」と定められ、
    1月1日~12月30日とは別に加算されています。この一週間を、「双月節」と呼びます。
    この一週間の数え方は、数字ではなく「双月節の天曜、双月節の火曜……」と言うように、
    曜日としても使用されている
    六属性、および天帝の「天」で表されます。
    言うなれば、「閏週」ですね。
    ただ、このままだと一年が367日となり、逆にずれが生じてしまうため、
    4年に一度
    「双月が隠れて逢瀬を行っていた」として、この7日間を削ります
    これが双月世界で言う、「閏年」となっています。

    ちなみに双月世界での一週間の呼び方ですが、「・火・氷・水・雷・土・風」としています。
    現実世界で言う「・月・火・水・木・金・土」に、それぞれ対応しています。
    「双月暦」の暦
    »»  2012.04.23.
    白猫夢・荒野抄」および「白猫夢・崩都抄」において、
    「近代的兵器」として登場させた「回転連射砲」、つまりガトリング砲について、
    以下のようなご指摘を受けました。

     ・ガトリング式の機関銃には、ベルト式給弾システムは適していない
     ・ガトリング砲の発明よりも、ベルト式給弾システムのほうがたしか発明は後

    おっとと。
    僕の歴史考証がちょっと甘かったかも知れません(;´∀`)
    しかし「真剣に酔狂なことをする」を信条とする自分としては、
    この指摘を受けて「作中に登場した回転連射砲を(無理やりにでも)正当化できないだろうか」
    と負けん気を出しました。



    と言うわけで考察。

    まず、ソースはこちら。
    ウィキペディアの情報で恐縮ですが、

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%A0%B2
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%BE%E5%80%89
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E9%96%A2%E9%8A%83

    資料によれば、
    ①ガトリング砲は西暦1861年、②弾帯は機関銃とほぼ同時期に登場したとのことでした。
    また、③1862年にベルト給弾式のガトリング砲が製造されたものの、
    性能は非常に劣っていたため軍に採用されることはなかった
    、とのことでした。

    現実世界の歴史が丸ごと双月世界でも繰り返されるかどうかは定かではないですが、
    金火狐の研究者は③を地で行ったものと思われます。
    おそらく失敗作と判断して破棄しようとしたところで、アルトの手に渡ったようです。
    厳重に管理されたものを盗むのは困難ですが、
    雑多に捨て置かれたようなものを盗むのは、それより平易ですしね。
    おそらく双月世界でも、数年後には米軍に制式採用されたもの(1865年製)
    と非常に似通ったモデルが開発されるものと思います。



    この説なら納得していただける、……かなぁ。
    また疑問点やご指摘があれば追記、加筆修正するかも。
    考察;作中で登場した「回転連射砲」について
    »»  2012.11.07.
    白猫夢・天謀抄 3」に関して、

    ヒットマンの報酬というものはどういう相場なのかはわかりませんが(中略)
    日本の平均年収にもならない程度では割にあわないような気もします


    というコメントをいただき、自分はこれに対し、次のように返答しました。

    自分もその方面の相場は詳しくなく、漫画「ゴルゴ13」で得た知識を元に算出しています。
    確かゴルゴの報酬は1回あたり10万ドル2013年5月現在で約1,000万)だったと記憶しています。


    しかしこの算定に関し3つの大きな間違いがあることに最近、気付きました。



    ①ゴルゴ13の報酬額
    これは完全に記憶違いでした。
    詳しく調べたところ、一件の狙撃・暗殺に対し、凡そ20万ドルで請け負っているとのこと。
    この時点で話が倍も違ってくるのですが、次の2点目によって、額が著しく異なっていることが判明。

    ②円ドル為替レートの変動
    そしてゴルゴ13が活動を始めた時期(つまり連載開始)は1968年。
    この時の円-ドル為替相場は、1ドル360円の固定相場制。
    この当時から20万ドルで仕事を請け負っていたと思われるため、
    このレートで換算しなければ話が成立しません。
    と言うわけで、この時点でゴルゴ13の報酬は20万ドル=7200万円であることが分かります。

    ③物価の変動
    さらにダメ押し。
    1968年の物価は現在(2012年)の0.56倍と、およそ半分。
    逆に言えば、当時の1万円は、現在の1万8千円弱となります。
    つまり正確にゴルゴ13の報酬を算出するとすれば、
    7200万円×1.78(0.56の逆数)=1億2800万円となります。



    なるほど……。
    確かに一国の要人を狙う仕事が、サラリーマンの年収と同額なわけがないですね。
    このデータを基に、加筆修正いたします。
    ご指摘、誠にありがとうございました。



    参考サイト:
    ゴルゴ13 (架空の人物)
    円相場
    昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? :日本銀行
    考察;暗殺の報酬について
    »»  2013.06.12.
    自分で読んでて日程がピンと来なくなってきたので、
    ここで図解説明を入れておこうと思います。

    の前に、何点か注釈。
    まず、現実世界との「曜日」がまったく違うこと。
    現実の、日本における曜日は「・月・火・水・木・金・土」ですが、
    双月世界の曜日は「・火・氷・水・雷・土・風」となっています。
    また、現実世界の一ヶ月は28~31日ですが、双月世界は一貫して30日。
    そのため7月も、30日です。
    (この辺りの詳細は
    「双月暦」の暦にて)





    黄色に塗っているのが、作中で言及している日にち。
    こうして見てみると、改めて気付くことがいくつか。
    まず、エミリオが7月1日に休日出勤してる点。ワーカホリックですね。
    と言うか――僕自身もあんまり気に留めてなかったことですが――双月世界の休日っていつなんでしょうね……?
    その辺りはいずれ設定構築することにして、今のところは天曜が休日(安息日)とします。

    あと、ルーマが週1~2のペースで「ランクス&アレックス」に入り浸ってる点。
    よほどパンケーキが美味しいようです。それとも店の雰囲気が好きなのか。
    補足;双月暦570年7月のカレンダー
    »»  2014.07.05.
    ふと思い立ち、6年前に作った双月世界の地図をリメイクしてみました。
    ついでに物語ごとの、各都市の位置も添えてみたり。



    まずは「蒼天剣」の地図から。
    実は中央大陸と北方大陸をかなりうろうろと歩いていました、晴奈。
    中央大陸に至っては、それこそ端から端、央南最北端の青江から央北極北部のウエストポートまで。
    作中であれこれ語ってきた数々の武勇伝を抜きにしても、
    個人でこれだけの距離を、ほとんど徒歩で移動したと言うだけで、立派な業績と言う気がします。
    深夜特急並みの健脚です。
    双月世界地図;蒼天剣
    »»  2015.06.13.
    昨日に引き続き、今回は「火紅狐」の地図。



    第1部~第2部の間に、フォコが故郷のカレイドマインからナラン島へと移動していますが、こうして地図上で見てみると世界半周分。
    物語の行間においても、相当の災難に見舞われていたようです。(やかましいおっさんと二人っきりで世界半周の船旅とか……)

    さらにその後は央北→北方→南海→西方→央中と、昨日褒めた晴奈が簡単にかすんでしまうレベルの、膨大な移動距離。
    直線距離で考えれば、作中だけで世界3周はしてるんじゃないでしょうか、フォコ。
    つくづく自分は、主人公に苦難の旅をさせてしまっているようです……。
    双月世界地図;火紅狐
    »»  2015.06.14.
    双月世界地図紹介シリーズ、3つ目は「白猫夢」。



    前2つの地図に比べて、なんとすっきりしていることか。
    秋也も葵も「フェニックス」チームも白猫党も、相当の冒険・行軍をしてるはずなんですが……。
    第11部の情報を加えたとしても、地図上にこれ以上都市が追加される予定はなし。

    一つの都市内でのエピソードが多すぎたのか……?
    考えてみると、第11部も含めた物語のうち、約4分の1の部(第1、6後半、8部)でミッドランドが舞台となっていますし、
    残る4分の3の内、半分近く(第2、3、6前半、9部)は西方南部での話。
    「フェニックス」チームのエピソードも、トラス王国(イーストフィールド)での出来事がほとんど。
    前二作とは色々と異なる書き方をしているのですが、その影響がこんなところにも出ていたようです。
    双月世界地図;白猫夢
    »»  2015.06.15.
    久々にシュウさんとパラさんを介さず、解説記事を掲載します。

    ポールさんから「わかりやすい央北全土の行政区地図と、「白猫夢」での史実における戦役の展開を」とのご質問がありました。
    と言うわけで、内容を「『白猫夢』で起こった政変のまとめ」と拡大し、解説していきます。
    なお、
    ポールさんが描いた国境線と大分違っていますが、他意はありません。
    自分のイメージでかなりざっくり、適当に描いています。


    こちらがその地図。灰色の線は国境を表しています。



    ①超大国の崩壊以後

    まず「蒼天剣」と「白猫夢」の間の時代について。
    世界平定(天帝教初代教皇が達成したとされる、世界の政治的統一)を目論む超大国、
    第3次中央政府(通称『ヘブン』)の崩壊と「ヘブン王国」への体制一新に伴い、
    央北各地でヘブン王国からの独立や、影響力の弱い地域での実効支配などが立て続けに起こり、
    その結果、央北は40以上の国に分裂しました。

    「ヘブン」時代の遺産がそれなりにあったため、ヘブン王国の発行する通貨「ヘブンズ・クラム」の価値は保たれており、
    分裂後も央北内では事実上の基軸通貨としてクラムが使われていました。
    しかし40以上にも分かれた国々は、自分勝手な経済政策の断行や小規模な戦争を繰り返していたため、
    やがて央北全体の経済力が著しく低下。クラムもそれに引きずられる形で、次第に価値を落としていきました。

    それを危惧したヘブン王国の女王がクラムの価値を維持しようと画策するも、
    女王に反発する大臣たちが王子を担ぎ上げてクーデターを起こし、
    その上、大臣派が優勢と見た軍の大半がそちらに付いた結果、女王は討たれてしまいました。
    その後新たな国王となった王子は、当面の資金確保のために国土の一部を売却。
    しかし杜撰な算定の元、生産力のある地域を売却してしまったこと、
    そしてその地域が天帝教の政治的復権を目論む政治結社、「天政会」が購入したことから、事態は大きく変わります。



    ②天政会と新央北の対立

    天政会はヘブン王国から購入した土地を「セブロ市国」と制定し、取引所を設立しました。
    そしてクラム発行元であるヘブン王国の目の前で、クラムの価値をさらに貶めるような取引を乱発。
    クラムに重篤なインフレが起こり、元々から生産力が落ち込んでいたヘブン王国にとっては、これが致命傷になりました。
    いくらクラムを発行しても何も買えない状況となり、ヘブン王国は財政破綻。
    天政会の傘下に下るより他に、復興の道は無くなりました。

    基軸通貨発行国をも飲み込み、急速に勢力を拡大しつつある天政会の動向に危機感を抱いた央北東部、
    トラス王国は周囲の国と連携し、天政会に対抗できるような地域共同体「新央北」を築き、その宗主国となりました。
    すると今度は天政会が彼らの活動を疎んじ、陰に日向に妨害工作を仕掛けます。
    勿論、新央北もそれに対抗し、これが両陣営の戦いへと発展しました。

    あちこちで戦闘を繰り返した末、やがて両陣営は疲弊。
    和平交渉が行われ、央北にしばしの平和が訪れることとなりました。



    ③白猫党の台頭

    新央北側はトラス王国主導の元、堅実な復興を遂げ、順当に発展していましたが、
    戦争と交渉ですっかり弱腰になっていた天政会は、ヘブン王国に責任を丸投げ。
    経済手腕に乏しいヘブン王国は失策を繰り返し、クラムはふたたび価値を落としていました。

    そこへ現れたのが白猫党。
    彼らはヘブン王国を「合法的に」掌握し、管理下に置きました。
    さらには王国議会を牛耳っていた天政会の会員たちを騙し、全員を虐殺。
    この事実は白猫党自身の手により、央北中に喧伝されました。

    ところが天政会は報復に出ることを渋ったため、天政会の傘下国が抗議。
    両者が紛糾している最中、天政会の主要会員が全員行方不明になると言う異常事態が発生します。
    そのまま天政会は立ち消えとなりましたが、残された国々は白猫党への報復を誓い、「央北西部連合」として再度結束します。

    しかし飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続ける白猫党と、元々単独では天政会の言いなりになるしか無かった連合とでは、
    国力、軍事力に雲泥の差がありました。
    連合はあえなく敗北し、白猫党に下ることとなりました。

    一方、流石の白猫党でもそのまま新央北とやりあえるだけの力は無く、
    両陣営はそのまま、にらみ合いの状況に入りました。



    ④「コンチネンタル作戦」と白猫党の南北分裂

    白猫党は央北ではそれ以上戦わず、央中、西方、央南へと版図を広げていきました。
    占領した地域や国はことごとく、生活や職業、言論などあらゆるものを統制・管理され、
    まるで国民全員を奴隷として扱うような体制を強いていました。

    それに義憤を燃やしたのがトラス王国第一王子、マーク・トラス。
    明晰な彼は白猫党に「コンチネンタル」と呼ばれる、ある作戦を仕掛けました。
    その作戦は見事に成功し、白猫党に甚大な混乱を引き起こしました。

    紆余曲折の末、白猫党は南北に分裂。
    南の白猫党はこれまで通り「白猫原理主義世界共和党」、通称「白猫共和党」。
    北の白猫党は「国家社会主義白猫党」、通称「社会白猫党」と名を変え、新たな戦いが始まりました。



    ちなみに双月世界小話「黒エルフの騎士団」と「赤虎亭日記」にて、
    「ペルシェビレッジ」あるいは「リモード共和国」と言う地名が出てきますが、こちらも央北の小国。
    ①の時点でどさくさに紛れて独立し、それ以来、新央北にも天政会にも白猫党にも属さず、中立を貫いています。
    央北には他にもこうした独立国が少なからず存在しており、
    すべての国が新央北か白猫党のいずれかに付いている、と言うわけではありません。
    補足;「白猫夢」における央北政治史
    »»  2016.06.04.
    以前にポールさんからいただいたリクエスト「これまでの話に出てきた、各勢力の「旗」を教えてください」について、
    とりあえず現時点で思い付いたものを形にしてみました。
    今後、新たな組織や勢力が現れたり、アイデアがまとまったりしたら追加するかも知れません。

    まずはシリーズ全編を通して登場する、金火狐財団の団旗。

    一族の姓「ゴールドマン(Goldman)」の「G」と狐、
    そして彼らの毛並みをモチーフとしたデザインです。
    この話を書いていた辺りで、既にイメージは有りました。

    続いて「白猫夢」に登場した政治結社、白猫党の党旗。

    正式名称「白猫原理主義世界共和党」であることから、
    「猫」と「世界地図」をモチーフにしています。
    また、「白猫」が銀と黒のオッドアイであるため、右目だけ色が違います。
    背景はちょっと紫っぽい青色。いわゆる葵色ですね。
    ちなみに白猫党員は全員、同様のデザインのバッジを着けています



    以下、双月世界の三大宗教。
    まずは(央北)天帝教。

    通称「スリップクロス」。
    長い間彼らの本拠地だったクロスセントラルと
    近隣の主要都市とを線で結ぶとこう言う形が浮かぶことから、
    このちょっと斜めの十字架が彼らのシンボルになりました。

    続いて央中天帝教。

    央中天帝教の主神、エリザさんが好きだった蓮の花をモチーフにしたデザイン。

    最後に黒炎教団。

    教団の現人神、克大火のイメージ「火」と「黒」、「鴉」がモチーフとなっています。
    雑記;旗について
    »»  2016.07.06.
    かねてよりポールさんが、「白猫夢」を基盤としたテーブルゲームを開発しようとされているので、
    自分も旗のデザインや政治背景などを考えていました。
    で、今回は国旗を考えるとともに、トピックや設定を追加。



    まず、ヘブン王国の国旗。

    「蒼天剣」においても触れていますが、この国は元北方軍人だった日上(ヒノカミ)中佐が央北の超大国、
    通称「中央政府」を陥落させて新たな政治組織、通称「ヘブン」に編成し直した経緯があります。
    そこで日上中佐(を表す「太陽」)が「中央政府を打ち倒した」ことを、
    中央政府(と関係が深い央北天帝教)のシンボルだった「スリップクロス」を塗り潰すことで、国旗として示しています。
    その後「ヘブン」は滅び、ヘブン王国と複数の小国に分裂することとなりますが、
    国旗自体はそのまま、ヘブン王国に受け継がれています。

    次はトラス王国。

    前述した通り、「ヘブン」崩壊後にいくつかの小国が分裂・独立を果たしました。
    トラス王国もこの例に漏れず、崩壊時のどさくさに紛れて独立しています。
    そう言う経緯があるため、「ヘブン」およびその後のヘブン王国と袂を分かったことを示すように、
    「スリップクロス」の左半分を裂き、右半分(東方向)の線を延長した上、
    その線上、トラス王国首都であるイーストフィールドがある辺りに心臓が来るよう、
    狼のモチーフをおごっています。

    さらに繰り返しますが、「スリップクロス」はかつての超大国、中央政府のシンボルでもありました。
    そのため「ヘブン」崩壊後、分裂・独立した諸国の多くはトラス王国と同様、
    この「スリップクロス」を弄り、貶める形で国旗をデザインしています。
    これは後にトラス王国がその舵取りを務める地域共同体、「新央北」の旗にもその流れが汲まれており、
    「スリップクロス」の右半分が、トラス王国の国旗と同様に用いられています。
    さらに新央北の初期参加国が3ヶ国だったことから星が3つ描かれ、そしてそれぞれの国旗の色が使われています。

    ちなみにトラス王国の国旗の色(赤)の面積が一番大きい理由は、宗主国だから。
    (恐らくは発起人のショウ・トラス卿がそう言って、めっちゃゴネたんでしょうね)

    ついでにリモード共和国。

    これまではちょっと番外編「双月世界小話」で多少名前が出たくらいで、
    大して重要度も高くなく、あんまりピックアップしていないところですが、
    次々回作で取り上げようかとうっすら計画しているので、今のうちに作っておきます。
    例によって「スリップクロス」弄りと、
    初代大統領である猫獣人、ペルシェ・リモード卿のイメージカラーの橙色がモチーフ。
    雑記;旗について その2
    »»  2016.07.12.
    そう言えば「琥珀暁」の地図描いてなかった。
    と言うわけで、今更ですが掲載。



    とは言え、紀元前1年の話。
    これ以前の歴史は皆無なので、あんまり特筆すべき箇所も無く。
    強いて言えば「火紅狐」以降の時代に比べて、大きな川が少ないくらい。
    と言うのも、あの川は双月世界における巨大政治組織、「中央政府」成立以降に、
    央北各地に水を供給することを目的として引かれた水路。
    元々の川はこんだけシンプルでした。

    あと、「南旅伝」と「襲跡伝」でゼロたちが旅した道のりも記しておきます。
    緑の線が往路、青の線が復路です。
    さらに言えば、「南の村」は「火紅狐」以降のサウスボックスとは違う街。
    鉱山が枯れたり別の鉱山が見付かったりで、ちょくちょく移動しているようです。
    また、「大交渉」以降は歴史的建造物ができたり大小様々な商会が集まったりして、移動してない模様。
    双月世界地図;琥珀暁(第1部)
    »»  2017.10.16.
    「琥珀暁」第2部の地図。



    エリザとモールの旅路は、おおよそ6~7年か、それ以上と考えています。
    その行程、
    )エリザの村を出てラボの村へ行き着き、
    )そこから壁の山で数年修行後、
    )一旦ラボの村に戻り、
    )クロスセントラルに討伐隊を借りに行き、
    )壁の山を超えてラボの村に一時逗留後、
    )エリザの村でバケモノ退治。

    ……一桁~10代前半くらいの女児が歩く距離じゃないなこれ。
    逆算すると、モールとの旅の後半くらいのエリザは、もうちょっと歳、年代が上なのかも。
    (第3部がえらい内容になってしまっているので、そのためのエクスキューズです)
    双月世界地図;琥珀暁(第2部)
    »»  2017.10.30.
    「琥珀暁」第3部の地図。



    今回は結構、主人公チームがあっちこっち行ってました。
    (始まる前から測量調査で岸沿いをうろうろしてましたしね)
    移動距離とかかった日数を考えれば、第2部のモール・エリザ師弟をはるかに凌ぐペースです。
    次の部でもちょくちょく言及しますが、つくづくハンはワーカホリックな性格のようです。

    なお、この地図には記載していませんが、南都伝・8にて言及されていた漁村が「壁の山」の南西にあり、
    そこからウエストポート経由で、ノースポートまで船を向かわせています。

    ちなみに火紅狐に出てきた街「カレイドマイン」は、「エリザの街」ではありません。
    エリザの時代から後に周辺の金鉱脈が枯渇したらしく、
    2世紀~3世紀の間に金火狐一族は金鉱を求め、南下していったようです。
    街自体は残ったみたいですが、「鉱業が活発だった頃は賑わっていた街が、鉱山が閉山された途端に寂れてしまう」
    と言ったようなことは、現実世界においてもよく見られます。
    「エリザの街」もその例に漏れず、金火狐一族が去ってからはあっさり寂れてしまったらしく、
    「火紅狐」の時代にはうわさにも上らないような、ちっぽけな街になってしまったようです。
    双月世界地図;琥珀暁(第3部)
    »»  2018.04.21.
    シュウ
    「なんかいきなり呼ばれました。
    こんにちは。当ブログ『黄輪雑貨本店 新館』の(出番の無い)マスコット、
    シュウ・メイスンですー」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「さて、突如始まりました今回の企画について、
    黄輪さんよりお手紙みたいなのをいただいておりますので、読み上げさせていただきます。
    『琥珀暁第3部も終わり、次回連載まで間があります。
    (と言うかDW10も未完成ですし、第4部も半分しかできてないので、
    掲載可能なものが無いと言うのが現状ですが)
    それまでの穴埋めとして、双月世界における生活だとか文化について、
    だらだらーっと妄想、もとい考察していこうと思います』

    ……ですってー」


    シュウ
    「この企画は基本無期限、次の連載が決定するまでのゆるーいつなぎにする予定だとか。
    ソレまでわたしの出番アリですやったー!」


    シュウ
    「……とは言え、わたし一人でしゃべるのも考察を説明するのも大変なので、
    あと2人、ゲストをお呼びしています。まずは1人目」


    エリザ
    「どーもー」


    シュウ
    「現在連載中の長編小説『琥珀暁』におけるダブルキャストの一人、エリザ・ゴールドマンさん!
    黄輪さんのお気に入りトップ5の一人だとか。
    そしてもうひとり、こちらもお気に入り」


    小鈴
    「はいはーい」


    シュウ
    「橘小鈴さんですー!」


    小鈴
    「ちなみにお気にのトップ5のうち、残り2人は『あんまり能動的にしゃべらない』から、
    残り1人は『おしゃべり過ぎる』から、呼んでないらしーわよ」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ
    「ほんで今回、何について話するん?」


    シュウ
    「えーと、まず第1回は黄輪さんが中学生の頃からずーっと考えてたコトだそーです」


    小鈴
    「ってコトは20年くらい前から? さぞ高尚な悩みなんでしょーね?」


    シュウ
    「……ケモノ耳の位置だそーです」


    エリザ
    「っちゅうと?」


    シュウ
    「現実世界では今のところ、猫耳だとか狐耳の人は実在しないですけども、
    もし実際にいたとしたら、どの位置に付くのが『リアリティ』があるんだろうか、……ですって」


    小鈴
    「ソレを20年前から?」


    シュウ
    「はい」


    小鈴
    「……しょーもないっちゃしょーもないわね」


    シュウ
    「リアリティ重視の黄輪さんにとっては深い悩みだそーで。
    って言うか、わたしやエリザさんみたいな人たちには、ソレこそ存在に関わるお話ですし」


    エリザ
    「ソコら辺の設定固めとかへんと、描写にも困らはるやろしな」


    シュウ
    「とゆーワケで、今回は『双月世界のケモノ耳さん、どんな形なの』問題


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「ソレじゃまずは、『一般的な認識』から掘り下げていきましょーか」


    小鈴
    「そーゆー系の話をネットで探すと、大体3通りに分かれてるわね。
    その1、『頭の上に付いてる』。その2、『目の横に付いてる』。
    んでその3、『上にケモノ耳が付いてて、横にヒトの耳が付いてる』」


    エリザ
    「双月世界のアタシらは1番目やな」


    シュウ
    「でも黄輪さん、昔は『横に付いてないと、
    電話も眼鏡も人間(双月世界における『短耳』)と共用できないし、
    ケモノ耳の人たちと短耳・エルフ耳の人たちとで差分化されるような文化になってしまうのでは』
    なーんて言う小難しい理屈こねて、2番目の設定で進めてたらしいです」


    小鈴
    「極端な言い方すると、どっちかがどっちかを差別するよーな表現ってのが、
    黄輪さんあんまり好きじゃないらしーわね」


    シュウ
    「コレはあくまで、他の作家さんが差別を題材や表現方法に使うと言うコトに
    ついてまでケチを付たいと言うワケじゃなくて、
    自分の作品では極端な差別表現を用いたくないと言う、黄輪さんの作品内における主張です」


    エリザ
    「『よそはよそ、ウチはウチ』の精神やね」


    シュウ
    「っと、内容がちょいズレてきたので、話を戻します。
    前述の通り、最初は2番目の設定で『双月千年世界』を進めてきたんですけども、
    ここ数年は1番目の設定にシフトしてるそーです。
    と言うのも、『ビジュアル的に、耳が横に付いてることにときめかない』んだそーで」


    エリザ
    「なんやそれ」


    シュウ
    「本来の(モデルになった)動物と違う位置に耳が付いてると、違和感を覚えるんだとか。
    例えばわたしみたいに『猫耳』の場合だと、ケモノの方の猫は耳が上に付いてますよね」


    小鈴
    「そーねぇ」


    シュウ
    「でも人型にした時、わざわざ耳を横に付けたりなんかすると、
    もうその時点で『猫耳』っぽさを感じられなくなる、……ですって」


    小鈴
    「そもそも『猫』が『人型』になった時点で『猫』じゃないじゃん、
    ……ってツッコミは野暮かしらね。
    でも確かに、猫らしさを残すつもりがあるなら、
    実際の猫に近付けた方がらしいっちゃらしい、とも言えるわね」


    シュウ
    「とまあ、ココまでほぼほぼ黄輪さんの主観に基づく主張ですが、
    とにかく今現在、黄輪さんの中では1番目、『ケモノ耳は頭の上』で通してるそーです。
    ただ、コレはコレで最初に言ってた問題に関わってくるので、
    その辺りは新たに考察を重ねたそーです。
    ソレに関してはまた次回に! それではー」
    双月千年世界 徒然考察;耳
    »»  2018.05.07.
    シュウ
    「はい、今回もだらーっと考察トーク回ですー」


    小鈴
    「この流れ、
    2年前の更新報告と一緒じゃない?
    本筋から外れてそっちに力入れっぱなしってトコがさ。
    コレ続く限り、新作出ないってコト無いわよね?」

    シュウ
    「流石に大丈夫なはず。
    2年前は黄輪さんボロボロでしたけど、今は元気ですし、
    コツコツ書いてるみたいですし」


    エリザ
    「コレやっとるのんが弱っとる証拠かも分からんけどな」


    シュウ
    「だ、大丈夫です、……きっと。
    ツイッターでも『DW10は7月までに完成させたい』って公言してましたし、きっとできます!」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「さて、前回は『ケモノ耳の位置』について話しましたが、今回はその延長線上。
    『ケモノ耳が頭の上にあった場合、電話とか眼鏡の形はどうするのか』問題


    小鈴
    「あたしみたくエルフ耳な場合だったら、眼鏡はふつーに耳にかけるし、
    電話(受話器やスマホ)はそのまま耳に当てればいいでしょうけどね」


    シュウ
    「そう、ソコです。耳が上にあった場合、現実世界と同じような使い方ができません」


    エリザ
    「んっ……よっ……あー」


    小鈴
    「何してんの?」


    エリザ
    「スマホ耳に当てたらしゃべれへんし、口に持ってくと聞こえへん」


    シュウ
    「わたしもダメですね。
    となると現実世界と双月世界とで、形が大分変わってくるでしょうね」


    小鈴
    「現実世界の、19世紀くらいにあった壁掛け式の電話だと、
    マイクは電話本体、スピーカーはコードにつながれて取り外せるようになってるわよね」


    シュウ
    「その方式になりそうですね。
    6世紀までの双月世界にはまだ、スマホみたいなモノは一般に広まっていないですが、
    もしも今後登場するとしたら、スピーカーが19世紀の電話みたいに、コード式になるのかも」


    エリザ
    「ソレか、ハンズフリーのイヤホンマイクみたいのんがデフォで付くかも知れへんな」


    シュウ
    「電話に関しては、どうにでもなりそうですね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「お次は眼鏡」


    小鈴
    「ってか、シュウって眼鏡してるわよね」


    シュウ
    「実はそうなんです。初登場から8年、いまさら明かされる衝撃の事実ってヤツですね」


    小鈴
    「シュウに関しては、黄輪さんまったくビジュアルを公開してないもんね。
    言わなきゃまったく分かんないわね、そんなの」


    シュウ
    「他にも色々と属性はありますが……、閑話休題。
    現実世界の、つるを耳に引っ掛けるタイプのモノは、
    ケモノ耳が上にある場合、どーやっても使えません」


    エリザ
    「せやな(ひょいっ)」


    小鈴
    「エリザ……。アンタ、ソレじゃ頭に乗っけてるだけじゃん。
    観光地のセレブじゃないんだから」


    エリザ
    「ま、眼鏡と言えばみんな、こーゆーつるのあるヤツを想像するやろけども、
    昔の眼鏡はつるの部分が紐とかバンドとかになっとったり、
    鼻に当たる部分が洗濯バサミみたいになっとって、鼻の上ら辺をちょんと挟むよーなタイプもあってん」


    小鈴
    「いわゆる『鼻眼鏡』ってヤツね。
    ……くれぐれも言っとくけど、デカい鼻とヒゲが付いてるアレじゃないわよ」


    シュウ
    「わたしも鼻眼鏡タイプ使ってます。
    もしもビジュアル化された際には、忘れないようにしてほしいです……」


    小鈴
    「眼鏡の考察も問題無さそうね。
    ソレが今後、活かされるかどうかは別として」


    シュウ
    「こーゆーのは考えるコト自体が大事なんですよ」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「次回、5/21の更新は(問題無く行けば)6月の携帯待受です。
    その次は多分、またゆるゆる考察回です。それではまたー」
    双月千年世界 徒然考察;電話と眼鏡
    »»  2018.05.14.
    シュウ「はい、今回もだらだらっと参りますー。
    突然の予定変更なんてこの企画開催中じゃよくあるコト!
    ……はぁー……」


    エリザ
    なんか……ゴメンな

    シュウ「いえ、エリザさんは悪くないですよ。
    ただちょっとやっぱりなんか、わたしの扱いって雑いなーって」


    小鈴「この3人の中でイラスト無いの、あんただけだもんね」

    シュウ「ひぅー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「はい、気を取り直して今回のだらだら考察、ですっ!
    今回は、以前の記事でいただいたコメントを基に進めていきたいと思います」


    エリザ「『耳を貸す』とか『尻尾を出す』とか、いわゆる慣用句っちゅうアレやね」

    シュウ「双月世界には、実際に尻尾がある人たちがいっぱいいますからね。
    現実世界の表現をそのまま用いるのは、ちょっと無理があるかも知れません」


    エリザ「逆に、こっちやからこその表現はあるんか、っちゅうのんも考えられるわな」

    小鈴「ってワケで今回は、その辺りを考えて行きましょう、と」

    シュウ「てさぐってますねー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「まず、コメントでいただいたのは『耳』について。
    内緒話する時の『耳を貸す』は、実際どんな挙動になるのか?」


    小鈴「こーよね」

    エリザ「せやな」

    シュウ「皆さんには見えてませんっ。
    えっと、説明するとですね、今、小鈴さんはエリザさんのお耳に自分の手を添えて、お口近づけてます。
    つまり現実世界とおんなじやり方ですね」


    小鈴「そりゃ『慣用句』だもんね」

    エリザ「実際にホイって耳千切って渡したら、そらホラーやわ。
    ……あ、そうそう。こないだ黄輪さんがお答えした内容やけどな、アレは痛いと思うで」


    小鈴「『そこはけもミミをくにっとつかんで、口に持って行く方法で。まさに「耳を貸す」。
    コレさ、他人の体をいきなりつかんで引っ張るヤツっておかしいでしょ。普通いないわよ」


    エリザ「ホンマにそんなコトする粗忽者はオシオキやで」

    シュウ「と言うワケで、コレに関しては訂正してお詫び申し上げるってコトで」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「ちなみにエリザさん(琥珀暁第3部時点)は95、……じゃなくて163cm。
    小鈴さんは94、……じゃなくて166cm。身長はほぼ同じです」


    小鈴「なにその、前の数字。分かるけどさ」

    エリザ「アタシらでっかいな。身長の話やないけど」

    シュウ「現実の、日本の女の子の平均身長は158cm程度なので、
    ソコから比較してもお二人はおっきい方ですね。
    で、身長がほぼ一緒なので、先程は普通に耳打ちする形になりましたが、
    身長に、と言うより両者のお口とお耳の位置に大きな差がある場合は、どうなるのか?」


    エリザ「『琥珀暁』で言うたら、クーちゃんが149cm、マリアちゃんは166cmなんやけども、
    クーちゃんが『内々にお話ししたいのですけれど、少々よろしいかしら』言うて耳打ちする時は、
    大体マリアちゃんが屈んで『はーい、なんでしょーか?』ってやってはるな」


    小鈴「ま、そーなるわよね」

    シュウ「双月世界の獣人さんは、ソコまでけもけもしてませんからね。
    二本足でしゃきっと背筋伸ばして立ってますし、お手々も指が5本。
    なので現実世界における大体の慣用表現は、ほぼそのまま使えると思います」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「では逆に、双月世界でしか使えない慣用表現ってあるんでしょうか?
    ……と言うのを考えていきたいのは山々ですが、これは今のところおあずけです!」


    エリザ「なんで?」

    シュウ「『本編より先に設定を作り込みたくない』とのコトです。
    確かに色んな設定を盛り込むのは創作の醍醐味であり、
    作者の愉悦でもあるんですけども、ソレは本編と並行してやりたいなー
    』、ですって。
    なので、その辺りは本編中においおい出てくる予定だそうですー」


    小鈴「『琥珀暁』自体がそもそも、双月世界のはじまりの話だもんね。
    文化のブの字も無いような状態なのに、いきなりことばが充実してたら変よね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「今日の会議はこんなところでおしまいです!
    次回は未定! 多分来週の6月11日? いえ、来週であってほしい!」


    小鈴「再来週(6月18日)は7月分の携帯待受が出る頃だもんね。
    ココ逃したら、次は25日ってコトになるわね」


    シュウ「ひぅー」

    エリザ「……ソレ流行らしたいん?」
    双月千年世界 徒然考察;慣用表現
    »»  2018.06.04.
    小鈴「あれ?」

    エリザ「お?」

    小鈴「シュウいないじゃん」

    エリザ「あ、机に手紙あるで」

    小鈴「何だろ? ……ふん、ふん」

    エリザ「何て?」

    小鈴「はい」

    「今回のだらだら会議、シュウはお休みさせます。
    お二人には
    前回浮上した、『シュウのキャラ付けガバガバ問題』についての議論をお願いします。

    P.S.
    会議を見ている人の意見も参考にしたいと思っています。
    6月17日になった時点で意見募集は終了します」


    小鈴「……だってさ」

    エリザ「つまりアタシらがやいやい言うた結果で、
    シュウが『シュウくん』か『シュウちゃん』かになるワケやな」


    小鈴「あんた、どっち見てみたい?」

    エリザ「どっちでもええ気するけどなー。
    いっそこのまんま、性別不明のまま進めてもおもろいと思うけど」


    小鈴「でもさ、『性別不明』ネタはちょくちょくやってるのよね。
    『白猫夢』とか、『DW』とか。
    んで、どっちも結局女の子だったじゃん?
    いっぺん『女の子に見えるけど男の子でした』パターンも見てみたいわよね」


    エリザ「いわゆる『男の娘』か?」

    小鈴「どーよ?」

    エリザ「選択肢の一つやねぇ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「あとは何決める?」

    小鈴「見た目、……は性別決めてからの方がいいわよね。
    ココでドレスとかワンピとかに決めて、性別が男になったらまずいじゃん?」


    エリザ「ソレはソレでおもろいけどな」

    小鈴「あんたもしかして、男の娘推してる?」

    エリザ「おもろさ重視や」

    小鈴「ま、面白いでしょーね、ソレはソレで。
    でもさ、あの子基本的に、他のキャラとお話しするためのキャラだし、
    フォーマルなイメージあるから、どっちにしてもスーツって感じするわね」


    エリザ「……今更やけど、アタシらどーやってあの子と話しとったんやろな。
    どう考えても状況的に、目の前におったはずやのに」


    小鈴「アレよ、目には映ってたけど頭の中に入ってきてなかったって感じの」

    エリザ「階段か小石扱いやな。改めてひどい話やで、ホンマ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「あと決めるとしたら何やろ?」

    小鈴「あたしたちの身長とバストサイズをバラされたから、
    あの子の身長も決めときましょ」


    エリザ「アタシのイメージやと、何かちっちゃいねんな、あの子」

    小鈴「あー、確かに。170cm超えてるイメージ、全然湧かないわ。
    男の子だったとしても」


    エリザ「どんだけデカくとも、150cm台やな」

    小鈴「口癖『ひぅー』つってるし、小動物系よね」

    エリザ「あ、動物言うたら、毛並みはどないやのん? 髪の色とかも」

    小鈴「そーね、ソコ重要よね。
    『猫』つってたし、フォーマルなイメージも併せて、毛並みは黒ってトコかしら」


    エリザ「ソレだけやと見た目重たいし、髪の毛はちょい茶色系とか。
    金髪とかもかわええかも知れへんな」


    小鈴「あたしの希望としては、あえてのピンク

    エリザ「あえて」

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    小鈴「あたしたちが決めるのは、こんなトコかしらね」

    エリザ「その他の情報は、会議見とる人からの持ち寄りやね」

    小鈴「お便りお待ちしてます、と」

    エリザ「ほんで次回(6月18日)は?」

    小鈴「待受ね。月イチの」

    エリザ「その次で、シュウのプロフィール公開やね」

    小鈴「……何にもご意見来なかったら、あたしたちでテキトーに決めちゃうわよ」

    エリザ「しゃあないな」
    双月千年世界 徒然考察;シュウって……
    »»  2018.06.11.
    シュウ「はい、今回もだらだら考察回ですー」

    小鈴「今回は何やんの?」

    シュウ「ケモノっぽいヒトたちを論じる上で外せない二大要素と言えば、
    『お耳』と『尻尾』ですが、前者の方はこないだお話ししたので、今回は後者っ」


    エリザ「『尻尾』やね(ふわふわ)」

    シュウ「『尻尾』ですねー(さらさら)」

    小鈴「ここぞとばかりにぱたぱたさせてもうらやましくないわよ」

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    小鈴「あ、そもそもだけど」

    シュウ「なんでしょう?」

    小鈴「ふつーの猫とか狐とか、換毛期ってあるじゃん?」

    エリザ「あるな」

    小鈴「アンタらにもあんの?」

    シュウ「ん? んー……」

    エリザ「アタシは無いな」

    シュウ「そうですねー」

    小鈴「あ、そーなの?」

    シュウ「双月世界の人たち限定かもですが、
    わたしも含めたこっちの獣人の皆さんには無いみたいです。
    ふわふわ系の人は夏でも冬でもふわふわしてますし、
    さらさら系の人も、いつでもさらさら」


    エリザ「季節っちゅうか、地域性が出るっぽいな。
    アタシが住んでるんはわりかし温暖なトコやし、
    寒いトコに住んどるロウくんに比べたら、さらさら度合いが強いと思うで。
    実際そんなフカフカ触り倒して比較したコト無いけどな」


    小鈴「まあ、普通好きでもないおっさんの体、ベタベタ触ったりしないもんね。
    んじゃ、暑い地域だとさらさら系、寒い地域だとふわふわ系って感じかしら。
    ……あ、やっぱ尻尾って、歳取ったらハゲたりすんの? 耳も?」


    エリザ「多少あるみたいやね。
    おじいちゃんおばあちゃんで、地が見えとる人は結構見た覚えあるわ」


    シュウ「毛並みも悪くなるみたいですよ。
    近所のスーパーでご年配用の毛染めとかコンディショナーとか、見たコトありますし」


    小鈴「生活感出てきたわね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「毛染めで気になったんだけど、耳とか尻尾とか、染めたりすんの?
    『黒いと重たく感じるから茶色にしちゃお★』みたいな」


    シュウ「染める人もいるみたいですよ。
    でも耳も尻尾もわりとデリケートなトコなので、
    よっぽどじゃなきゃ染めないです

    エリザ『白猫夢』第5部のんは、よっぽどやったっちゅうコトやね」

    小鈴「二人は染めてみたいと思う? 刺激無い染料があったとしたら」

    エリザ「アタシは自分の毛並み気に入っとるから思わへんなぁ」

    シュウ「ちょこっとやってみたい気はします。髪の毛の色と一緒にしてみたいなーとか」

    小鈴「ソコでこないだのイラストをちょこっといじってみたものがこちら」



    シュウ「……んー? うーん……?」

    エリザ「イメージと実際は異なる場合があります、ちゅうヤツやな」

    シュウ「やっぱり元のままが一番かもですねー」
    双月千年世界 徒然考察;尻尾
    »»  2018.07.09.
    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    エリザ「何しとん?」

    シュウ「なんか机の上にぬいぐるみ置いてあったんで。
    可愛いですね、この黒猫ちゃん」


    小鈴「んふふ」

    エリザ「どないしたん、ニヤニヤして」

    小鈴「ぬいぐるみのタグ見てみ」

    シュウ「タグ? ……えっ!?」

    エリザ「『克大火謹製』ってマジか?」

    小鈴「コネ使って作ってもらった」

    シュウ「な、なんか夜中に勝手に動き出しそうなマジックアイテムに見えてきた……」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うわけで今回のお題は、双月世界における『神器』について」

    小鈴「本来の意味としては『カミサマからもらったアイテム』みたいなもんだけど、
    双月世界だと違う意味も含まれるのよね」


    エリザ「『カミサマから~』っちゅう意味もあるねんけど、もう一つ、
    『異様に性能の良い武具』っちゅうのんもあるな」


    シュウ「どーやって作るのかはよく分かりません。企業秘密ってやつですね」

    小鈴「神器を作れるのは、現時点では克一門とモールさんと、
    ネール公国のお抱え職人だけってコトになってるわね」


    エリザ
    多少の例外はあるみたいやけどな」

    シュウ「で、その『異様な性能の良さ』って何なのかってことなんですが、まず『頑丈さ』。
    紙でも神器化したら、火を点けても燃えませんし、金属ならちょっとやそっとの衝撃でも壊れなくなります


    小鈴「後は、すごい魔力を持ってるコト。魔力の説明はまた今度するとして、
    神器化するとたった一振りの刀でも、ちょっとした工場や発電所並みの出力を出せたりするって話よ」


    エリザ「ホンマに神話っちゅうか、おとぎ話っぽいっちゅうか。
    コレ使い所間違えたら、黄輪さんの嫌いな安直チートもんの話になるよなぁ」


    シュウ「ご使用には細心の注意を! 色んな意味で」

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    シュウ「で、このぬいぐるみってただのぬいぐるみ、……ですよね?
    神器化とかそう言うの、特に無いですよね?」


    小鈴「何にも聞いてないから、そうなんじゃない?」

    エリザ「分からへんで? アイツ、大事なコト言いよらへんやん。わざとかうっかりか知らんけど」

    小鈴「……確かにねー」

    シュウ「大火さん作って聞いちゃうと、怖くて触れない……」

    エリザ「さっきまで普通になでなでもふもふしとったやん」

    シュウ「さ、さっきはさっき、今は今ですよぉ……」
    双月千年世界 徒然考察;『神器・1』
    »»  2018.08.06.
    シュウ「はーい今回は徒然考察回。わー久しぶりですねー」

    エリザ「当てこすりやめーや」

    小鈴「したくなる気持ちも分かるけどね」

    シュウ「だって、前回いつでしたっけ?」

    エリザ「えーと……8月6日やな」

    シュウ「『DW』2回挟んで、2ヶ月半前ですよね」

    小鈴「連載好調だったからいいじゃん」

    シュウ「黄輪さん的にはソレでいいでしょうけども。わたしたち的にはヒマでヒマで」

    エリザ「アタシは忙しかったで。『琥珀暁』第4部でアレやコレや頑張っとったし」

    シュウ「あ、そうでしたね。先にソレ、告知した方がいいですよね。
    と言うワケで第4部の連載開始時期についてですが、来週の火曜日、10月23日からになります!」


    小鈴「こっちは前回更新(第3部終了日)が4月18日。半年ぶりね」

    エリザ「今年一杯続くみたいやで。60話以上になったし」

    シュウ「ちなみにどんなお話に?」

    エリザ「海の向こう行ってソコの人らとなんやかんやする話や」

    小鈴「超ざっくりーぃ」

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    小鈴「んで、今日は何話すの?」

    シュウ
    こないだ話した『神器』の延長線みたいな感じですー。
    前回は『定義』について話してましたが、今回は『素材』について掘り下げていきます」

    小鈴「素材? あー、そう言や前回、『紙でも金属でも』って言ってたわね」

    エリザ「ちゅうコトは、何でも神器にでけるってコトになるわな。
    ……っちゅうかな、ある程度のコトはアタシ、先生から聞いとるんよ」


    小鈴「お、今回はエリザ解説?」

    エリザ「ほなチョイっと。
    確かに紙でも何でも神器化でけるのんはでけるねんけど、やっぱり元の素材が良おなかったら、性能もソレなりになってまうんよ。
    ちなみにアタシと先生の杖は……あーと、ほら、アレや、……ナントカ言う超ええ感じの合金やねん」


    小鈴「そらナントカ言うでしょうよ。うろ覚えもいいトコじゃん」

    シュウ「ちなみに大火さんの刀は『ミスリル化チタン鋼』製らしいです。名前だけでもすごそう」

    小鈴「あのさ、ソコがよく分かんないんだけど」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「『ミスリル化』って何? 公安の人らと一緒に央北行ってた時にチラっと聞いたけど、あの時切羽詰まってたから、何が何だかって感じのままなのよね」

    エリザ「えーと……アレ何やったかいな、アハハ、思い出せんわ、……アレやねん……アレ……、あーココまで出かかっとるんやけど……あーあーあー、そうそうそうそう、……あ、ちゃうわちゃうわ、アハハハ全然思い出せんわ、傑作やな、……はぁ~ぁ、あー……Zzz……お花畑や~……

    小鈴「寝るなっ。そして渡るなっ」

    エリザ「おっ、おぅ?」

    小鈴「一人で新喜劇ネタやってないで、話の輪に戻る」

    エリザ「あ、ゴメンゴメン」

    小鈴「アンタ第4部でもチョコチョコ挟んでたでしょ。……話戻すわよ」

    エリザ「あー、と。『ミスリル化』が何のコトやっちゅう話やったな。
    ざっくり説明するとな、魔力の『極』とか『属性』みたいなんを付けとんねん」


    シュウ「どゆコトでしょう?」

    エリザ「『極』はアレや、磁石のN極とS極みたいなヤツや。言うたら着磁やね。
    ある性質や系統の魔術を強化したり、違うタイプの魔術を防いだり弾いたりでけるんよ。小鈴がさっき言うてた話に出てきたんは防御特化のヤツで、克くんが使てるんは攻撃特化なんやろな」


    シュウ「話の中では『魔術の威力を増加させたり、無効化できたり』って説明がありましたねー」

    エリザ「同じ話やね。ほれ、RPGとかのゲームでよおあるやろ? 火属性の武器で氷属性の敵叩いたらむっちゃ効いたり、逆に火属性の敵はへっちゃらってアレや」

    シュウ「あ、なーるほど」

    小鈴小鈴「ってコトは、場合と相性によっちゃ、ミスリル化した盾でも防げないかもってコト?」

    エリザ「せやね。『マジックシールド』みたいにまんべんなく防げる系もあるけど、まんべんなくっちゅうのんは、『何に対しても言うほど効かへん』っちゅうコトでもあるからな。市販のやっすい風邪薬みたいなもんや」

    小鈴「熱、のど、鼻水、咳、その他風邪の諸症状なんでも抑えます! ……みたいなコトCMで宣伝しといて、飲んでみたら眠たくなるだけ、みたいなアレね」

    シュウ「なんだかんだ言って、ちゃんと効くのはちゃんと症状別に処方されたヤツですもんねぇ」

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    シュウ「長くなっちゃったので明日に続きます!」

    エリザ「アタシのせいか?」

    小鈴「今回は結構しゃべったもんねぇ」
    双月千年世界 徒然考察;『神器・2』
    »»  2018.10.15.
    シュウ「と言うワケで昨日の続きです! 『神器』ってなーに、の第3回!」

    エリザ「ココまででまとまったんは、
    1. 神器、めっちゃ凄い
    2. ええ素材使たらええ出来になる
    3. ミスリル化で味付け
    の3本やな」


    小鈴「日曜アニメの予告かっ」

    シュウ「あとは何を話すんですか?」

    小鈴「今まとめた分だけじゃ説明できないコトがちょこちょこあるでしょ?
    例えば鈴林のコトとか、晴奈や葛ちゃんが見た幻みたいなアレとか」


    エリザ「ソレはアタシもよー分からん」

    小鈴「克一門の人くらいじゃないと説明できないんじゃない?」

    シュウ「……呼びますぅ?」

    エリザ「誰を?」

    小鈴「呼べるの、……って言うか呼んでホイホイ来てくれるの、1人だけじゃない?」

    全員「……あの子かぁ~」

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    シュウ「と言うワケで呼んだところ、即来ちゃいました。『テレポート』で眼の前に」

    ???「おうオレだ! 待たせたな!」

    小鈴「どーも天狐ちゃん」

    天狐「おっす」

    シュウ「克大火の七番弟子の片方、克天狐ちゃんです!」

    エリザ「片方?」

    天狐「色々あんだよ。詳しいコトは『白猫夢』読め。
    んでお前ら、オレに何聞きたいんだ?」


    シュウ「天狐ちゃんは神器製造のエキスパートと言うコトですが、
    鈴林さんみたいなのを造るのも、神器の範疇なんでしょうか?」

    天狐「ソレはまた別の話だな。
    ベースとなってる魔杖は確かに神器だけど、そん中に鈴林の意識っつーか魂っつーか、人格みたいなのが入ってる。
    同じようなやり方は、実は難訓も人形でやってんだよ。アイツらの体も神器製なんだ。
    だから体は滅法頑丈だし、魔術も効きにくいしバカみてーに高出力だし」


    小鈴「そー言やその人形が、『ミスリル化チタン鋼とミスリル化シリコンゴムでできてる』って言ってたくだりあったわね」

    エリザ「ほな、鈴林ちゃんとその人形さんらは兄弟……、ちゅうか親戚みたいなもんなんか?」

    天狐「『親』が違うからなー。言って従兄弟くらいだろーな」

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    シュウ「ソレでは次に、晴奈さんや葛さんが見た謎現象についてお聞きします」

    天狐「なぞげんしょー?」

    シュウコレとかコレとか」

    天狐「分かるかそんなもん」

    小鈴「えっ」

    エリザ「えっ」

    シュウ「わ、分かんない……んですか?」

    天狐「ソレな、多分ソイツらの妄想だもん。いや、妄想っつーか、想像力豊かすぎっつーか」

    シュウ「えっ、……えぇー……」

    天狐「だってそんなワケ分からんもん、オレも親父も付ける趣味ねーし、付ける意味もねーし。
    となりゃソイツらの方に原因があるってコトだろ?」


    小鈴「言われてみれば晴奈、想像力豊かなタイプだしね。
    その血引いてる葛ちゃんも、メルヘンみアリアリなのかも」


    天狐「でも晴奈の姉さんの血筋っつっても、月乃なんかガチのリアリストだから、
    仮にオレが神器プレゼントしても、桜や蒼天なんか見やしねーだろーなぁ」


    エリザ「ファンタジーやからってソコにおるキャラが全員、アタマお花畑ってワケや無いもんな」

    天狐「強いて言うなら、小鈴が言った通り元々から感受性が高いトコに、
    神器って言う滅多にお目にかかれねーモノ見て、インスピレーション湧いたんだろーよ」


    シュウ「じゃあ人によっては見られる、ってコトですか?」

    天狐「そーなるな」

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    天狐「ってワケでホレ」

    シュウ「えっ、……と? コレは前々回にいただいた猫ちゃんぬいぐるみですが……、コレが何か?」

    天狐「色々いじってみた」

    シュウ「い……色々?」

    くろねこ「……」

    シュウ「な、なぜかこっちを見つめているような気がする……」

    天狐「お前も触ってみたら何か見えるかも知れねーぜ」

    シュウ「え、え、と」

    天狐「ホレ(ひょい)」

    シュウ「そ、そのー、……あ、小鈴さんとかエリザさんとかどうで、……す、……っていない!?」

    天狐「いーから、ホレ(ぐいぐい)」

    シュウ「う、……は、はい」

    天狐「なんか見えたか?」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「どーよ?」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「おーい」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「あっ、ヤバいヤツだコレ」



    シュウ「……(もふもふ……もふもふ……もふもふ……)」



    ※ぬいぐるみはこの後天狐ちゃんが回収・封印しました。

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    エリザ「ちゅうワケで次回更新やけども」

    小鈴「次は10月22日。携帯待受回ね」

    エリザ「で、翌日がいよいよ『琥珀暁』第4部の連載開始やね」

    小鈴「乞うご期待!
    ……シュウ、大丈夫かしらね」


    エリザ「なんやもふもふもふもふつぶやいとったけど……」
    双月千年世界 徒然考察;『神器・3』
    »»  2018.10.16.
    シュウ「あー……なんだか頭がクラクラします……」

    小鈴「あなた つかれてるのよ」

    シュウ「何で棒読みなんですか……? あれ? くろねこちゃんは?」

    小鈴「さあ? そんなの あったっけ」

    シュウ「え? いや、ほら、大火さん作だって小鈴さんが紹介してたじゃ……」

    小鈴「なんの ことかしら」

    エリザ「わるい ゆめ でも みたんと ちゃう?」

    シュウ「なんなんですか、二人して? ……まあ、はい、じゃあもういいです。ところで……」

    小鈴「どしたの?」

    天狐「……! ……!(音調室で手をバタバタ振りながら何かを叫んでいる)」

    シュウ「ブースの向こう側に天狐ちゃんがいるんですが、なんででしょう?」

    天狐「……! ……!」

    小鈴「さあ? あたしたちのお仕事見に来たんじゃない?」

    天狐「……! ……!」

    小鈴(さっさと帰ってよ。シュウが
    前回のアレ思い出しちゃうじゃん)

    天狐「……! ……!」

    エリザ(マイクボリュームをくいーっと)

    天狐《いー加減にしろよお前らッ!
    前回のヤツ何なんだよっつってなんべん言わせんだよ!?》


    シュウ「うひゃあ!? お、おっきい声出さないで下さいよ! こっちイヤホンしてるんですからぁ」

    天狐《いーからドア開けろっての!》

    小鈴「ちなみに『テレポート』使えばいいじゃんと思ってる人がいると思うけど、あの術、短距離はダメらしいのよ。
    新幹線で東京駅から有楽町に行こうとするようなもんでね。『テレポート』のパワーじゃ、
    止まりきれずに品川まですっ飛んでっちゃうらしいわ」


    エリザ「そのネタ関西人には分からんで。
    そっち界隈で言うたら、大阪駅から新大阪へは新幹線で行けんでっちゅうコトやな」


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    天狐「ぜーっ……ぜーっ……」

    シュウ「と言うワケで無理無理入って来られました」

    小鈴「どうしたのよ? アンタもう帰ったんじゃないの?」

    天狐「あのままで帰れるかっつーの。オレの回答、『違う』『分からん』『知るか』で終わりじゃねーか」

    エリザ「そらカッコ悪いな。せっかく専門家呼んどいてソレはなぁ」

    天狐「だから今回はオレにもうちょっとマトモなコトしゃべらせろってコトで! なっ!」

    小鈴「だそーだけど?」

    シュウ「何聞けばいいんでしょう?」

    エリザ「ほなアレどやろ? ほら、『白猫夢』で魔力の単位がどーのこーの言うてたヤツあったやん?」

    シュウMPPのコトですか?」

    エリザ「ソレや。いっぺん、ちゃんとした表とか作りたいなー、……って」

    シュウ「黄輪さんが言ってました」

    天狐「はぁ? まあ、作れってんなら作ってみるけどよ」

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    天狐「ってワケで作ってみた」

    数値規格説明用途、存在例など
    1~10微弱主な魔力源の無い状態空気や一般的な土壌中
    10~100軽度多くの人間や動植物に含まれる量有機物
    100~500中軽度水晶などの鉱石に含まれる量魔杖、試験用・家庭用の魔術バッテリー
    500~1,000中度銅や銀、金などの金属に含まれる量軍用・工業用の魔術バッテリー
    1,000~5,000中強度人工的に精製された魔力結晶に含まれる量中小規模の施設、船舶、重車輌、神器
    5,000~10,000強度上記素材を多重的に合成して出力可能な量大規模工場、発電所などの大型施設
    10,000~超強度上記の技術や素材の限界を遥かに超える出力克大火、モール、他


    天狐「こんなトコだな」

    小鈴「発電所より克さんの方が大きいのね、出力」

    エリザ「まさに人間火力発電所やー」

    シュウうおォン

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    シュウ「と言うワケで急遽、天狐ちゃん回がもひとつ差し込まれたワケですがー、……満足されました?」

    天狐「そこそこ、な」

    小鈴「また出たそうな顔してる」

    天狐「ま、連チャンすんのも大人げねーから、今回はコレで帰るわ。……また呼べよ?」

    エリザ「はいはーい」

    (天狐ちゃん退室)

    シュウ「と、まあ。連載開始前に詰め込んできましたけども」

    小鈴「2ヶ月半も音沙汰無かったと思ったら、いきなりのボリュームよね」

    エリザ「良かったやん。3日連続も出番あったで」

    シュウ「ですねぇ。……と言うワケで、『琥珀暁』第4部の開始は次週、10月23日から! お楽しみにー!」
    双月千年世界 徒然考察;『MPPスケール』
    »»  2018.10.17.
    「琥珀暁」第4部の地図と、「衝北伝」「奸智伝」における、「ゼロ軍+友軍」対「帝国沿岸方面軍」の進行ルート。



    まず第4部の地図。


    こうして地図上で見てみると、ノースポートとホープ島はあまり距離が無いようにも思え、
    「この島もしかして、ノースポートから見えたんじゃないか?」と言う疑問もあるかも知れませんが、
    世界地図の幅が2,400ピクセル、現実の地球における赤道の長さ(つまり地球上の、最も円周が大きくなる箇所)
    が40,000kmなので、双月世界と現実世界が同じ大きさと考えた場合、1ピクセル辺り16.67kmの長さ。
    そこからノースポート-ホープ島間の距離を計算すると、およそ80ピクセル分。
    つまり1,300km以上開いていることになります。東京都から八丈島までがおよそ300kmなので、この4倍強の距離。
    現実に即して考えると、まず間違い無く見えません。
    行くにしても、この当時の漁船のような小型木造船で航行可能な距離は恐らく往復300kmにも満たず、
    そんな小舟で「ずーっと行ってみたら」、確実に往路の途中で難破します。
    ……改めて考えてみると、本当に杜撰で無謀かつ、非現実的な上に非人道的な航海だったんだなぁ、と。
    現実の歴史ではコロンブスが無茶な航海を強行したせいで反乱を起こされ、殺されかけた事例が知られていますが、
    よくイサコは反乱も処刑もされず無事に漂着、いや、到着できたもんだなぁ、と。



    地図上の、緑の線で囲ってあるところがいわゆる「沿岸部」。
    北方大陸は名前通りに北の方にあり、双月世界では相当日照時間が短く、厳しい寒さが続くところです。
    双月千年世界を通し、作中では「北方唯一の不凍港」として扱われているテプロイモア(グリーンプール)も、
    一年中使えるわけではなく、厳寒期には凍ります。
    当然、その間の漁業はできるはずも無く、「火紅狐」以降の時代のように貿易が行われていない時代のこの街は、
    相当食べるものに苦労していたことと思われます。虎獣人の人たちはよく我慢できたなぁ
    (閑話――ジョジョの奇妙な冒険第6部に、『最初にキノコを食べた者を尊敬する』と言うセリフが登場しますが、
    この北方の地で最初にキノコとかフグを食べるような奴は、絶対に虎獣人なんだろうなぁ、って)
    恐らく、熊獣人や虎獣人の人たちは、帝国の植民・人種隔離政策上の措置として、
    貧しい土地へと追いやられて行ったんだろうな、と考えられます。
    21世紀における人道上の観点から考えれば考えられないレベルの最低な施策ですが、
    まだ海の向こうに人がいるかどうかも、って程度の時代だと、ちょっとでも形が違うなって人たちを、
    同じ「人間」として見られなかったのかも知れませんしね。



    さて、堅い話を続けてしまいましたが、本番はここからです。



    「衝北伝」におけるゼロ軍とユーグ王国軍による混成軍と、帝国沿岸方面軍(以下『沿岸軍』)との戦いについて。
    結論から言うと、沿岸軍は沿岸部にいる人たちのことを劣等人種と見下し、舐めきっていました。
    恐らく上述の人種隔離政策が行われたのも、皇帝ジーンが「自分たちと程度の違う賤民を遠ざけよう」と図ったため。
    そうした理由から、斥候もろくに行わないばかりか、前線もまともなものを構築せず、
    街道のど真ん中に本陣を構える形を採っていました。
    「十把一絡げの賤民が大勢攻めてきたところで我々のような選ばれし者たちが負けるはずも無い」
    とか何とか、ぬるーいことを考えて。
    が――十字軍がイスラム教圏で撃退されたのもしかり、ヨーロッパと盛んに交流していた清国が明国を下したのもしかり。
    レベルの違う文明国と、あるいはそれらと接触・交流した勢力と戦闘したらどうなるか、結果は火を見るよりも明らかと言うもの。
    ハン率いる遠征隊とユーグ王国の混成軍は、あろうことか正面突破で沿岸軍を蹴散らしてしまいました。
    勝因としては、
    ・沿岸軍が見張りも何も立てずにぐっすり眠っていた
    ・沿岸軍がまともに情報収集せず、遠征隊と王国軍の結託を把握していなかった
    ・沿岸軍が混成軍に対し、圧倒的に少ない人員しか投下しなかった
    など、明らかに沿岸軍の落ち度が目立ちます。
    作者の僕としては勿論、ハンたちの側を無条件でひいきするものですが、それにしたって、
    沿岸軍はもうちょい相手を知るべく動いた方が良かったのではと思います。
    兵士一人辺りの強さとしては沿岸部に軍配が上がりますし、もっと頭を使って戦えば、結果はずいぶん違ったはず。



    と言って、頭を使っただろうにこの体たらく。



    前回の敗北で流石に学んだらしく、ある程度は情報収集したようです
    で、メンツの問題もあるので、今度は勝てる相手に勝たなきゃいけないとばかり、ミェーチ軍団に攻撃を仕掛けました。
    ……が、この行動も混成軍側の智将エリザに読まれてしまっており、彼女が仕掛けた戦略、
    即ち「ミェーチ軍団がクラム王国・ノルド王国と結託する」と言う、
    沿岸軍にとって決してありえない、想定外の流れに呑み込まれ、ミェーチ軍団へ向けた軍勢は殲滅。
    監視基地に残っていた兵力もハン率いる別働隊に叩き潰され、沿岸軍はあっけなく壊滅しました。

    ちょっと年をまたいでしまいますが、後もうちょっとで第4部も終了です。次は多分6月くらい。
    沿岸軍の惨憺たる戦果を踏まえて、帝国軍も次はもっと、手強くなっていくはず。
    果たしてエリザはその上を行くのか。そしてハンはエリザ(とクー)の無茶振りに耐え切れるのか。
    乞うご期待。
    双月世界地図;琥珀暁(第4部)
    »»  2018.12.31.
    シュウ「みなさん、お久しぶりですー」

    小鈴「どーもー。……って、あれ?」

    シュウ「エリザさんですか?」

    小鈴「そーそー。今日はいない感じ?」

    シュウ「ローテが組まれまるようになりました」

    小鈴「ローテ?」

    シュウ「この徒然ナントカも結構やって長くなって来たので、
    メンツをちょっと変えてみたくなったんだとかって、黄輪さんが」


    小鈴「へー。んで、あたしはこのまんま?」

    シュウ「次回はお休みの予定ですねー」

    小鈴「あー、そんな感じ。で、ローテってコトは、誰かが代わりに入るってコトよね」

    シュウ「そーですそーです。と言うワケで、今回来てくれたのはこの人です」

    パラ「はじめまして」

    小鈴「どーもー。えーっと、アンタは確か、『白猫夢』の……」

    パラ「はい、『白猫夢』にて登場いたしました、パラ・フラウスと申します。
    3年前の更新報告でシュウと共に出演した経験により、今回起用されました。
    よろしくお願いいたします、小鈴さん」


    小鈴「はいはーい。あ、小鈴でいいわよ。エリザも多分同じコト言うかも」

    パラ「承知いたしました、小鈴」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「んで、今回ナニ話すの?」

    シュウ「えーと……、今回はですねー」

    パラ「『あともう一名追加するとすれば誰が良いか』とのことです」

    シュウ「なにソレ?」

    シュウ「今のところ、『蒼天剣』からは小鈴さん、『白猫夢』からはパラさん、
    『琥珀暁』からはエリザさんが出演してるんですけども、
    じゃあ『火紅狐』だったら誰を出そうかってコトらしいです」


    小鈴「ローテは5人体制で行くってコトね。んで、候補は誰がいるの?」

    パラ「主要な女性登場人物としては、
    ランニャ・ネール氏、ルピア・ネール氏、イール・サンドラ氏辺りでしょうか」


    小鈴「女性? ……っつってもそーか、この中に突然オトコ来ても困るわよね。あたしらもソイツも」

    シュウ「そもそも黄輪さん、ハーレム系漫画好きじゃないみたいですしね。
    ソレより女の子がゆるゆるお話ししたり部活で頑張ったりてさぐったりしてる系が好きみたいです」


    小鈴「『る』が『り』になってんじゃないでしょうね、ソレ?
    ま、ソレはおいといて、誰呼ぶって話よね」


    シュウ「わたしはネール家のヒトたちに一票です」

    小鈴「なんで? まさかアンタ、イール嫌いだったりすんの?」

    シュウ「や、そうじゃなくてですね、ほら、猫属性が被ると言うか。同じ黒猫ですし」

    小鈴「『猫被り』ねぇ。でもソレ言ったらあたしとパラも長耳で被るけど?」

    パラ「イール氏を起用した場合、もう一点問題が発生いたします」

    小鈴「問題って?」

    パラ「氏の口調は小鈴と類似する点が多く見受けられます」

    小鈴「あ、ソレはこのコーナーだと確かに致命的かも。セリフばっかだし。
    んじゃ、悪いけどイールは除外せざるを得ないわね」


    シュウ「お母さんか娘さんか、どっちかですね」

    小鈴「でもさ、そのどっちかで考えてみたら、ルピアはきつくない?」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「あたし姉御キャラじゃん? エリザもだし。
    ソコにも一人姉御キャラ放り込んだら、話がまとまんなくなりそうなんだけど」


    シュウ「あー……」

    パラ「十分に想定し得る状況です」

    シュウ「そう考えると、一択ですねぇ。ソレじゃ『火紅狐』からは、ランニャさんで決まりですね」

    パラ「決定を踏まえ、ローテーション表を作成いたしましょうか?」

    シュウ「どーでしょ? いらないかも」

    小鈴「同感。新しいコトやるっつって出るメンバーが結局固定じゃ、代わり映えしないし」

    シュウ「その場の雰囲気で出演者が変わる感じです。
    と言うワケで次回はわたしとパラさんと、ソレからエリザさんとランニャさんの4人ってコトで」


    パラ「承知いたしました」
    双月千年世界 徒然考察;『番外。ローテーション組みます』
    »»  2019.01.28.
    シュウ「はいみなさんこんにちはー」

    エリザ「こんにちはー」

    パラ「こんにちは」

    ランニャ「こ、こんにちはっ」

    シュウ「と言うワケで徒然考察シリーズ、今回から2名追加。
    パラさんとランニャさんです」


    パラ「改めまして、はじめまして」

    ランニャ「よろしくお願いしまっす!」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですがー。……じー」

    ランニャ「……な、なんだよ?」

    シュウ「ズバリ聞きます。ランニャさん、3サイズお願いします」

    ランニャ「はあ!? なんでだよ!?」

    シュウ「と言うのも、今回の議題が『双月世界の獣人、みんなドコがどう違うの?』って話でして」

    ランニャ「それとあたしの体型がどー関係すんのさ?」

    エリザ「黄輪さん、こないだツイッターでイラストを掲載がてら、
    狐と狼の描き分け方が分からへん』って質問したんよ」

    パラ「その際に矢端想様よりいただいたご返答がこちらです」

    ランニャ「……だからどう言うことだってばよ?」

    シュウ「この回答を黄輪さんなりに吟味して、こーゆー特徴づけをしたみたいです」
    • 狼は体幹ががっしり → 狼獣人は体が締まってる
    • 狼はタテガミがワイルド → 見た目が鋭い、クール系
    • 狼は耳と尻尾が小さい → 肉体的なアピールポイントが控えめ

    ランニャ「ごめん、ピンと来ない」

    エリザ「つまりな、控えめなんちゃうやろか、低脂肪なんやないか、……って」

    ランニャ「んん??」

    パラ「つまり……(ヒソヒソ……)」

    ランニャ「……うん……うん……あ?」

    エリザ「わ、スルドいお顔」

    ランニャ「控えめでも低脂肪でもないっ! あたしはそれなりにある! ある方だ! 多分!」

    シュウ「ソレじゃ教えて下さい。おいくつですかー?」

    ランニャ「えっ、……あー、と、……上から、……85、56、87」

    エリザ「ウソやな」

    シュウ「ウソですね」

    ランニャ「なっ、なんで分かるんだよ!? ……あっ」

    パラ「外見から判断した結果、1番目および2番目のデータとの相違が見られます」

    シュウ「パラさん、ちなみに外見から計測したデータはおいくつです?」

    パラ「身長は172.22cm、バストは82.84cm、ウエストは59.39cm、ヒップは87.12cm。バストサイズはBに該当します」

    ランニャ「(顔を真っ赤にしてパラをにらみつけつつ黙り込む)」

    シュウ「でもスレンダーで全然ナイスなバディじゃないですか。……わたしなんて(くすん)」

    エリザデカすぎてもえーコトあんまり無いで? 重たいし、狭いトコ通ると擦れて痛いし」

    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」

    シュウ「わたしだってくやしいです……!」

    エリザ「ちなみにパラはどないなん?」

    パラ「わたくしは平均かつ適正の体型として設計されております故。
    身長は155cm、バストは84cm、ウエストは59cm、ヒップは84cm。バストサイズはD相当です」


    シュウ「……天狐ちゃんに相談してみようかなぁ。BからせめてCにはしたいです」

    ランニャ「つっても天狐ちゃんだってつるぺたじゃんか……。望み薄だよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「話が長くなった上にわたしとランニャさんの気力が尽きました。
    本題は次回で。今日はもう終わりです……」


    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」

    エリザ「一応言うとくとな、次回小鈴来るで?
    あの娘もおっきい方やし、凹んでたら身ぃ保たへんで」


    シュウ「もうこの話題はスルーしたいです……」

    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」
    双月千年世界 徒然考察;『新顔いじり』
    »»  2019.02.11.
    小鈴「はい、そんなこんなで前回の続きよ。ちなみに今回シュウはお休み。
    つっても前回のダメージ大きかったワケじゃなくて、ローテの関係ね」


    ランニャ「パラもお休みか……。大・大・小じゃん。はあ~ぁ……」

    エリザ「言うたやん」

    ランニャ「……ええいっ、悩んだってでっかくなるわけじゃないしっ、もうスルーだスルー!
    でっ、今回の議題は!?」


    小鈴「前回『双月世界の獣人ってドコがどう違うの?』
    ってテーマを全然掘り下げられなかったから、今回こそきちんと話しましょってコトで」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あれ? 前回まとまったのは『狼獣人=アスリート体型』ってコトくらいじゃん。話が横道逸れまくってるし」

    エリザ「ゴメンやで」

    ランニャ「性格とか全然決めてないよな。要は
    こーゆーの作るんだろ?」

    小鈴「改めて設定まとめたいらしーわね」

    エリザ「この記事作ってから5年経つし、ココに書いてはる通り設定が活かされへんくなってたり、追加されたりしとるもんな」

    ランニャ「じゃあ『狼』から固めようか。性格とかどーよ?」

    小鈴「コレは簡単じゃん?」

    エリザ「せやな。みんな大抵似たり寄ったりっちゅうか、ぱっきり2つに割れとるな」

    ランニャ「んん??」

    小鈴「タイプ1、好戦的で直情径行、兄貴肌もしくは姉御肌」

    エリザ「ほんでタイプ2、細いコトをアレやコレや延々悶々考える神経質」

    ランニャ「そんだけか? ……いや、うーん、そう言われればそうなのかなぁ?
    母さんは1だよな。あたしもどっちかって言うとそっち系かも」


    小鈴「『蒼天剣』のウィルバー、『白猫夢』のシャランはそっちタイプね」

    エリザ「あとはロウくんがまんま、このタイプやな」

    ランニャ「じゃタイプ2は? ポンと思い浮かぶのはポーロ叔父さんだけど」

    小鈴「後は『蒼天剣』で言うとウィリアムやワルラスとか」

    エリザ「『白猫夢』で言うたらショウとかマークとかやな」

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    エリザ「ほんなら次は『狐』はどないやろ? アタシがココにおるし」

    小鈴「なんつーか、アレよね。体型はぽっちゃりって言うかふくよかって言うか、まーデッカいアレよね」

    ランニャ「うぐぐぐ……。あ、って言うかさ、それって女ばっかじゃないか。男はどうなんだよ?」

    エリザ「基本、筋肉質やらマッチョやらはおらんな。
    頭脳系で口達者なんばっかりやし、腕に覚えあるようなヤツはまずおらんわ。
    ぽっちゃりくんもわりかしおるみたいやで」


    小鈴「あたしが好きくないタイプばっかね。アタマいいのはともかくとして、もやしくんやふとっちょはちょっとねぇ」

    ランニャ「フォコもそっち系だなぁ。いや、痩せてるんだけどさ、贅肉も無ければ筋肉も無いって感じだし」

    小鈴「性格もソレに出てるわね。策略家インテリ手練手管を使いまくる系」

    エリザ「でも優しい子もちょとおるで。自分で言うんもなんやけど」

    ランニャあれっ、なぜかわかるぞ

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    ランニャ「気付けばまーた長くなっちゃった」

    エリザ「しゃあないな。次回に続くっちゅうコトで」

    小鈴「コレいつまでやんのかしらね?」

    エリザ「次の部もDWもでけてへんからな。しばらくやるんとちゃう?」
    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・1』
    »»  2019.02.21.
    シュウ「今回はポール・ブリッツさんからのリクエストにお答えしまーす……」

    小鈴「テンション低っ」

    ランニャ「そりゃそうだろ。あんたと違って、あたしもシュウもそっちでアピールできないし」

    小鈴「つってもアンタ、こないだエリザにスレンダーなのアピールしてたじゃん。あたしは素直にうらやましいんだけど」

    シュウ「はあーぁ……どうせわたし、幼児体型ですよ……」

    小鈴「すっかりやさぐれちゃってもう」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「とゆーワケで、リクエストは2つ。まず1つめ、『蒼天剣』のキャラ、シリン・ミーシャの体型について」

    ランニャ(声の張りが二割方小さい……)

    小鈴「あの娘、ポールさんお気に入りよね。ファンクラブ会員なのかしら。
    じゃ、いつものマル秘資料から検索、検索ぅ、っと」


    ランニャ「パラから借りてきたよ。えーと……『身長179cm、バスト96cm、ウエスト70cm、ヒップ99cm、Dカップ』らしいぞ」

    小鈴「まー、そんなトコよね。あと、双月世界の虎獣人はみんな大食漢の食いしん坊ってキャラ付けされてるけど、
    この娘も例に漏れず、ね。だから筋肉の上に脂肪が乗ってる感じの体型。ムッチムチよ」


    ランニャ「好きな人は好きそうだなぁ」

    小鈴「だからファンクラブできんのよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「2つめ、『双月シリーズで一番、THE iDOLM@STERの如月千早さんに近い体型なのは』」

    小鈴「婉曲表現っつってたけど、あえて言葉通りに受け取った結果も発表するわね。
    まずは婉曲の方、つまり誰が一番平坦かって話だけど……」


    ランニャ「これ言う必要あるのか?」

    小鈴「まーねぇ」

    シュウ「……ぐっすん」

    ランニャ「ピンと来てない人のために一応説明しとくと、コレはシュウが一位。
    身長144cm、バスト69cm、ウエスト47cm、ヒップ71cm」


    小鈴「オトナと思えないよーな幼児体型ね。あと実際に出演したキャラで言えば白猫とか、天狐ちゃんとか」

    ランニャ「白猫は身長169cm、バスト78cm、ウエスト57cm、ヒップ79cm。
    天狐ちゃんは身長150cm、バスト68cm、ウエスト48cm、ヒップ77cm」


    小鈴「じゃあ次は言葉通りの方。ネットで調べた情報によれば、身長162cm、バスト72cm、ウエスト55cm、ヒップ78cmらしーわよ」

    ランニャ「この数字に一番近いのは……」

    小鈴「コレ、こないだ紹介したティナよね? 身長164cm、バスト73cm、ウエスト53cm、ヒップ78cm。ほぼほぼ一緒」

    ランニャ「まるでモデルにしたんじゃないかってくらい一致したな」

    小鈴「でも黄輪さん、マジでアイマス知らなかったらしーわよ。一部のネタはネットで聞いたコトあるかな、くらいで」

    ランニャ「それでこんだけ寄るんだから、千早さんって平坦のイデアかなんかなのか……?」

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    シュウ「今回はリクエストお返事回でした。次回こそ考察しましょう」

    ランニャ「今回全然話さなかったな、シュウは」

    小鈴「貝になりたいって顔してたもんねぇ」
    双月千年世界 徒然考察;『おっきいのやちっちゃいの』
    »»  2019.02.25.
    シュウ「はい、今日も『双月世界の獣人どんなの』考察はじめまーす」

    小鈴「つっても全然進んでないけどね」

    シュウ「話す度に横道逸れてっちゃいますもんね」

    パラ「とは言え、必要な内容だけを議論していては、記事として成立しないのでは?」

    小鈴「そーよねぇ。ってワケで今回もだらだらしゃべくり倒す感じで」

    シュウ「はーい」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    前回は『狼』さんと『狐』さんのキャラについて話しましたが、今回はどうしましょ?」

    小鈴「アンタいるし、パラも縁深いから、とりあえず『猫』じゃない?」

    シュウ「じゃ、ソレで」

    パラ「これまでの議論の流れからすれば、まずは体型の考察からでしょうか」

    シュウたい……け……い? はじめてきくことばです」

    小鈴「逃避すんな。……まあ、今までで共通して言えるのは、大体平坦ってコトよね。多少例外はあるけど」

    パラ「どのような集団においても例外かつ少数派となる個体が出現する事例は、普遍的であると言えます」

    シュウ「で、ですよねっ」

    パラ「その上で申しますと、シュウの体型に関しては平均を大きく逸脱するものではございません。
    総合した数値としての意味でですが」


    小鈴「つまり平坦。3サイズほぼ一緒」

    シュウ「くすん」

    パラ「言い換えれば中性的、男女の差が最も少ない人種であるとも考えられます」

    小鈴「パッと見、男か女か分かり辛い子は多い気するわね。シュウにしても、最初はどっちなんだかって話だったし」

    シュウ「ちゃんと女の子です」

    小鈴「身長にしてもそうよね。晴奈とか秋也は170cm超えてるけど、男でも女でも大抵160台の子ばっかりで」

    パラ「身長に関しては、シュウは平均を逸脱しておりますね。マイナス方向にですが」

    シュウ「どーせチビですよ……ぐっすん」

    小鈴「性格的にはどんな感じかしら?」

    パラ「わたくしのお母様が申していたところによりますと、非常に真面目であるか、もしくは二心ある人間だ、と」

    小鈴「つまり『クソ真面目か腹黒』」

    シュウ晴奈さんは前者ですね。妹さんは後年、後者になったっぽいですが」

    パラ「お母様も恐らく後者です。悪い人では、……無い、はずですが」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「『猫』はそんなトコかしら。次は何にする?」

    シュウ「『虎』さんとか『熊』さんについては、エリザさんがいる時の方がいいですよね。出演作の内容的には」

    小鈴「じゃ、残ってるのは『兎』ね」

    パラ「体型としては、非常に小柄であることが挙げられます」

    シュウ身長150cm半ばくらいでおっきい方って言われるみたいです。……西方に引っ越そうかなぁ、わたし」

    パラ「一方で、脂肪の付きやすい体質らしく、非常にふくよかな方が多く見られるようです。こちらもの差無く」

    シュウ「と言うコトは、やっぱり色んなトコがたっぷんたっぷんなんですかね?
    ……本当に引っ越して、バストじゃなくウエストが大きくなっちゃったらヤだなぁ」


    小鈴「ソレってさ、チビでデブが多いってコト? ……うーん、なんか、うーん」

    シュウ「筋肉モリモリマッチョマンが大好きですもんね、小鈴さんは」

    小鈴「んふふふふふふ」

    パラ「性格に関しては、芸術性を尊重し、家族主義的かつ排他的であることが多いようです」

    小鈴「よそ者は歓迎されないってコトね。じゃあシュウが引っ越すのはキツいんじゃない?」

    シュウ「かもですねぇ。……でもソレだと、よくネロさん、あそこまで出世できましたよね」

    パラ「よほど傑出した才能があったことは確かでしょう」

    小鈴「現実世界で言ったら、織田信長が現代アメリカにタイムスリップして大統領になるようなもんよね」

    シュウ「ラノベかなんかだったらトンデモ設定もいいところですよね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「またまた長くなっちゃいました! 次回に続きます」

    小鈴「次で種族考察終わりかしらね?」

    パラ「短耳と長耳の考察が残っております」

    小鈴「あー、そっか。あたしもそう言や長耳だったわ」

    シュウ「自分の設定忘れないで下さいね」
    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・2』
    »»  2019.02.28.
    シュウ「はい、今回もだらだらっと」

    エリザ「だらだらしすぎちゃうん? 種族考察始めて1ヶ月以上経つけど、まだ終わってへんやん」

    パラ「特に連載予定も無いそうですので、多少の冗長は許容している模様です」

    シュウ「3月末までにはDWか第5部かのどっちかは脱稿したいって言ってましたよ」

    エリザ「……言うだけならタダやしな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「今回は『虎』さんと『熊』さんの考察ですー」

    エリザ「『
    琥珀暁』やとちょうど、旬の話題やね」

    パラ「恐らく今回エリザがキャスティングされた理由ではないかと」

    エリザ「せやろね」

    シュウ「じゃ、まずは『虎』さんから」

    エリザ「一番の特徴はアレやね、ご飯大好き」

    シュウ「ここ数年ずっと言ってますね、コレ」

    パラ「これまでに登場した主要な虎獣人の多くが食欲旺盛か、もしくは飲食業に従事しているようです。
    勿論、例外は無くはないようではありますが」


    シュウ「って言ってもご飯食べる量について言及してないとか、そーゆー程度ですけどね」

    エリザ「キャラづけし出してからはほぼ全員、大食らいって言うてるみたいやな」

    シュウ「体型もソレに準じる形ですね」

    パラ「筋肉、脂肪ともに付きやすい体質のようです」

    エリザむっちむちやで

    シュウ「性格はどんな感じでしょ?」

    エリザ「今まで見たのんはみんな、単純明快っちゅうかどストレートっちゅうか

    パラ「あまり策を弄するようなタイプでは無いようです」

    シュウ「でも一方で、結構ねちっこいって言うか、根に持つタイプの人もいるみたいですよ」

    エリザ「あー、言われてみたら確かにおるな

    パラ「食に関しても人間関係に関しても、執着心が強いと言うことでしょうか」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「お次は『熊』さんですね」

    エリザ「性格的には静かなのんが多いな。わりと思慮深いヤツが多いで」

    パラ「一方で、いわゆる『腕にものを言わせる』と言うような、粗暴・粗野な方もいらっしゃる模様です」

    エリザ「なまじ筋肉付きやすいから、考えるより先に手が出るようになってまうんやろな。
    ちゅうてもアタシが知っとる『熊』は大体、さっき言うた通りやで。時代差かなぁ」


    シュウ「エリザさんの時代ではまだ、被差別民の扱いですもんねぇ」

    パラ「地域性もあるように見受けられます。北方在住の熊獣人の方は素朴なようです」

    シュウ「中央に移り住んだ方はスレちゃったんでしょうかね……。
    体格に関してはいかがでしょ?」


    エリザ「さっきもちょと触れたけど、基本は筋肉質やね。
    あと、元々寒いトコの人らなせいか、脂肪もかなり付くっぽいわ」


    シュウ「と言うコトは」

    パラ「いわゆる大兵肥満な方が多いと言うことでしょう」

    エリザ「がっしりした体つきの子が多いみたいやな。男でも女でも」

    シュウ「ん、ん? わたし一瞬、とってもグラマラスな人を想像してましたが……」

    エリザ「率直に言うたら固太りしとる人らが多いっちゅうコトやな。
    ちゅうても、『琥珀暁』の頃は太る余裕なんか無いし、実際、第4部までで見たコトあらへんな」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「種族考察もほぼほぼ終わりました。残すは裸耳の方だけ」

    パラ「双月世界では短耳、長耳と呼ばれている方々ですね」

    エリザ「ソレでとりあえず、全種族コンプやね。ちなみに連載の方はどうなん?」

    シュウ「まーだまだ、って感じですね。『やる気次第』って言ってました」

    パラ「考察の議題もそれほど多いわけではございませんし、早急な完成が待たれるところではないでしょうか」

    エリザ「黄輪さんやからな。丁寧と乱暴が同居しとんねん。変なトコ細かいクセに、ところどころテキトーにしよるから。
    せやから何ヶ月もほったらかしにしとったり、かと思ったらいきなり2作でけてしもたり」


    パラ「氏は計画やプロットと言えるものに関して、あまり注意や関心を払わない性質の方ですから」

    シュウ「3月後半に進捗のコト一回も言い出さなかったら、まず完成してないってコトでしょうね」
    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・3』
    »»  2019.03.11.
    小鈴「はい今回は考察回。久々じゃん」

    パラ
    前回更新が3月11日ですので、ちょうど1ヶ月ぶりの開催です」

    エリザ「色々やっとったからな。絵ぇ描いたり絵ぇ描いたり、あと絵ぇ描いたりとかな」

    小鈴「絵ばっかじゃん」

    パラ「……」

    小鈴(あ、なんか寂しそう)

    エリザ(無表情なんが逆に『っぽさ』出しとるよな)

    小鈴「あー、と。次は描いてもらえるわよ、描くっつってんだし」

    パラ「強く期待しております」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「強く期待しております」

    エリザ「大事やけどもわざわざ二回言わんでも」

    小鈴「シーン転換を利用しての強調……本気ね」

    エリザ「とりあえず本題はじめよか。何やったっけ?」

    小鈴「種族考察ラストね。短耳と長耳」

    エリザ「アタシらが『裸耳』言うてる人らやな」

    小鈴あたし長耳

    パラ「わたくしも長耳です」

    エリザ「ほな先に長耳さんからやね。特徴言うたら……」

    パラ「エルフとも呼ばれ、一般には青年期の長さと魔力の高さが挙げられます」

    小鈴「エルフつっても海外のハイファンタジーみたいに千年万年生きられるワケじゃないわよ。
    双月世界だと、長生きな人でも100年ちょいが限界。現実のご長寿さんと一緒ね」


    パラ「魔力に関しては、これまでの作中で長耳の方の多くが魔術を使用している描写がございますね」

    小鈴使えないっぽいのもちょくちょくいるけどね」

    エリザ「体格的には標準っちゅうか、全平均っちゅう感じやね」

    小鈴鍛えれば筋肉付くしおっきい子やちっちゃい子もいるし

    パラ「わたくしは身体のスケールに関しては、完全に平均値だそうです」

    小鈴「知ってる? いわゆる『美人』って、色んな人間の平均ぴったりド真ん中なんだって説

    エリザ「ちゅうコトは遠まわしにパラ、自分を美人さんや言うたな」

    パラ「そ、そんなつもりでは……///」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「お次、短耳やね。短耳のモデルでちょうどええのんはー……」

    小鈴アンタんトコのハンくんとか、あたしんトコにもいるわね」

    パラ「両者に共通するのは頑健な肉体であることですね」

    エリザ「言い換えたら適応力が高いねんな。寒かろうと暑かろうとわりと平気な顔しとるわ、あの子。
    訓練の賜物とか言うとるけど、体質もあるやろな」


    パラ「知性も双方、相応に高く見受けられます」

    小鈴「何に対してもソツ無い感じなのよね。苦手が無いって感じ」

    エリザ「逆に言うたら突出したステータスはあらへんっちゅうコトやな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「と言うワケで双月世界の人種8種、全部揃ったワケやけども」

    小鈴「コレを踏まえてもっかい、人種紹介ページ作るらしいわよ」

    パラ前回の記事から5年ぶりとなります」

    小鈴「そう言や昔、それぞれの種族に紹介画像付けたいみたいなコトをどっかで言ってたけど」

    エリザ「今やったらでけるな」

    パラ「その折には是非、わたくしを取り上げていただきたいですね。
    強く期待しております


    エリザ「三回も言いよったわこの子」

    小鈴「あたしの可能性もあるわよ?」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「できたらしーわよ、DW12」

    エリザ「今んトコ、いつものようにイラスト発注中らしいで」

    小鈴「で、アンタの活躍の方は?」

    エリザ「……まーだまだや」

    小鈴「進捗は?」

    パラ「お 聞 き に な り た い の で す か ?」

    小鈴「……やっぱいいや」
    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・4』
    »»  2019.04.11.
    ???「……」

    ランニャ「なんか音調室からむっちゃにらまれてんだけど」

    パラ「左様ですね」

    ???「……」

    ランニャ「なんか言ってないか?」

    パラ「マイクボリュームがオフになっているようですね(くいっ)」

    ???《……なー……っかり……》

    ランニャ「ん?」

    パラ「もう少し上げてみましょう(くいくい)」

    ???《いーなーお前らばっかりなー》

    ランニャ「へ?」

    パラ「察するにわたくしたちのイラストの件ではないかと」

    ランニャ「って言うと、……って言うかとりあえず、こっち来てもらう?」

    パラ「左様ですね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    天狐「よお」

    ランニャ「むっちゃ不機嫌そう」

    天狐「不機嫌にもなるっつの。
    お前らばっかりイラスト描いてもらってていーなーって」

    ランニャ「でも天狐ちゃん、いっぱい描いてもらっってんじゃん黄輪さん以外にも描いてもらってるらしいし」

    天狐「ソレはそーなんだけど、そーなんだけどもよ」

    パラ「天狐ちゃんが仰りたいのは、私服イラストが無いと言う点についてではないかと」

    天狐「そー、ソコソコ

    ランニャ「え、今日はそれ話し合う感じ? あたしとパラしか来てないし。
    もっと何か、世界のことについて真面目に論じ合うみたいなことじゃなく?」


    天狐「文 句 あ ん の か ?」

    ランニャ「……いや、全然」

    パラ「普段からもさほど高尚な会議を行っていた記憶はございませんし、よろしいのではないかと」

    天狐「つーワケで今日の議題はオレのオシャレについてだっ」

    ランニャ(全員なんとなーく敬遠してるワケが分かったような、……とは言わない)

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「天狐ちゃんの別衣装についてですが、ひとつの参考意見として、
    既に一度、狩衣以外の姿で描かれていることについて触れておきます」


    天狐書生服のヤツか? でもなー……」

    ランニャ「でも?」

    天狐「お前、イマドキの女の子が書生服着てるトコなんか見たコトあんのか?」

    ランニャ「……無いなぁ」

    天狐「オレが言ってんのはもっと現代風の感じなの。もしかしたら次回作で着るかもだしさ」

    パラ「可能性は非常に高いと思われます」

    天狐「だろ? そりゃ確かに狩衣とか書生服だって、仮装っつーか、
    『アタクシちょっと浮世離れしてますわよ』的な感じでいいかもだけどよ」


    パラ「即ち、かわいい衣装をご所望、と」

    天狐「ソレソレ! お前分かってんなぁ!」

    パラ「お褒めに預かり恐縮です」

    ランニャ「じゃ、例えばナニ系がいいんだよ?」

    天狐「やっぱダークな雰囲気のが欲しいぜ。
    あと、ドコにでもいるよーな感じはやっぱヤだし、見かけたら『おっ!?』っつって目を惹くよーなヤツ
    あと、差し色はピンク。オレ、ピンク好きだし。でもメインにはすんなよ。全身ピンクとかオレ的に有り得ねーから。
    基本黒系で、ちょっと可愛いかも的なヤツで、な」


    ランニャ(注文多いなっ)

    パラ「……」

    天狐「どーよ?」

    パラ「……」

    ランニャ(むっちゃ考えてる……)

    天狐「……おーい?」

    パラ「……左様でしたら、こうした衣装はいかがでしょう?」

    天狐「お? お、おー……あー……ダークで……目立って……可愛い……うん」

    ランニャ(まあ、全部総合したらそうなるよな)

    天狐「で、でもさ、あの、なんつーか、あの、えーと」

    パラ「天狐ちゃんのご希望に対し最大公約数的に答えた結果ですわたくしとしてはこちらが最適解と存じます」

    ランニャ(わぁ、超早口)

    天狐「……お、おい。お前、どー思う?」

    ランニャ「ぅえ? あ、あたし? あっ、いや、あー、う、うん、いいんじゃないか?」

    天狐「い、いや、……そ、そーかなー」

    パラ「(ランニャに目配せしてくる)」

    ランニャ(……なるほど)

    天狐「で、でもやっぱ……」

    ランニャ「いや、やっぱこれじゃないか? あたしはいいと思う。うん、むっちゃいい感じ。
    確かにこの格好した天狐ちゃん見てみたいって思ってきた。うん、パラいいチョイスだ」


    パラ「ランニャもこう申しております」

    天狐「あっ、……あ、……あー、うん。……じゃ、じゃあ、あの、こ、コレ、アイツに描いてみてもらうわ。
    そんじゃ、邪魔したな」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    ランニャ「むっちゃくちゃ顔真っ赤にして帰ったな、天狐ちゃん」

    パラ「左様ですね」

    ランニャ「パラもさ、結構イタズラ好きって言うか、おちょくるタイプだよな」

    パラ「わたくしは天狐ちゃんに似合いそうな衣装を提示しただけです」

    ランニャ「うわぁ満面の笑み」
    双月千年世界 徒然考察;『いーなーお前らばっかりなー』
    »»  2019.05.02.
    シュウ「はーい、お久しぶりですー」

    ランニャ「月1~2ペースだもんな」

    エリザ「しょっちゅうやるよりええんちゃう?
    やりすぎたらやりすぎたで『早よ本編書けや』てツッコまれるやろし」


    シュウ「確かに」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですけども」

    エリザ「去年からちょこっと気にしとった話があるみたいやで」

    シュウ「なんでしょ?」

    エリザ「自分で作った地図の縮尺が分からへんくなってきたらしいで」

    ランニャ
    ここで指摘されたから?」

    シュウ「言われたら確かに、って話ですもんね」

    エリザ「でもまあ、コレは全部そのまんま計測したんが間違いの元やっちゅう話やない?」

    シュウ「と言うと?」

    エリザ「例えば駅とかバス停とかに路線図描いてあるけども、
    アレは現実の縮尺や位置をそのまんま再現しとるワケとちゃうやろ?」


    ランニャ「京都の人しか分かんない話かもだけど、これがそのまんま現実の形だと思って、
    三条から四条に下る感覚で東福寺から鳥羽街道まで歩いたら、マジでしんどいぞ」


    シュウ「ソレ、黄輪さんが数年前にやらかしちゃった話じゃないですか」

    エリザ「あん時はホンマに死ぬかと思ったらしいで。
    『だって路線図見た限り三条~四条くらいに見えるし、なら歩いて行けると思うやん』て」


    ランニャ「実際、三条~四条は1kmちょいだけど、東福寺~鳥羽街道は2km近くあるんだよな。
    道も一本道じゃないしさ。三条~四条と同じ感覚で歩いたらそりゃ、辛いって」


    エリザ「『歩いても歩いてもニンテンドーが見えて来おへん……』て、心折れそうになったらしいで」

    シュウ「なんでそんなことになっちゃったんですか……」

    エリザ「一駅乗り過ごしたらしいわ。……ま、話を戻すと、や。
    路線図は基本、『地図上のどの位置に行きたい駅があるか』より、
    『自分がおるトコから何個先に行きたい駅があるか』を調べるもんやし、
    駅と駅の距離が分からへんでも、別に問題無いやん? 普通は電車で行くんやし」


    シュウ「確かに」

    エリザ「せやから、双月世界の地図にしたかて、全地域の縮尺がキッチリ合うてるワケとちゃうんちゃう?
    特に陸地以外、つまり海に関しては、位置関係がはっきりしててもしゃあないやん?
    アタシら海洋ロマン追うような話してへんし。今んトコ」


    ランニャ「つまり陸地以外の情報はすげえ適当ってこと?」

    エリザ「正直言うたら、地上の街とか山とかの位置がはっきりしとったら、陸で使う地図としては問題無いからな。
    海の縮尺はガバガバなんやないか?」


    シュウ「昔、北海は直線距離で2,000kmと言ってましたね。陸地の縮尺はもっと細かくなるんじゃないでしょうか」

    エリザこの話から現実的に算出したら、グリーンプールから沿岸方面基地は大体200kmくらいの距離やねんな。
    ソコから判断すると、海の上ではこの地図の1cmが大体220km、陸上は1cmが大体50kmくらいやね」


    シュウ「ざっくり考えると、陸上と海上の縮尺はおよそ1:5くらいってトコですね」

    ランニャ「ってなると、随分海が広いなぁ」

    シュウ「現実世界も海と陸は7:3だそうですし、そっちの方がむしろ、リアリティって面では丁度いいんじゃないですかね?」
    双月千年世界 徒然考察;『地図の縮尺』
    »»  2019.05.23.
    シュウ「えーと。まずですね、只今の状況をご説明しますと。



    今、ブースにはわたし1人です。
    ブースの中は砕けたガラスでキラッキラしてます。
    なんでかって? さっき黄輪さんがドア蹴っ飛ばして入ってきたからです。
    ブチギレてました。『どんだけいちゃもん付けたら気ぃ済むんじゃあああああッ』って。

    で、机もガーン叩いたところで、小鈴さんがわたしに『止めて! マイク止めて!』って。
    エリザさん、『ちょとオハナシしましょか』って黄輪さん羽交い締めにして。
    さらに天狐ちゃんも慌てて入ってきて、『コイツ出すぞ』って引っ張って。
    音調室に引っ張られたところで、黄輪さん、ようやく頭下げまして。
    で、今、天狐ちゃんとエリザさんと小鈴さんと黄輪さんとで、隣の音調室でお話し中です。



    ココんとこ、ずっと貴重なご意見をいただいてきたあなたに。
    黄輪さんは、結構気が短いタイプです。
    勿論、いい大人ですから、ちょっとくらいのコトで怒ったりしません。
    でも、昨年から今年に至るまで、投稿や修正する度に一々、
    あーだこーだあれはヘン、これはイヤって言われたら、流石にキレます。
    机は今、わたしがいるブースの話じゃなく、リアルで黄輪さんが使ってる、
    ニトリで買った12,000円の机の話です。机、天板が折れましたし、
    その上に乗ってたPC、ビーって音立てて止まりました。
    あとですね、この機会に言わせていただきますけど、
    こっちの世界にケチつけすぎじゃありませんか? そんなにイヤですか? こっちが。
    前回のコトと言い、本気で腹立ってましたよ、黄輪さん。
    他人のお話にあーだこーだ注文付けるの、もうちょっと抑えませんか?
    ここは黄輪さんのお話の世界であって、あなたのアイデアの叩き台じゃないんですよ。



    ……あ、戻ってきました。
    ソレじゃココからは、いつもの流れです」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あー疲れた」

    天狐「いやぁ、ドン引きだったぜ、マジで」

    エリザ「黄輪さん、
    堪忍袋が先生並みにちっちゃいからなぁ。すーぐ緒が切れよる」

    シュウ「黄輪さんは?」

    小鈴「帰ったわよ」

    天狐「『あんまりこっちにイライラぶつけに出入りすんのも悪いから。ホンマにごめん』っつってた」

    シュウ「はあ」

    エリザ「ほんでな、こないだの地図考察が気に入られへんかったから、いっそ描き直そかっちゅう話になってん」

    シュウ「地図を?」

    小鈴「まあね、考えてみれば確かにあの地図、10年前に描いたのを流用してるし、
    今の作風とズレとか齟齬とかあってもしゃあないわって話じゃん」


    シュウ「まあ、そうですよね。種族紹介だってもっかい作ろうって言ってたくらいですし」

    天狐「で、だ。この機会に、みんなのご意見を聞いてみようじゃねーかって言ってたんだ」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「地図の計算が合わないとかさ、大ざっぱすぎるとか言われてんじゃん?
    じゃあ今の地図のドコにどう言う問題点があって、
    どうすればアンタの気が済むのか懇切丁寧に言ってみなさいよってコトよ」


    シュウ「な、なるほど」

    エリザ「描き直した地図は7月くらいに公開する予定やし、この記事でご意見募るわ。
    問題点があるならココで、今のうちに言いや」


    天狐「ろくに意見も指摘もせずに出来上がった地図に文句言ったら、
    お前はマジでケチ付けんのが趣味のヤツなんだと見なすから、な」


    エリザ「謝罪や言い訳なんかいらんからな。ご意見出せよ」

    小鈴「あんだけ色々言ってきてくれるんだから、さぞ目からウロコの納得行くご意見がいただけるんでしょうねぇ」

    シュウ「み、皆さんなんか、毒が……なんか……」

    エリザ・小鈴・天狐「「「そらそうやろ」」」
    双月千年世界 徒然考察;『地図再考』
    »»  2019.05.25.
    シュウ「やっとキレイになりました。多分もう、ガラス残ってません」

    小鈴「パラのおかげね」

    パラ「恐縮です」

    小鈴「で、
    いつものごとくちっちゃい堪忍袋が切れてお騒がせして迷惑かけたアホの意見なんだけど、
    地図を描き直すにあたって、今までに出てきた地理的要素をおさらいしようかって」

    シュウ「本当に考え無しですよね。反省のため、前回の記事は残しとくそうです」

    パラ「エリザが仰っていたように、モール氏に近い思考の持ち主ですから」

    小鈴「エリザのあの図太いメンタルは、モールさんと長年一緒に過ごしてきたからこその賜物ってコトね」

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    シュウ「で、新しく地図を描くって話なんですが」

    小鈴「とりあえず、過去作からざっと拾ってきた情報はこんなトコかしら」

    ・双月世界には中央大陸、北方大陸、西方大陸の3大陸がある
    ・さらに中央大陸は北部地域(央北)、中部地域(央中)、南部地域(央南)の3地域に分かれている
    ・これに南方の諸島・列島群からなる南海地域を合わせた6地域が存在する
    ・北に行けば行くほど寒く(日照時間が短く)、南に行けば行くほど暑い(日照時間が長い)
    ・央北と北方の間には北海、央中・央南と北方の間には西大海洋がある
    ・また、中央大陸と西方、南海の間にも、広大な海がある

    シュウ「コレを踏まえて、現時点でぼんやり書かれた図がこちらです」

    worldmap_190526.jpg

    小鈴「ほんっとにぼんやりした地図ねぇ」

    シュウ「ココから作り込んでいく感じで」

    パラ「進捗5%と言ったところでしょうか」
    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・2』
    »»  2019.05.27.
    小鈴「んじゃ始めるわよ」

    ランニャ「はーい」

    パラ「よろしくお願いいたします」

    ランニャ「……あのさ、ちょっといい?」

    小鈴「どしたの?」

    ランニャ「ブースのドアってガラスの一枚板じゃなかったっけ?
    なんでぺらっぺらのアルミ合板になってんの? あれ、音漏れしない?」


    小鈴「普通、防音ガラスって相当頑丈なはずなんだけどねー」

    パラ「この世界に対する改変能力の持ち主ですから、
    怒りに任せればどのような現象でも発生させ得ると言うことでしょう」


    ランニャ「どゆこと?」

    小鈴「色々あんのよ。アンタも
    怒りっぽいカレシの相手って大変でしょ?」

    ランニャ「まあ、そりゃ。……ん、んんん?」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「今回は地図再考の2回目。……なんだけども」

    ランニャ「どったの?」

    小鈴「『描き直すのめんどい』って」

    ランニャ「はぁ?」

    パラ「と言うよりも、本当に一から描き直した場合、
    これまでの物語との齟齬や矛盾が多数発生するおそれがあると」


    小鈴「ヘタしたら、こないだ指摘されたコト以上のミスを誘発しかねないからって。
    ソレで炎上第二幕とか、本気でバカみたいじゃん?」


    ランニャ「じゃ、どうすんの?」

    小鈴元々の地図から陸地部分だけ切り取って、
    ソレを現実の世界地図に当てはめて、縮尺を調整するってさ」


    パラ「具体的には、中央大陸は現実世界のユーラシア大陸程度、
    北方・西方は北米・南米大陸程度、
    南海はアジア・オセアニア地域程度に調整したとのことです」


    ランニャ「んで、できたのがこれ、と」



    パラ「なお、上記以外の留意点はこちらです」

    ・北海の距離を2,000kmとし、現実の世界地図の縮尺に合わせて当該二大陸の位置を調整
    ・物語中で示唆されていた各大陸間の気候と、
     北極が寒帯・南極が熱帯であることを加味し、 各大陸の縦位置を調整

    ランニャ「中央大陸と北方大陸がむっちゃ近くなってる。あと、元の地図と比べてなんか横長だな」

    小鈴「ネットで拾ってきた世界地図が横長だったし。
    って言うか、黄輪さんはレトロゲーマーだしさ……」


    パラ「『世界地図の縦横比は1:1』と思い込んでしまった、と」

    ランニャ「昔のドラクエかよ。まあ、元地図も横長っちゃ横長だし、
    多少はリアルにしようって思ってたのは分からなくは無いけどさ」


    小鈴「現実の方がもっと幅広だったみたいね。で、ちょっと困ったコトが起きたんだって」

    ランニャ「って言うと?」

    パラ「留意点3を元地図の縮尺のまま再現した際、縦長になってしまったそうです」

    ランニャ「あー、なるほどなぁ。元地図、暑いっつってる南海より央南の方が南にあるもんな」

    小鈴「だから若干、横に伸ばして修正してるみたいよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「現時点で特に意見や指摘が無ければ、コレを基に海部分も描いてくらしいわよ。
    つってもほぼほぼ水色塗るだけだけど」


    ランニャ「まあ、一から描くこと考えたら大分早いな、スケジュール進行も」

    パラ「『琥珀暁』第5部の脱稿が視野に入ってきたこともあり、この話題を冗長的に続けることを厭った模様です」

    小鈴「んじゃ、7月くらいから開始できそうな感じ?」

    ランニャ「でもDW12もボチボチ出せそうって言ってなかったっけ。かち合わない?」

    パラ「そちらは別の事情がございますから」
    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・3』
    »»  2019.06.03.
    シュウ「こんにちはー。っと、ドア直りましたね。元通りのガラス板に」

    エリザ「コレで元通りやね」

    ランニャ「元のアルミ合板のやつってどうすんだろ?」

    エリザ「捨てるんちゃう? アンタ、いるか?」

    ランニャ「もったいないじゃん。どうせ捨てるならさ、あれでみんなのコップとか作るよ」

    エリザ「性格やねぇ。ほな後でペレットに加工しといたろか? ウチんトコででけるけど」

    ランニャ「うわぁ、むっちゃ助かるぅ」

    シュウ「職人系会話ですねぇ」

    エリザ「そらガチの職人やもん。アタシもランニャも」

    ランニャ「コップから
    まで何でも作るぜっ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回も地図の話ですね」

    エリザ「ちゅうても完成したっぽいで。ほれ」



    シュウ「おぉ、できたんですねぇ。じゃ、コレでおしまいですか?」

    エリザ「今まで作ってきた記事ともそないに矛盾もせえへんし、コレで決まりやろな。
    あとな、もし今後、何かしらめんどい指摘を受けたとしても、前よりはどうにかでけるって言うてたで。
    今回新しく作った地図は10年前のちゃっちいjpg画像と違て、フォトショ使てレイヤー化したおかげで、
    なんぼか手直ししやすいもんになっとるからな。その都度直したったらええねん」


    ランニャ「メンテナビリティを向上させたってとこか」

    エリザ「モノ作りしとって本気でめんどいのんは、クライアントからの『ココちょっと直してー』やもんな」

    ランニャ「そーゆーのに限って、『ちょっと』で済まないんだよなぁ」

    エリザ「ホンマやねぇ。結局全直しせなアカンくなるもんな」

    ランニャ「なー! ほんっとそれな」

    シュウ「また職人系会話……。ココに天狐ちゃんが加わったら、わたし口挟めなくなっちゃいそうです」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「もうボチボチ、『琥珀暁』第5部が書き終わりそうやで」

    シュウ「びみょーにメタい発言ですね」

    ランニャ「なにをいまさら」

    シュウ「首尾良く行けば、来月には掲載できるんじゃないかってところですね」
    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・4』
    »»  2019.06.10.
    かねてより「双月世界の種族と遺伝」を改訂するとお伝えしていましたが、
    参考画像が揃ったのでようやく今回、実施します。
    なお、今回の更新に伴い、以前の記事の内容をこちらに統合すると共に、
    古い記事は削除させていただきます。

    ■人種と特徴
    • 双月世界に生きる「人間」は、大別して8種。

      • 短耳(Short Ears)

        • 耳に毛が無い。耳輪(じりん。耳の上外周部分)が短い。
        • 現実世界の人間と、外観は一緒。
        • どんな環境に対しても相応に適応できる、オールマイティ型。
        • 魔力は人並み。平均。普通。体格も人並み。平均。普通。
        • つまり、並。際立った短所も無いけど、突出した長所も無い。

      • 長耳(Long Ears / Elf)

        • 耳に毛が無い。耳輪が長い。いわゆるエルフ耳。
        • 体格は平均的。短耳と同じくらい。
        • 思考が精神性・協調性に寄っており、共感力も高い。
        • 耳だけじゃなく寿命も長い。
          とは言え海外ハイファンタジーのように千年、万年生きられるわけではなく、おおよそ100年くらい。
        • 青年期だって長い。50歳超えても若々しい。
        • 全人種中、最も魔力が強い。

      • 猫獣人(Cattan Thropes)

        • 猫に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • ちっちゃめ。総じて平坦で中性的。
        • 五感が飛び抜けて鋭く、他の人種が気付かないようなモノにもいち早く反応できる。
        • 魔力はそこそこ高い。
        • 性格的には概ねクソ真面目か、もしくは腹黒なタイプに二分される。

      • 虎獣人(Tigan Thropes)

        • 虎に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 食欲旺盛でグルメ。三度の飯より飯が好きな腹ペコ。
        • 非常に恵まれた体格の持ち主。男女共に筋肉質でむっちむち。
          ただしそれが先天性なのか、鯨飲馬食の結果なのかは意見が分かれるところ。
        • 魔力は全人種の中で下の方。そんなに無い。
        • 大らかで単純。良く言えば明朗快活。
          ただし一旦何かしら根に持つと、相当長引く。

      • 狼獣人(Wolvan thrope)

        • 狼に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 筋肉が非常に付きやすい一方、脂肪はほとんど付かない。アスリート体型。
        • 一つのことにものすごく集中できる、スペシャリスト型。
        • 魔力はそれほど無い。虎といい勝負。
        • 好戦的で直情径行の兄貴肌、姉御肌が大半。
          一方で、細かいことを悶々気にする神経質な者も多い。

      • 狐獣人(Foxyan thrope)

        • 狐に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 脂肪が非常に付きやすい一方、筋肉はほとんど付かない。グラマラス体型。
        • 色んなことを器用に並列処理できる、ジェネラリスト型。
        • 魔力はかなり強い。長耳といい勝負。
        • 策略家でインテリで手練手管を使いまくる系。
          ただ、頭がすごくいいだけに、他人の痛みに気付いてやれる優しさもあったりなかったり。

      • 兎獣人(Rabbitan thrope)

        • 兎に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 超小柄。全人種中、最も平均身長が低い。
        • 筋肉より脂肪が付きやすい体質。男女共にたっぷんたっぷん。
        • 芸術性、美的センスが非常に良い。
        • 同族主義的で排他的。他人を簡単には信用しない。

      • 熊獣人(Bearan thrope)

        • 熊に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 全人種中最大級の体格。筋肉も付くし脂肪も付く。大兵肥満型。
        • 反面、魔力はほとんど無し。
        • 穏やかで落ち着いた人が多い一方、口より先に手が出る短気で粗暴なヤツも。


    • 人種が違う者同士で結婚できるし、普通に子供も生まれる。
      ただし生まれる子供は「ハーフ」にならず、上記8種のいずれかになる。
      例:短耳と長耳の子供
      ≠ハーフエルフ
      =短耳、もしくは長耳

    • 地域によって、人種には偏りがある。
      • 中央大陸は短耳、長耳、猫が多め。
      • 央北と央中には狼が多め。
      • 央中と央南には狐が多め。
      • 西方はほとんど兎だけ。
      • 北方は短耳、熊、虎が多め。
      • 南海は猫が多め。

    • 上記はあくまで「傾向」であり、その人種であれば100%そう言う性格や体型、と言うわけではない。
      味音痴の虎や背の高い猫、魔力の無い長耳なんかも割といる。

    ■家系と遺伝
    • ゴールドマン家の「金と赤の毛並み」や黄家の「三毛」など、
      身体的特徴が特定の家系において、優性遺伝的に色濃く現れる場合がある。

    • その他、「強い魔力」「左利きの人間が多い」「超常的能力の適性」など、
      先天的な能力や才能が、優性的に遺伝することは多い。
    双月世界の種族と遺伝 2019年版
    »»  2019.07.01.
    エリザ「(ドヤァ)」

    小鈴「いきなりドヤ顔」

    ランニャ「久々に考察すんのかと思ったら、またこのネタかよぉ」

    小鈴「リスナーのみんなには何が何だか分かんないだろうから説明するけど、
    今、あたしたちの前にミルクティ置いてあんのよ。タピオカ入りのヤツ」


    ランニャ「で、エリザが自分の胸の上にミルクティ置いてドヤ顔してやがんの。くそぅ」

    エリザ「小鈴はやらへんのん?」

    小鈴「結露してるしなー。乗せたら水滴垂れてきて、谷間が気持ち悪くなんじゃん。
    そんな早くずぞぞーって飲めないし」


    エリザ「あっ、言われたら確かになんや冷たい。おへそまで来とる」

    ランニャ「あーあびっちょびちょ」

    エリザ「やってしもたわ。……着替えてくるわー」

    小鈴「いてらー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「と言うワケで、エリザが戻ってくるまでの間に、今回の議題について説明するわね。
    今回は『兵器』について、らしーわよ」


    ランニャ「なんで?」

    小鈴「こないだこれ(
    タピオカミルクティ)でイラスト描いてたじゃん?
    そん時に『シリーズ化します。平凡な日常です。戦車砲撃ちません』っつってたけど、
    ソレで議題思い付いたらしーわよ」

    ランニャ「すげえ強引。無理無理議題作りました感が半端無いな」

    小鈴「そーゆーコト言わない」

    エリザ「ただいまー。やー参った参った、まいk」ランニャ「言わせねえよ!?」

    小鈴「おかえり。相変わらず新喜劇放り込んでくるわね」

    エリザ「ま、ソレはソレとして。議題発表した?」

    小鈴「したした」

    エリザ「ほなまずは、何を問題にしてはるかっちゅうところからやな」

    小鈴「そりゃ、『ファンタジーの世界で戦車砲やら機銃やら、
    本当に作るヤツなんかいるか?』ってコトじゃない?」


    エリザ「実際『白猫夢』で作ったはるけどな」

    小鈴「話の根本から引っくり返そうとしないでよ、めんどくさいわね。
    要は『魔術』って強力な武器が元々あんのに、わざわざ別の武器作るようなヤツが、
    実際現れるだろうかってコトでしょ?」


    エリザ「分かっとる分かっとる。
    小難しく言い換えれば、『歴史と文化に対する思考実験』ってコトやろ? いつものアレやん」


    ランニャ「ちょっとなにいってるかわからない」

    小鈴「順を追って考えて行きましょ、とりあえず」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「いきなし哲学的なコト聞いちゃうけどもさ、そもそもなんで『兵器』がいるのかって話よ」

    ランニャ「そりゃ、敵と戦うためだとか、危険から身を護るためだとか」

    小鈴「んじゃ、あたしらの世界における『敵』や『危険』って、ズバリ何?」

    ランニャ「ぅえ? えー、えーと、……そりゃ危ないヤツじゃんか」

    小鈴「1文字も情報量が増えてない回答ありがとさん」

    ランニャ「はうぅ……」

    エリザ「例えば『琥珀暁』の序盤やったら、敵や危険っちゅうのんはイコール、バケモノやな。
    こんなもんの前でボーッとしとったら、死んでまうわな。ダイレクトに生命の危機や」


    ランニャ「う、うん。そーだな」

    小鈴「でも『琥珀暁』序盤の人たちなんて、戦車砲や機銃なんて豪華な装備は持ってないし、
    そもそも剣や斧なんてモノも、自然に産出した青銅を叩きまくって作った、粗末なのしか無い。
    コレで危機を回避できるかって言ったら、ま、無理よね」


    ランニャ「だよなぁ」

    小鈴「つまりこの時代の人たちが完全に、完璧な安心を手に入れるためには、
    よっぽど強力な兵器を持たなきゃダメってコトよね。
    で、そう言う状況で広められたのが魔術。天帝ゼロが伝えた、言わば絶大な威力を誇る兵器よ」


    エリザ「実際、魔術が広められて以降はバケモノはほぼ絶滅。人類の時代が来たっちゅうワケや」

    ランニャ「……ん、ん? で、それがなんなのさ」

    小鈴「ココは既に『魔術』って言う、強大な『兵器』が広まった後の世界だってコトよ。
    そんな便利な『兵器』がある世界で、わざわざ他に『兵器』を作る理由なんかあんの?」


    ランニャ「う、うーん。作らないかもなぁ」

    エリザ「せやけども事実、『火紅狐』では大砲、『蒼天剣』では拳銃と小銃、
    『白猫夢』では機銃まで出て来とる。ソレはなんでや? ……ちゅうのんが、考察のテーマなワケや」


    ランニャ「なんとなーく、分かったような気はする」

    小鈴「ある程度理解できた、……ってコトで続き行きたいトコなんだけど、なんかもう時間ですって」

    ランニャ「マジで?」

    エリザ「しゃあないな。次回に続く、や」
    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・1』
    »»  2019.07.18.
    シュウ「ソレでは今回も始めますねー」

    小鈴
    前回に引き続き、双月世界に『兵器』はアリなのか考察するわよ」

    ランニャ「うー、ついてけるかなーあたし」

    小鈴「んじゃ、前回のおさらいね。
    そもそも双月世界には先に『魔術』って言う兵器が登場したワケだけど、
    ソコから銃火器なんかの『近代兵器』が作られる余地はあるのかどうか?
    って話したわよね」


    ランニャ「したした。それはおっけー」

    シュウ「ランニャさん、さっきから何でひらがななんですか?」

    ランニャ「や、ちょっとさ、あたまのきゃぱが」

    小鈴「メモリ使用率99%って感じ」

    シュウ「あらら……。冷やさないとですね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うワケで冷却用にソフトクリームもらいました」

    ランニャ「うまうま……」

    小鈴「程良くクールダウンしたところで、本題始めるわよ。
    双月世界じゃ魔術がメジャーな兵器として扱われてるけど、コレって結局、魔術が便利だからよね」


    ランニャ「どゆこと?」

    シュウ「軍事技術として攻めにも守りにも使えるのは勿論、民生用にも十分すぎるほど応用が効く。
    火薬や化学製品なんか目じゃないくらいにね」


    ランニャ「あー、それは分かる。ウチの製鉄所にも、あっちこっちに魔法陣あるもんなぁ」

    シュウ「他にも船なんかの動力源だったり、ランタンにも使われてたりで、相当便利ですよね」

    小鈴「さて、ソコで一つ考えてみてほしいんだけど、コレだけ便利な技術が発達してて、
    他に技術開発しようって、アンタたち思う?」


    シュウ「……あー、そう言われると、確かに。
    魔法陣で事足りるのに、わざわざエンジンや電球作ったりしないですよね」


    ランニャ「いや、そりゃ違うだろ。だってあたし魔術使えないし、理屈も良く分かんないもん。
    いくら便利だーっつっても、使えない道具渡されたって困るってもんだしさ」


    小鈴「そう、ソコが魔術の最大の弱点よね。使える人間が極端に少ないってトコが」

    シュウ「なるほど。確かに工具やスマホとかなら、使い方教えてもらえれば使えますもんね、大抵の人は」

    ランニャ「それにさー、魔術使える奴ってなーんか得意気? って言うか、
    『あたくしあなた方とは人間の質が違いますですことよ』って態度って言うかさー。
    いやさ、別に小鈴とかエリザがそうってわけじゃないよ? たまーにそーゆーのがいるってだけで」


    小鈴「あー、でも分かるわ。そーゆーヤツいるわね。
    ちょっと何か人にできないコトできるからって調子乗るヤツ。
    ……ま、そーゆーのに反発したくなる気持ちも分かるし、
    そーゆートコから技術開発が始まってる可能性もあるわよね」


    ランニャ「絶対そーゆー奴いるよ、技術系って。『お前には無理』って言われるとみょんに張り切る奴」

    シュウ「っと、脱線気味ですね。……お話を戻しますと、
    魔術ではカバーしきれない部分があるから、別の技術が発達する余地は十分ある、と」


    小鈴「そゆコト」

    シュウ「……まーたお時間来ちゃいましたけども」

    小鈴「結論は『DW12』の後に持ち越しね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うワケで、7/25より『DETEVTIVE WESTERN 12 ~ウルフ・クライ・アゲイン~』の連載が開始されます

    小鈴「今回は南北戦争をテーマにしたお話らしいわよ」

    ランニャ「そして前回に引き続き、主人公勢の出番があんまり無い、と」

    シュウ「……なんかシンパシー感じます。ずっと前のわたしの扱いみたいで」

    小鈴「んなコト言っても、どうせこの後の話でめちゃめちゃ活躍するでしょうけどね。
    でなきゃ、ソレこそお話にならないし」


    シュウ「わ、わたしだってきっと、後々活躍する場があるはずです! あってほしいです!」

    ランニャ「いつになるやら、だなぁ」
    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・2』
    »»  2019.07.22.
    シュウ「お久しぶりですー」

    小鈴「無事『
    DW12』も終わって、今回はまた考察回ね」

    パラ「兵器開発に関しての考察が続いております。
    前回記事に関してはコメントもいただき、誠にありがとうございます」


    小鈴「でもさー、ものすごくウキウキしたコメント送ってもらって何なんだけど……」

    シュウ「あら? なんだか不穏なお言葉」

    小鈴「議論の方向性として、ココから違う方向に行く予定なのよね。
    技術的な余地、可能性はある』って話は前回で出たんで、
    今回は現実的に、マジで兵器開発やんのかどうかって話をね、しようと思ってたのよ」


    シュウ「ほむ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「今回の考察を行う前に、その前提として2点、注釈しておくべきかと」

    小鈴「そーね。やっといた方がいいかも」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「前回の話で『技術開発するヤツは絶対出てくる』ってトコまでは話したワケだけど、
    じゃ実際、そんな簡単に話がトントン進むかなーって」


    パラ「その議論の前提として、『車輪の再発明は一般には無益であると捉えられる』こと、
    『人間は合理的思考をしない』ことの2点を挙げておく必要がございます」


    シュウ「どう言うコトでしょう?」

    小鈴「まず、既に魔術って言う、バケモノも倒せるくらいの『軍事技術』が開発されてるってのに、
    わざわざ別の技術を構築する必要あるかってコトよ」


    シュウ「でも前回、『やる可能性はある』って言ったじゃないですか」

    小鈴「可能性はね。でも技術開発するってなったら、色々必要じゃん? カネとかコネとか。
    ましてや軍事技術として開発を進めるなら、ソレこそ軍だとか政府だとか、
    相当大きなトコの協力を得なきゃ、できるもできないも無いわよ」


    パラ「その点を鑑みるに、既に魔術と言う強力な軍事技術が確立されている双月世界の状況において、
    新たに銃火器の開発、即ち新たな軍事技術の構築を行おうとする組織は、
    まず存在しないものであると思われます」


    小鈴「そ、つまりソレが『車輪の再発明は無益』ってコト。
    要は『バケモノ倒せるレベルの技術がもう十分確立してるのに、
    わざわざ一から別の技術を開発しようなんて酔狂な真似する組織は無い』って話よ」


    シュウ「ぜ、前回と結論が違うじゃないですかー!?」

    小鈴「違わないわよ。『やるヤツが(個人として)出る可能性はある』、
    でも『ソレを大掛かりに支援する組織や団体はいない』ってコトよ。
    現実世界だってインターネットやらロケットやら、個人で作ったってコトは無いでしょ?」


    シュウ「うっ……、言われてみたら」

    パラ「発明王で知られるトマス・A・エジソンも、個人での発明より、
    研究所や会社の設立後、そこで行った発明の方が、
    圧倒的に利益と評価を得ていることも事実です。
    伝記で広く知られている蓄音機や電球も、
    彼の設立した研究所で発明されたものであり、
    彼一人の功績ではございません」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「さらに言うと、技術開発を支援するどころか、
    排斥・排除しようとするヤツもいるだろうってコトよ」


    シュウ「邪魔するってコトですか」

    小鈴「例えば『火紅狐』で、中央政府側が折角配備してた大砲を、
    その当時の天帝が全部解体しちゃったってエピソード
    あったじゃん?
    その理由が『あれは賊将が持ち込んだ武器だから』っつって」


    パラ「合理性を欠く理由です」

    小鈴「そりゃ逆転勝ちなんかまず有り得ない状況だったけど、
    使えばもうちょっとくらいは抵抗できそうなもんじゃん?
    ソレを『使いたくない』つって拒否したんだから、話にならないわよ」


    パラ「作中にて言及はされておりませんが、
    その他にも似通った事例が少なからずあることは、想像に難くないでしょう」


    小鈴「つまり新しい技術、便利な技術を作った、培ったからって、
    ソレがすぐ『じゃ採用だ』ってならないってコトよ。
    実際、スマホが発売されてみんなすぐ買った?」


    シュウ「『使いにくい』とか『今までの方が良い』とか文句言ってガラケー使い続ける人、いっぱいいましたもんね」

    パラ「現実の歴史を紐解けば、ヨーロッパのキリスト教圏ではアラビア、
    つまりイスラム教圏で培われた数学的技術(0の発見や位取り記数法など)を
    『悪魔の考え』『異教徒の外法』とみなして取り入れなかった結果、
    科学の発達がアラビアに対し、相対的に遅れたと言われております」


    小鈴「他にも『地動説は神の御業を否定するもの』だとか、
    神が作った天体が真円の軌道で動かないはずが無い』だとか、
    宗教的理由で科学の発見・発達が遅れたって話はいっぱいあるわよね。
    双月世界も、魔術を基礎・基本の学問とする天帝教圏じゃ、
    ソレを基にしないタイプの研究は『悪魔的』とか何とか異端扱いされて、
    なかなか発展しなかったんじゃないかしらね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「……と言うワケで、前回と打って変わって、
    『双月世界で軍事技術が発達しない可能性』を検討しました」


    小鈴「ま、ココまでできない理由論じといてなんだけど、
    アイツ辺りが『でも実際作ってはるやんな』とか混ぜっ返してくるだろうから、
    次回は作中で示された『実例』を紹介するわよ」


    シュウ「次回で多分、兵器に対する考察はラストですね。
    盛り上がってきたら延長もあるかもですが」


    パラ「あ、ちなみに」

    シュウ「なんでしょ?」

    パラ「氏から告知を承っております。
    琥珀暁第5部が完成したので、8/22より公開します』とのことです」


    シュウ「連載期間的に、今年の『琥珀暁』の連載は第5部だけですね。
    ちょっとペース落ちちゃいました」


    パラ「『来年には完結させたい』とも申しておりましたが」

    小鈴「できるかどうか、すっごい微妙じゃない?
    『DW』だって来年完結させたいっつってたのに」


    シュウ「ソレはアレですよ。『予定はあくまでも予定』って、アレ」

    小鈴「いつものアレかぁ」
    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・3』
    »»  2019.08.12.
    小鈴「んじゃ始めるわよー」

    ランニャ「よろしくぅ」

    パラ「よろしくお願いいたします」

    ランニャ「ん、でー……、まだ続いてる感じ?」

    小鈴「今日で終わらせる予定よ」

    ランニャ「あぁ良かったぁ。やったら小難しい話こねくり回して、
    『どこに結論持ってけばいいのか困ってた』って話だしさー」


    パラ「それ以上はいけません」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「ってワケで、今回は兵器史観の最終回。
    双月世界における兵器開発の歴史と実例を紹介するわよ」


    ランニャ「実際に作った例って言うと、
    『火紅狐』の大砲が初?」

    パラ「それらを検討する前に、『兵器』について定義すべきかと」

    小鈴「つってもあんまり細かいコト言い始めたらキリ無いから、
    ざっくり『戦争で攻撃・防衛を目的に使用される機械』って感じかしらね」


    ランニャ「機械? ……ってなると、大砲はどうなんだろ?」

    パラ「機械もある程度に定義するとすれば、『人力以外の動力によって、
    人間と同等以上の仕事が行える道具』と言ったところでしょうか」


    小鈴「その定義からすれば、大砲も機械ね。
    言ってみれば『火薬のパワーを動力にして、弾を遠くに飛ばす道具』だもん。
    人間が砲丸投げで飛ばせる何百倍も遠くに飛ばせるワケだし」


    ランニャ「自分で言っておいてなんだけど、ピンと来ない……。
    ま、まあ、でもつまり、機械だってことだよな」


    パラ「さらに言及するとすれば、いわゆる近代兵器の基礎とも考えられるでしょう」

    小鈴「火薬の発見と、ソレをどーやって有効活用しようかって考え始めた辺りが、
    中世史の終わり、近世史の始まりって感じがするわね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「『火紅狐』の頃、双月暦4世紀はじめに火薬と大砲が発明されたことにより、
    近代兵器の歴史が始まったと考えられます」


    小鈴「ただし前回言ってた理由から、この時点ではソレ以上の発展は無かったみたいだけどね」

    ランニャ「便利なのになぁ」

    小鈴「んで、次に兵器開発が大きく動いたのは『蒼天剣』の頃、双月暦6世紀に入ってからね」

    ランニャ「長くない? 200年もかかんの?」

    パラ「現実世界においても、火薬が発明されたのは西暦7世紀頃の中国と言われておりますが、
    銃・砲が戦争において登場したのは16世紀頃の欧州と、時代・地域共に大きな開きがあります」


    小鈴「現実でも1000年かかってんだから、むしろこっちの方が早いわよ」

    ランニャ「マジかぁ」

    パラ「作中では金火狐財団から放逐された発明家が単身北方に渡り、
    王室の後援を得て研究開発が進められた
    となっております」


    小鈴「経緯をもうちょい詳しく説明すると、金火狐じゃ魔術を介さない系の兵器は支援してもらえなかったみたい。
    でも自分の研究をどーしても諦めきれないっつって、北方のお偉いさんに支援を頼み込んだって話ね」


    パラ「その際、その権力者は『魔術に比べてはるかに短い時間で有用な兵士を育てることが可能』
    と判断し、兵器開発を後押ししたとのことです」


    小鈴「んで、続く『白猫夢』から機関銃やらトラックやら出てくるようになって、
    兵器開発が加速していくって感じね」


    ランニャ「じゃあもし、その発明家が根負けして北方に渡んなかったら……」

    小鈴「歴史に『もし』を付け出したらキリないけど、
    でも確かにそーなってたら、近代兵器は『白猫夢』でも出てこなかったかもね」


    ランニャ「だけどさ、自動車開発とかでも金火狐から西方に移籍したって話だし、
    この頃の金火狐はやらかした感があるよな。
    上手いこと引き止めて研究続けさせてたら、色々大儲けしてたかもなのにさ」


    小鈴「そりゃま、代々天才経営者揃いとは行かなかったんでしょうよ。
    アイツが聞いたら苦い顔するかもだけど」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あー長かった。あたしめちゃくちゃしゃべり倒したわよ、今回のテーマで」

    ランニャ「そーゆーのはシュウの仕事なのになぁ」

    小鈴「ローテのせいっちゃせいなんだけどね。ま、コレからしばらくお休みだし」

    ランニャ「そう言や新連載っつってたっけ。『琥珀暁』の」

    パラ「はい。8/24より連載を開始いたします」

    ランニャ「22日からって言ってなかったっけ?」

    小鈴23日が黄輪さんの誕生日で、ソレ関係の記事書くからちょっと予定ずらすんだってさ」
    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・4』
    »»  2019.08.19.

    以前から要望のあった地図を、簡単に描いてみました。
    まずは世界地図から。



    以前に言っていた「し」の字形の大陸(中央大陸)と、
    その周辺の3地域、計6地域で構成されています。

    双月世界地図

    2009.02.25.[Edit]
    以前から要望のあった地図を、簡単に描いてみました。まずは世界地図から。以前に言っていた「し」の字形の大陸(中央大陸)と、その周辺の3地域、計6地域で構成されています。...

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    双月世界の魔力・魔術観 / 登場人物紹介ページ

    2009.04.29.[Edit]
    以前に「魔術について解説する」と言っていたので、ここで簡単に解説。・魔力は人間や物質が持つエネルギーの一種であり、それを熱や光、運動エネルギーに変えるのが魔術・基本は「火」「氷」「水」「雷」「土」「風」の6系統・各系統の力関係 ・火 > 氷(氷の『凍結』を打ち消す) ・氷 > 水(水の『流動』を打ち消す) ・水 > 雷(雷の『電気』を吸収する) ・雷 > 土(土の『磁気』を打ち消す) ・土 > 風...

    »» 続きを読む

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    トピック特集、最後は地図。
    まずは4部・5部の舞台となった央中。



    作中でも書いていた通り、
    真ん中辺りにある「ミッドランド」の周辺には湖があります。
    また、地図には描ききれませんが、
    央中地域には湖沼、河川が非常に多い設定となっています。

    都市経済の発展には、水場の充実が不可欠です。
    陸路よりも大量の輸送ができるからですね。
    (もっとも現代では、空輸技術の登場と、
    コンテナや高速道路、大型トラックによる陸運の発達により、
    海運・水運のアドバンテージはかげってきていますが)

    ゴールドコーストやミッドランドが大都市になったのは、
    都市工学的に当然と言えば当然なんです。
    東京やニューヨークも水場ですしね。

    「蒼天剣」地図 2

    2009.10.11.[Edit]
    トピック特集、最後は地図。まずは4部・5部の舞台となった央中。作中でも書いていた通り、真ん中辺りにある「ミッドランド」の周辺には湖があります。また、地図には描ききれませんが、央中地域には湖沼、河川が非常に多い設定となっています。都市経済の発展には、水場の充実が不可欠です。陸路よりも大量の輸送ができるからですね。(もっとも現代では、空輸技術の登場と、コンテナや高速道路、大型トラックによる陸運の発達によ...

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    続いて、中央大陸政治の中枢、央北について。



    いずれ書こうと考えていますが、ここは中世以降の文明開化発祥の地です。
    当然、他の地域に対して文明的に優位に立っていたわけで。
    そのことが政治的な優位性を与え、大陸全体を統治する「中央政府」ができる要因になりました。

    が、それも昔の話。
    他の地域が発展していく上で、様々な利権が生まれたわけですが、
    その利権を巡って政争が勃発。
    政治的混乱は、経済の停滞・後退につながります。

    他の地域が発展する一方で、央北は相対的に衰退。
    「蒼天剣」の時代にはもう、大陸全体に及んでいた支配圏は央北だけになってしまった、とさ。

    「蒼天剣」地図 3

    2009.10.11.[Edit]
    続いて、中央大陸政治の中枢、央北について。いずれ書こうと考えていますが、ここは中世以降の文明開化発祥の地です。当然、他の地域に対して文明的に優位に立っていたわけで。そのことが政治的な優位性を与え、大陸全体を統治する「中央政府」ができる要因になりました。が、それも昔の話。他の地域が発展していく上で、様々な利権が生まれたわけですが、その利権を巡って政争が勃発。政治的混乱は、経済の停滞・後退につながりま...

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    (赤い点は峠道を示す)

    第7部、8部の舞台になった北方大陸、通称「北方」について。



    作中でも触れたとおり、北方大陸は「雪と星の世界」。
    一年を通して、厳しい寒さが続く土地です。
    それだけにほとんどの海岸は完全に凍りついており、港を置くのは不可能。
    南側、通称「沿岸部」だけは氷が溶ける時期があるので、そこに港が集中しました。
      
    央中地域の説明で述べたように、港運の便がいいと都市は発展します。
    国際化が進んだ双月暦6世紀ごろには、
    首都のある「山間部」よりも豊かな地域になっています。

    「蒼天剣」地図 4

    2010.02.08.[Edit]
    (赤い点は峠道を示す)第7部、8部の舞台になった北方大陸、通称「北方」について。作中でも触れたとおり、北方大陸は「雪と星の世界」。一年を通して、厳しい寒さが続く土地です。それだけにほとんどの海岸は完全に凍りついており、港を置くのは不可能。南側、通称「沿岸部」だけは氷が溶ける時期があるので、そこに港が集中しました。  央中地域の説明で述べたように、港運の便がいいと都市は発展します。国際化が進んだ双月暦...

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    先日お伝えしたとおり、央南地域の説明を追加。



    第3部でも触れましたが、ちょっとした戦国時代がありました。
    晴奈の家が治めている黄州や紅蓮塞のある紅州、
    天原家騒乱の舞台になった玄州など、
    央南の各州が争って覇権を握ろうとし、その結果央南は荒れに荒れました。

    そこで各州の代表者たちが集まって連邦制を採り、央南連合が誕生。
    央南地域内に平和が訪れました。

    ところが地域外からの脅威、例えば黒炎教団からの侵略などが年々増加するようになり、
    央南連合の存在理由は「域内の協調促進」から、
    「域内の平和維持と、域外への対抗・協調」へと変化していきました。
    「蒼天剣」の前半は、そんな時代変化の真っ只中での物語です。

    「蒼天剣」地図 1.1

    2010.02.09.[Edit]
    先日お伝えしたとおり、央南地域の説明を追加。第3部でも触れましたが、ちょっとした戦国時代がありました。晴奈の家が治めている黄州や紅蓮塞のある紅州、天原家騒乱の舞台になった玄州など、央南の各州が争って覇権を握ろうとし、その結果央南は荒れに荒れました。そこで各州の代表者たちが集まって連邦制を採り、央南連合が誕生。央南地域内に平和が訪れました。ところが地域外からの脅威、例えば黒炎教団からの侵略などが年々...

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    次の話、「騒心録」を書いていて、ちょっと気になった部分、わだかまった部分を整頓。
    最近なんか、政治ネタに絡むことが多いなぁ。

    ・基本的に夫婦別姓方式であり、相手の名字に変えることは稀
    ・どこかの家督や屋号を継いだ場合は変えることが多い(ex.
    魔剣録 1など)
    ・子供は父か母、どちらかの姓を継ぐ
    ・父母両方の姓を名乗ったり、父のものでも母のものでも無い、別の姓を付けさせたりはしない
    ・子供が成年・自立後に変え、戸籍を登録するのは自由(ex.憐憫録 5黒幻録 3など)

    双月世界の戸籍

    2010.02.17.[Edit]
    次の話、「騒心録」を書いていて、ちょっと気になった部分、わだかまった部分を整頓。最近なんか、政治ネタに絡むことが多いなぁ。・基本的に夫婦別姓方式であり、相手の名字に変えることは稀・どこかの家督や屋号を継いだ場合は変えることが多い(ex.魔剣録 1など)・子供は父か母、どちらかの姓を継ぐ・父母両方の姓を名乗ったり、父のものでも母のものでも無い、別の姓を付けさせたりはしない・子供が成年・自立後に変え、戸...

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    作中、「央中東部の方言」として、関西弁チックな喋り方をさせていることが度々あります。
    「火紅狐」なんてその極致。主人公からして関西キャラです。

    ありえないことではありますが、もし英訳されることがあったら、この表現はどうなるのか?



    話は少し飛びますが、ラテン語と言うものがあります。
    古代はローマ帝国で使われ、今なお公用語としてバチカン市国で使われており、
    ヨーロッパ圏の言語の端々に、その名残を見ることのできる言語。

    暴論かも知れませんが、僕は現代のイタリア語やスペイン語は、
    ラテン語の方言じゃないかなと思っています。
    どちらかと言えば派生、と言う意味に近いですが。



    そこから展開して、央中方言の表現には、イタリア語やフランス語、ドイツ語といった、
    ヨーロッパ系の言語を使ってもらいたいな、と。
    例えば、火紅狐・神代記の3を一部抜粋して。


     「ねー、きつねさん」
     「え? きつねさんて……、僕のことなん?」
      普通に返したつもりだったが、女の子はきょとんとする。
     「……変な話し方」
     「そ、そう?」
      と、女の子の頭に、誰かが後ろから手を置く。
     「ゴールドマンさんたちの住む、央中東部の訛りだよ。『~やねん』とか、『~ですわ』とか、ちょっと発音が違うんだ」


    これを欧風に訳すと。


     "Herr,fuchs."
     "H,herr? Fuchs...,is it Jo?"
      Fuoco replied ordinarily,but she does not find it.
     "Jo? ...You talked unusual."
     "U,unusual? Realmente?"
      Then,someone put hand on her's head from behind.
     "'Jo','Realmente',as provincial accents for Goldman's live in The Cont-Mid eastern part.
      Their conversation differs from us for a while."


    こんな感じ。
    「Jo」「Realmente」はイタリア語でそれぞれ「わたし」「本当に」の意味。
    「Herr」はドイツ語で「やあ」とか「ねえ」といった呼びかけ。「fuchs」もドイツ語で「狐」。



    全部欧訳?
    ははは、ご冗談を(il´∀`)

    所感;方言の表現

    2011.03.19.[Edit]
    作中、「央中東部の方言」として、関西弁チックな喋り方をさせていることが度々あります。「火紅狐」なんてその極致。主人公からして関西キャラです。ありえないことではありますが、もし英訳されることがあったら、この表現はどうなるのか?話は少し飛びますが、ラテン語と言うものがあります。古代はローマ帝国で使われ、今なお公用語としてバチカン市国で使われており、ヨーロッパ圏の言語の端々に、その名残を見ることのできる...

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    現実の暦と双月世界の暦「双月暦」の違いについて、こちらで詳しく解説します。
    半ば自分用のメモになっている点、ご容赦ください。



    まず、現実・現代の暦は「グレゴリオ暦」と呼ばれ、
    これは地球から見える、太陽の動きを基にして作られています。いわゆる「太陽暦」ですね。
    この太陽暦における一年は365日、もしくは366日とされています。
    この「一年」、誰もが「季節が一巡するまでの時間」、
    あるいは「地球が太陽の周囲を一周するまでの時間(いわゆる公転周期と同義である)」、
    と言うように認識していると思います。
    しかし、実はこの公転周期を厳密に計測すると「365.2422」日となり、
    公然の事実とされている(太陽暦の)一年、365日とは、5時間15分程度のずれが存在します。
    そのため、毎年365日と定めてこの暦を使い続けると、10年で52時間半(2日と4時間半)、
    100年で525時間(21日と21時間)ものずれが生じてしまい、実際の地球の挙動と合わなくなってしまいます。
    と言って、これを一々、一年に組み込んでいると、
    大晦日の除夜の鐘が鳴り終わってから5時間以上も待たされて
    「あけましておめでとう」と挨拶させられる羽目になります。
    多分これをやると、その5時間を気持ち悪く過ごすことになりますし、諸々の計算も面倒くさい。
    かと言って一日、24時間に細々とそのずれを入れてしまうと、毎日閏秒が発生することになり、
    これもまた、諸々の計算が面倒臭くなります。
    そこで、ずれが丸一日分貯まる4年目あたりで、暦にその一日分を増やして処理をする方法を採りました
    これが「閏年」と呼ばれるものです。

    ちなみにそれが何故2月29日と定められたかについてですが、
    これは単純に、それまで2月がたった28日と、明らかに他の月より日数が少なかったためです。
    何故、2月が他の月より日数が少ないのか? これはグレゴリオ暦の前に欧州で使われていた暦、
    「ユリウス暦」がユリウス・カエサルによって定められた後、
    元々太陰暦(月の満ち欠けの周期を一ヶ月とする暦。一年の日数がおよそ354日)によって、
    29日および30日と定められていた各月の日数を、2月を除いて増やしたり
    初代ローマ皇帝アウグストゥスが、
    「帝国作ったし、折角だから暦も変えよう。
    例えば8月を自分の名前(August)にして、あと、一日増やして。2月とか削って
    強引に日数を増やしたりした、その名残です。
    その後も歴代ローマ皇帝は、自分の名前を月名に付けようとしたり、一月の日数を動かしたりと、
    かなり大きなワガママを通そうとしたことが多々あったそうです。
    この一例を見ても、暦を制定すること、即ち時間を定めることができるのは強大な為政者である、その証と言えます。



    で、ここから双月暦について、ですが。
    この双月暦は、その名の通り赤と白、二つの月の公転周期を基にして制定された、「二重太陰暦」となっています。
    (現実には存在しません。火星ならありうるでしょうが)
    これを定めたのは、天帝教の初代教皇、ゼロです。
    前述の通り「暦を定める」と言う行為は、恐ろしく絶大な権力を持った唯一為政者、皇帝にしかできません。
    そのためゼロは「時間を司る者」、即ちタイムズ(Times)と畏怖の念を持って呼ばれ、それが家名となりました。

    こちらも一年の長さは、ほぼ365.25日となっています。
    (双月世界の天文学者たちが詳しく計測すれば微妙な誤差は出るでしょうが、概ねこの値とされています)
    一ヶ月の長さはすべて等しく、30日となっています。2月は削られたりしません。
    ただし、このままだと一年の長さが360日となり、
    現実の暦と同じく、年を重ねるごとに大きなずれが生じていきますが、
    天帝教ではこのずれを、「双月節」という一年の節目で調整しています。

    12月30日、双月世界では大晦日にあたる日の翌日から7日間は、
    「共に満月となった赤と白の月が逢瀬を楽しむ週」と定められ、
    1月1日~12月30日とは別に加算されています。この一週間を、「双月節」と呼びます。
    この一週間の数え方は、数字ではなく「双月節の天曜、双月節の火曜……」と言うように、
    曜日としても使用されている
    六属性、および天帝の「天」で表されます。
    言うなれば、「閏週」ですね。
    ただ、このままだと一年が367日となり、逆にずれが生じてしまうため、
    4年に一度
    「双月が隠れて逢瀬を行っていた」として、この7日間を削ります
    これが双月世界で言う、「閏年」となっています。

    ちなみに双月世界での一週間の呼び方ですが、「・火・氷・水・雷・土・風」としています。
    現実世界で言う「・月・火・水・木・金・土」に、それぞれ対応しています。

    「双月暦」の暦

    2012.04.23.[Edit]
    現実の暦と双月世界の暦「双月暦」の違いについて、こちらで詳しく解説します。半ば自分用のメモになっている点、ご容赦ください。まず、現実・現代の暦は「グレゴリオ暦」と呼ばれ、これは地球から見える、太陽の動きを基にして作られています。いわゆる「太陽暦」ですね。この太陽暦における一年は365日、もしくは366日とされています。この「一年」、誰もが「季節が一巡するまでの時間」、あるいは「地球が太陽の周囲を一周する...

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    白猫夢・荒野抄」および「白猫夢・崩都抄」において、
    「近代的兵器」として登場させた「回転連射砲」、つまりガトリング砲について、
    以下のようなご指摘を受けました。

     ・ガトリング式の機関銃には、ベルト式給弾システムは適していない
     ・ガトリング砲の発明よりも、ベルト式給弾システムのほうがたしか発明は後

    おっとと。
    僕の歴史考証がちょっと甘かったかも知れません(;´∀`)
    しかし「真剣に酔狂なことをする」を信条とする自分としては、
    この指摘を受けて「作中に登場した回転連射砲を(無理やりにでも)正当化できないだろうか」
    と負けん気を出しました。



    と言うわけで考察。

    まず、ソースはこちら。
    ウィキペディアの情報で恐縮ですが、

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%A0%B2
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%BE%E5%80%89
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E9%96%A2%E9%8A%83

    資料によれば、
    ①ガトリング砲は西暦1861年、②弾帯は機関銃とほぼ同時期に登場したとのことでした。
    また、③1862年にベルト給弾式のガトリング砲が製造されたものの、
    性能は非常に劣っていたため軍に採用されることはなかった
    、とのことでした。

    現実世界の歴史が丸ごと双月世界でも繰り返されるかどうかは定かではないですが、
    金火狐の研究者は③を地で行ったものと思われます。
    おそらく失敗作と判断して破棄しようとしたところで、アルトの手に渡ったようです。
    厳重に管理されたものを盗むのは困難ですが、
    雑多に捨て置かれたようなものを盗むのは、それより平易ですしね。
    おそらく双月世界でも、数年後には米軍に制式採用されたもの(1865年製)
    と非常に似通ったモデルが開発されるものと思います。



    この説なら納得していただける、……かなぁ。
    また疑問点やご指摘があれば追記、加筆修正するかも。

    考察;作中で登場した「回転連射砲」について

    2012.11.07.[Edit]
    「白猫夢・荒野抄」および「白猫夢・崩都抄」において、「近代的兵器」として登場させた「回転連射砲」、つまりガトリング砲について、以下のようなご指摘を受けました。 ・ガトリング式の機関銃には、ベルト式給弾システムは適していない ・ガトリング砲の発明よりも、ベルト式給弾システムのほうがたしか発明は後おっとと。僕の歴史考証がちょっと甘かったかも知れません(;´∀`)しかし「真剣に酔狂なことをする」を信条とす...

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    白猫夢・天謀抄 3」に関して、

    ヒットマンの報酬というものはどういう相場なのかはわかりませんが(中略)
    日本の平均年収にもならない程度では割にあわないような気もします


    というコメントをいただき、自分はこれに対し、次のように返答しました。

    自分もその方面の相場は詳しくなく、漫画「ゴルゴ13」で得た知識を元に算出しています。
    確かゴルゴの報酬は1回あたり10万ドル2013年5月現在で約1,000万)だったと記憶しています。


    しかしこの算定に関し3つの大きな間違いがあることに最近、気付きました。



    ①ゴルゴ13の報酬額
    これは完全に記憶違いでした。
    詳しく調べたところ、一件の狙撃・暗殺に対し、凡そ20万ドルで請け負っているとのこと。
    この時点で話が倍も違ってくるのですが、次の2点目によって、額が著しく異なっていることが判明。

    ②円ドル為替レートの変動
    そしてゴルゴ13が活動を始めた時期(つまり連載開始)は1968年。
    この時の円-ドル為替相場は、1ドル360円の固定相場制。
    この当時から20万ドルで仕事を請け負っていたと思われるため、
    このレートで換算しなければ話が成立しません。
    と言うわけで、この時点でゴルゴ13の報酬は20万ドル=7200万円であることが分かります。

    ③物価の変動
    さらにダメ押し。
    1968年の物価は現在(2012年)の0.56倍と、およそ半分。
    逆に言えば、当時の1万円は、現在の1万8千円弱となります。
    つまり正確にゴルゴ13の報酬を算出するとすれば、
    7200万円×1.78(0.56の逆数)=1億2800万円となります。



    なるほど……。
    確かに一国の要人を狙う仕事が、サラリーマンの年収と同額なわけがないですね。
    このデータを基に、加筆修正いたします。
    ご指摘、誠にありがとうございました。



    参考サイト:
    ゴルゴ13 (架空の人物)
    円相場
    昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? :日本銀行

    考察;暗殺の報酬について

    2013.06.12.[Edit]
    「白猫夢・天謀抄 3」に関して、ヒットマンの報酬というものはどういう相場なのかはわかりませんが(中略)日本の平均年収にもならない程度では割にあわないような気もしますというコメントをいただき、自分はこれに対し、次のように返答しました。自分もその方面の相場は詳しくなく、漫画「ゴルゴ13」で得た知識を元に算出しています。確かゴルゴの報酬は1回あたり10万ドル(2013年5月現在で約1,000万)だったと記憶しています。...

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    自分で読んでて日程がピンと来なくなってきたので、
    ここで図解説明を入れておこうと思います。

    の前に、何点か注釈。
    まず、現実世界との「曜日」がまったく違うこと。
    現実の、日本における曜日は「・月・火・水・木・金・土」ですが、
    双月世界の曜日は「・火・氷・水・雷・土・風」となっています。
    また、現実世界の一ヶ月は28~31日ですが、双月世界は一貫して30日。
    そのため7月も、30日です。
    (この辺りの詳細は
    「双月暦」の暦にて)





    黄色に塗っているのが、作中で言及している日にち。
    こうして見てみると、改めて気付くことがいくつか。
    まず、エミリオが7月1日に休日出勤してる点。ワーカホリックですね。
    と言うか――僕自身もあんまり気に留めてなかったことですが――双月世界の休日っていつなんでしょうね……?
    その辺りはいずれ設定構築することにして、今のところは天曜が休日(安息日)とします。

    あと、ルーマが週1~2のペースで「ランクス&アレックス」に入り浸ってる点。
    よほどパンケーキが美味しいようです。それとも店の雰囲気が好きなのか。

    補足;双月暦570年7月のカレンダー

    2014.07.05.[Edit]
    自分で読んでて日程がピンと来なくなってきたので、ここで図解説明を入れておこうと思います。の前に、何点か注釈。まず、現実世界との「曜日」がまったく違うこと。現実の、日本における曜日は「日・月・火・水・木・金・土」ですが、双月世界の曜日は「天・火・氷・水・雷・土・風」となっています。また、現実世界の一ヶ月は28~31日ですが、双月世界は一貫して30日。そのため7月も、30日です。(この辺りの詳細は「双月暦」の...

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    ふと思い立ち、6年前に作った双月世界の地図をリメイクしてみました。
    ついでに物語ごとの、各都市の位置も添えてみたり。



    まずは「蒼天剣」の地図から。
    実は中央大陸と北方大陸をかなりうろうろと歩いていました、晴奈。
    中央大陸に至っては、それこそ端から端、央南最北端の青江から央北極北部のウエストポートまで。
    作中であれこれ語ってきた数々の武勇伝を抜きにしても、
    個人でこれだけの距離を、ほとんど徒歩で移動したと言うだけで、立派な業績と言う気がします。
    深夜特急並みの健脚です。

    双月世界地図;蒼天剣

    2015.06.13.[Edit]
    ふと思い立ち、6年前に作った双月世界の地図をリメイクしてみました。ついでに物語ごとの、各都市の位置も添えてみたり。まずは「蒼天剣」の地図から。実は中央大陸と北方大陸をかなりうろうろと歩いていました、晴奈。中央大陸に至っては、それこそ端から端、央南最北端の青江から央北極北部のウエストポートまで。作中であれこれ語ってきた数々の武勇伝を抜きにしても、個人でこれだけの距離を、ほとんど徒歩で移動したと言うだ...

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    昨日に引き続き、今回は「火紅狐」の地図。



    第1部~第2部の間に、フォコが故郷のカレイドマインからナラン島へと移動していますが、こうして地図上で見てみると世界半周分。
    物語の行間においても、相当の災難に見舞われていたようです。(やかましいおっさんと二人っきりで世界半周の船旅とか……)

    さらにその後は央北→北方→南海→西方→央中と、昨日褒めた晴奈が簡単にかすんでしまうレベルの、膨大な移動距離。
    直線距離で考えれば、作中だけで世界3周はしてるんじゃないでしょうか、フォコ。
    つくづく自分は、主人公に苦難の旅をさせてしまっているようです……。

    双月世界地図;火紅狐

    2015.06.14.[Edit]
    昨日に引き続き、今回は「火紅狐」の地図。第1部~第2部の間に、フォコが故郷のカレイドマインからナラン島へと移動していますが、こうして地図上で見てみると世界半周分。物語の行間においても、相当の災難に見舞われていたようです。(やかましいおっさんと二人っきりで世界半周の船旅とか……)さらにその後は央北→北方→南海→西方→央中と、昨日褒めた晴奈が簡単にかすんでしまうレベルの、膨大な移動距離。直線距離で考えれば、作...

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    双月世界地図紹介シリーズ、3つ目は「白猫夢」。



    前2つの地図に比べて、なんとすっきりしていることか。
    秋也も葵も「フェニックス」チームも白猫党も、相当の冒険・行軍をしてるはずなんですが……。
    第11部の情報を加えたとしても、地図上にこれ以上都市が追加される予定はなし。

    一つの都市内でのエピソードが多すぎたのか……?
    考えてみると、第11部も含めた物語のうち、約4分の1の部(第1、6後半、8部)でミッドランドが舞台となっていますし、
    残る4分の3の内、半分近く(第2、3、6前半、9部)は西方南部での話。
    「フェニックス」チームのエピソードも、トラス王国(イーストフィールド)での出来事がほとんど。
    前二作とは色々と異なる書き方をしているのですが、その影響がこんなところにも出ていたようです。

    双月世界地図;白猫夢

    2015.06.15.[Edit]
    双月世界地図紹介シリーズ、3つ目は「白猫夢」。前2つの地図に比べて、なんとすっきりしていることか。秋也も葵も「フェニックス」チームも白猫党も、相当の冒険・行軍をしてるはずなんですが……。第11部の情報を加えたとしても、地図上にこれ以上都市が追加される予定はなし。一つの都市内でのエピソードが多すぎたのか……?考えてみると、第11部も含めた物語のうち、約4分の1の部(第1、6後半、8部)でミッドランドが舞台となって...

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    久々にシュウさんとパラさんを介さず、解説記事を掲載します。

    ポールさんから「わかりやすい央北全土の行政区地図と、「白猫夢」での史実における戦役の展開を」とのご質問がありました。
    と言うわけで、内容を「『白猫夢』で起こった政変のまとめ」と拡大し、解説していきます。
    なお、
    ポールさんが描いた国境線と大分違っていますが、他意はありません。
    自分のイメージでかなりざっくり、適当に描いています。


    こちらがその地図。灰色の線は国境を表しています。



    ①超大国の崩壊以後

    まず「蒼天剣」と「白猫夢」の間の時代について。
    世界平定(天帝教初代教皇が達成したとされる、世界の政治的統一)を目論む超大国、
    第3次中央政府(通称『ヘブン』)の崩壊と「ヘブン王国」への体制一新に伴い、
    央北各地でヘブン王国からの独立や、影響力の弱い地域での実効支配などが立て続けに起こり、
    その結果、央北は40以上の国に分裂しました。

    「ヘブン」時代の遺産がそれなりにあったため、ヘブン王国の発行する通貨「ヘブンズ・クラム」の価値は保たれており、
    分裂後も央北内では事実上の基軸通貨としてクラムが使われていました。
    しかし40以上にも分かれた国々は、自分勝手な経済政策の断行や小規模な戦争を繰り返していたため、
    やがて央北全体の経済力が著しく低下。クラムもそれに引きずられる形で、次第に価値を落としていきました。

    それを危惧したヘブン王国の女王がクラムの価値を維持しようと画策するも、
    女王に反発する大臣たちが王子を担ぎ上げてクーデターを起こし、
    その上、大臣派が優勢と見た軍の大半がそちらに付いた結果、女王は討たれてしまいました。
    その後新たな国王となった王子は、当面の資金確保のために国土の一部を売却。
    しかし杜撰な算定の元、生産力のある地域を売却してしまったこと、
    そしてその地域が天帝教の政治的復権を目論む政治結社、「天政会」が購入したことから、事態は大きく変わります。



    ②天政会と新央北の対立

    天政会はヘブン王国から購入した土地を「セブロ市国」と制定し、取引所を設立しました。
    そしてクラム発行元であるヘブン王国の目の前で、クラムの価値をさらに貶めるような取引を乱発。
    クラムに重篤なインフレが起こり、元々から生産力が落ち込んでいたヘブン王国にとっては、これが致命傷になりました。
    いくらクラムを発行しても何も買えない状況となり、ヘブン王国は財政破綻。
    天政会の傘下に下るより他に、復興の道は無くなりました。

    基軸通貨発行国をも飲み込み、急速に勢力を拡大しつつある天政会の動向に危機感を抱いた央北東部、
    トラス王国は周囲の国と連携し、天政会に対抗できるような地域共同体「新央北」を築き、その宗主国となりました。
    すると今度は天政会が彼らの活動を疎んじ、陰に日向に妨害工作を仕掛けます。
    勿論、新央北もそれに対抗し、これが両陣営の戦いへと発展しました。

    あちこちで戦闘を繰り返した末、やがて両陣営は疲弊。
    和平交渉が行われ、央北にしばしの平和が訪れることとなりました。



    ③白猫党の台頭

    新央北側はトラス王国主導の元、堅実な復興を遂げ、順当に発展していましたが、
    戦争と交渉ですっかり弱腰になっていた天政会は、ヘブン王国に責任を丸投げ。
    経済手腕に乏しいヘブン王国は失策を繰り返し、クラムはふたたび価値を落としていました。

    そこへ現れたのが白猫党。
    彼らはヘブン王国を「合法的に」掌握し、管理下に置きました。
    さらには王国議会を牛耳っていた天政会の会員たちを騙し、全員を虐殺。
    この事実は白猫党自身の手により、央北中に喧伝されました。

    ところが天政会は報復に出ることを渋ったため、天政会の傘下国が抗議。
    両者が紛糾している最中、天政会の主要会員が全員行方不明になると言う異常事態が発生します。
    そのまま天政会は立ち消えとなりましたが、残された国々は白猫党への報復を誓い、「央北西部連合」として再度結束します。

    しかし飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続ける白猫党と、元々単独では天政会の言いなりになるしか無かった連合とでは、
    国力、軍事力に雲泥の差がありました。
    連合はあえなく敗北し、白猫党に下ることとなりました。

    一方、流石の白猫党でもそのまま新央北とやりあえるだけの力は無く、
    両陣営はそのまま、にらみ合いの状況に入りました。



    ④「コンチネンタル作戦」と白猫党の南北分裂

    白猫党は央北ではそれ以上戦わず、央中、西方、央南へと版図を広げていきました。
    占領した地域や国はことごとく、生活や職業、言論などあらゆるものを統制・管理され、
    まるで国民全員を奴隷として扱うような体制を強いていました。

    それに義憤を燃やしたのがトラス王国第一王子、マーク・トラス。
    明晰な彼は白猫党に「コンチネンタル」と呼ばれる、ある作戦を仕掛けました。
    その作戦は見事に成功し、白猫党に甚大な混乱を引き起こしました。

    紆余曲折の末、白猫党は南北に分裂。
    南の白猫党はこれまで通り「白猫原理主義世界共和党」、通称「白猫共和党」。
    北の白猫党は「国家社会主義白猫党」、通称「社会白猫党」と名を変え、新たな戦いが始まりました。



    ちなみに双月世界小話「黒エルフの騎士団」と「赤虎亭日記」にて、
    「ペルシェビレッジ」あるいは「リモード共和国」と言う地名が出てきますが、こちらも央北の小国。
    ①の時点でどさくさに紛れて独立し、それ以来、新央北にも天政会にも白猫党にも属さず、中立を貫いています。
    央北には他にもこうした独立国が少なからず存在しており、
    すべての国が新央北か白猫党のいずれかに付いている、と言うわけではありません。

    補足;「白猫夢」における央北政治史

    2016.06.04.[Edit]
    久々にシュウさんとパラさんを介さず、解説記事を掲載します。ポールさんから「わかりやすい央北全土の行政区地図と、「白猫夢」での史実における戦役の展開を」とのご質問がありました。と言うわけで、内容を「『白猫夢』で起こった政変のまとめ」と拡大し、解説していきます。なお、ポールさんが描いた国境線と大分違っていますが、他意はありません。自分のイメージでかなりざっくり、適当に描いています。こちらがその地図。灰...

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    以前にポールさんからいただいたリクエスト「これまでの話に出てきた、各勢力の「旗」を教えてください」について、
    とりあえず現時点で思い付いたものを形にしてみました。
    今後、新たな組織や勢力が現れたり、アイデアがまとまったりしたら追加するかも知れません。

    まずはシリーズ全編を通して登場する、金火狐財団の団旗。

    一族の姓「ゴールドマン(Goldman)」の「G」と狐、
    そして彼らの毛並みをモチーフとしたデザインです。
    この話を書いていた辺りで、既にイメージは有りました。

    続いて「白猫夢」に登場した政治結社、白猫党の党旗。

    正式名称「白猫原理主義世界共和党」であることから、
    「猫」と「世界地図」をモチーフにしています。
    また、「白猫」が銀と黒のオッドアイであるため、右目だけ色が違います。
    背景はちょっと紫っぽい青色。いわゆる葵色ですね。
    ちなみに白猫党員は全員、同様のデザインのバッジを着けています



    以下、双月世界の三大宗教。
    まずは(央北)天帝教。

    通称「スリップクロス」。
    長い間彼らの本拠地だったクロスセントラルと
    近隣の主要都市とを線で結ぶとこう言う形が浮かぶことから、
    このちょっと斜めの十字架が彼らのシンボルになりました。

    続いて央中天帝教。

    央中天帝教の主神、エリザさんが好きだった蓮の花をモチーフにしたデザイン。

    最後に黒炎教団。

    教団の現人神、克大火のイメージ「火」と「黒」、「鴉」がモチーフとなっています。

    雑記;旗について

    2016.07.06.[Edit]
    以前にポールさんからいただいたリクエスト「これまでの話に出てきた、各勢力の「旗」を教えてください」について、とりあえず現時点で思い付いたものを形にしてみました。今後、新たな組織や勢力が現れたり、アイデアがまとまったりしたら追加するかも知れません。まずはシリーズ全編を通して登場する、金火狐財団の団旗。一族の姓「ゴールドマン(Goldman)」の「G」と狐、そして彼らの毛並みをモチーフとしたデザインです。この...

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    かねてよりポールさんが、「白猫夢」を基盤としたテーブルゲームを開発しようとされているので、
    自分も旗のデザインや政治背景などを考えていました。
    で、今回は国旗を考えるとともに、トピックや設定を追加。



    まず、ヘブン王国の国旗。

    「蒼天剣」においても触れていますが、この国は元北方軍人だった日上(ヒノカミ)中佐が央北の超大国、
    通称「中央政府」を陥落させて新たな政治組織、通称「ヘブン」に編成し直した経緯があります。
    そこで日上中佐(を表す「太陽」)が「中央政府を打ち倒した」ことを、
    中央政府(と関係が深い央北天帝教)のシンボルだった「スリップクロス」を塗り潰すことで、国旗として示しています。
    その後「ヘブン」は滅び、ヘブン王国と複数の小国に分裂することとなりますが、
    国旗自体はそのまま、ヘブン王国に受け継がれています。

    次はトラス王国。

    前述した通り、「ヘブン」崩壊後にいくつかの小国が分裂・独立を果たしました。
    トラス王国もこの例に漏れず、崩壊時のどさくさに紛れて独立しています。
    そう言う経緯があるため、「ヘブン」およびその後のヘブン王国と袂を分かったことを示すように、
    「スリップクロス」の左半分を裂き、右半分(東方向)の線を延長した上、
    その線上、トラス王国首都であるイーストフィールドがある辺りに心臓が来るよう、
    狼のモチーフをおごっています。

    さらに繰り返しますが、「スリップクロス」はかつての超大国、中央政府のシンボルでもありました。
    そのため「ヘブン」崩壊後、分裂・独立した諸国の多くはトラス王国と同様、
    この「スリップクロス」を弄り、貶める形で国旗をデザインしています。
    これは後にトラス王国がその舵取りを務める地域共同体、「新央北」の旗にもその流れが汲まれており、
    「スリップクロス」の右半分が、トラス王国の国旗と同様に用いられています。
    さらに新央北の初期参加国が3ヶ国だったことから星が3つ描かれ、そしてそれぞれの国旗の色が使われています。

    ちなみにトラス王国の国旗の色(赤)の面積が一番大きい理由は、宗主国だから。
    (恐らくは発起人のショウ・トラス卿がそう言って、めっちゃゴネたんでしょうね)

    ついでにリモード共和国。

    これまではちょっと番外編「双月世界小話」で多少名前が出たくらいで、
    大して重要度も高くなく、あんまりピックアップしていないところですが、
    次々回作で取り上げようかとうっすら計画しているので、今のうちに作っておきます。
    例によって「スリップクロス」弄りと、
    初代大統領である猫獣人、ペルシェ・リモード卿のイメージカラーの橙色がモチーフ。

    雑記;旗について その2

    2016.07.12.[Edit]
    かねてよりポールさんが、「白猫夢」を基盤としたテーブルゲームを開発しようとされているので、自分も旗のデザインや政治背景などを考えていました。で、今回は国旗を考えるとともに、トピックや設定を追加。まず、ヘブン王国の国旗。「蒼天剣」においても触れていますが、この国は元北方軍人だった日上(ヒノカミ)中佐が央北の超大国、通称「中央政府」を陥落させて新たな政治組織、通称「ヘブン」に編成し直した経緯があります...

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    そう言えば「琥珀暁」の地図描いてなかった。
    と言うわけで、今更ですが掲載。



    とは言え、紀元前1年の話。
    これ以前の歴史は皆無なので、あんまり特筆すべき箇所も無く。
    強いて言えば「火紅狐」以降の時代に比べて、大きな川が少ないくらい。
    と言うのも、あの川は双月世界における巨大政治組織、「中央政府」成立以降に、
    央北各地に水を供給することを目的として引かれた水路。
    元々の川はこんだけシンプルでした。

    あと、「南旅伝」と「襲跡伝」でゼロたちが旅した道のりも記しておきます。
    緑の線が往路、青の線が復路です。
    さらに言えば、「南の村」は「火紅狐」以降のサウスボックスとは違う街。
    鉱山が枯れたり別の鉱山が見付かったりで、ちょくちょく移動しているようです。
    また、「大交渉」以降は歴史的建造物ができたり大小様々な商会が集まったりして、移動してない模様。

    双月世界地図;琥珀暁(第1部)

    2017.10.16.[Edit]
    そう言えば「琥珀暁」の地図描いてなかった。と言うわけで、今更ですが掲載。とは言え、紀元前1年の話。これ以前の歴史は皆無なので、あんまり特筆すべき箇所も無く。強いて言えば「火紅狐」以降の時代に比べて、大きな川が少ないくらい。と言うのも、あの川は双月世界における巨大政治組織、「中央政府」成立以降に、央北各地に水を供給することを目的として引かれた水路。元々の川はこんだけシンプルでした。あと、「南旅伝」と...

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    「琥珀暁」第2部の地図。



    エリザとモールの旅路は、おおよそ6~7年か、それ以上と考えています。
    その行程、
    )エリザの村を出てラボの村へ行き着き、
    )そこから壁の山で数年修行後、
    )一旦ラボの村に戻り、
    )クロスセントラルに討伐隊を借りに行き、
    )壁の山を超えてラボの村に一時逗留後、
    )エリザの村でバケモノ退治。

    ……一桁~10代前半くらいの女児が歩く距離じゃないなこれ。
    逆算すると、モールとの旅の後半くらいのエリザは、もうちょっと歳、年代が上なのかも。
    (第3部がえらい内容になってしまっているので、そのためのエクスキューズです)

    双月世界地図;琥珀暁(第2部)

    2017.10.30.[Edit]
    「琥珀暁」第2部の地図。エリザとモールの旅路は、おおよそ6~7年か、それ以上と考えています。その行程、(1)エリザの村を出てラボの村へ行き着き、(2)そこから壁の山で数年修行後、(3)一旦ラボの村に戻り、(4)クロスセントラルに討伐隊を借りに行き、(5)壁の山を超えてラボの村に一時逗留後、(6)エリザの村でバケモノ退治。……一桁~10代前半くらいの女児が歩く距離じゃないなこれ。逆算すると、モールとの旅...

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    「琥珀暁」第3部の地図。



    今回は結構、主人公チームがあっちこっち行ってました。
    (始まる前から測量調査で岸沿いをうろうろしてましたしね)
    移動距離とかかった日数を考えれば、第2部のモール・エリザ師弟をはるかに凌ぐペースです。
    次の部でもちょくちょく言及しますが、つくづくハンはワーカホリックな性格のようです。

    なお、この地図には記載していませんが、南都伝・8にて言及されていた漁村が「壁の山」の南西にあり、
    そこからウエストポート経由で、ノースポートまで船を向かわせています。

    ちなみに火紅狐に出てきた街「カレイドマイン」は、「エリザの街」ではありません。
    エリザの時代から後に周辺の金鉱脈が枯渇したらしく、
    2世紀~3世紀の間に金火狐一族は金鉱を求め、南下していったようです。
    街自体は残ったみたいですが、「鉱業が活発だった頃は賑わっていた街が、鉱山が閉山された途端に寂れてしまう」
    と言ったようなことは、現実世界においてもよく見られます。
    「エリザの街」もその例に漏れず、金火狐一族が去ってからはあっさり寂れてしまったらしく、
    「火紅狐」の時代にはうわさにも上らないような、ちっぽけな街になってしまったようです。

    双月世界地図;琥珀暁(第3部)

    2018.04.21.[Edit]
    「琥珀暁」第3部の地図。今回は結構、主人公チームがあっちこっち行ってました。(始まる前から測量調査で岸沿いをうろうろしてましたしね)移動距離とかかった日数を考えれば、第2部のモール・エリザ師弟をはるかに凌ぐペースです。次の部でもちょくちょく言及しますが、つくづくハンはワーカホリックな性格のようです。なお、この地図には記載していませんが、南都伝・8にて言及されていた漁村が「壁の山」の南西にあり、そこから...

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    シュウ
    「なんかいきなり呼ばれました。
    こんにちは。当ブログ『黄輪雑貨本店 新館』の(出番の無い)マスコット、
    シュウ・メイスンですー」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「さて、突如始まりました今回の企画について、
    黄輪さんよりお手紙みたいなのをいただいておりますので、読み上げさせていただきます。
    『琥珀暁第3部も終わり、次回連載まで間があります。
    (と言うかDW10も未完成ですし、第4部も半分しかできてないので、
    掲載可能なものが無いと言うのが現状ですが)
    それまでの穴埋めとして、双月世界における生活だとか文化について、
    だらだらーっと妄想、もとい考察していこうと思います』

    ……ですってー」


    シュウ
    「この企画は基本無期限、次の連載が決定するまでのゆるーいつなぎにする予定だとか。
    ソレまでわたしの出番アリですやったー!」


    シュウ
    「……とは言え、わたし一人でしゃべるのも考察を説明するのも大変なので、
    あと2人、ゲストをお呼びしています。まずは1人目」


    エリザ
    「どーもー」


    シュウ
    「現在連載中の長編小説『琥珀暁』におけるダブルキャストの一人、エリザ・ゴールドマンさん!
    黄輪さんのお気に入りトップ5の一人だとか。
    そしてもうひとり、こちらもお気に入り」


    小鈴
    「はいはーい」


    シュウ
    「橘小鈴さんですー!」


    小鈴
    「ちなみにお気にのトップ5のうち、残り2人は『あんまり能動的にしゃべらない』から、
    残り1人は『おしゃべり過ぎる』から、呼んでないらしーわよ」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ
    「ほんで今回、何について話するん?」


    シュウ
    「えーと、まず第1回は黄輪さんが中学生の頃からずーっと考えてたコトだそーです」


    小鈴
    「ってコトは20年くらい前から? さぞ高尚な悩みなんでしょーね?」


    シュウ
    「……ケモノ耳の位置だそーです」


    エリザ
    「っちゅうと?」


    シュウ
    「現実世界では今のところ、猫耳だとか狐耳の人は実在しないですけども、
    もし実際にいたとしたら、どの位置に付くのが『リアリティ』があるんだろうか、……ですって」


    小鈴
    「ソレを20年前から?」


    シュウ
    「はい」


    小鈴
    「……しょーもないっちゃしょーもないわね」


    シュウ
    「リアリティ重視の黄輪さんにとっては深い悩みだそーで。
    って言うか、わたしやエリザさんみたいな人たちには、ソレこそ存在に関わるお話ですし」


    エリザ
    「ソコら辺の設定固めとかへんと、描写にも困らはるやろしな」


    シュウ
    「とゆーワケで、今回は『双月世界のケモノ耳さん、どんな形なの』問題


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「ソレじゃまずは、『一般的な認識』から掘り下げていきましょーか」


    小鈴
    「そーゆー系の話をネットで探すと、大体3通りに分かれてるわね。
    その1、『頭の上に付いてる』。その2、『目の横に付いてる』。
    んでその3、『上にケモノ耳が付いてて、横にヒトの耳が付いてる』」


    エリザ
    「双月世界のアタシらは1番目やな」


    シュウ
    「でも黄輪さん、昔は『横に付いてないと、
    電話も眼鏡も人間(双月世界における『短耳』)と共用できないし、
    ケモノ耳の人たちと短耳・エルフ耳の人たちとで差分化されるような文化になってしまうのでは』
    なーんて言う小難しい理屈こねて、2番目の設定で進めてたらしいです」


    小鈴
    「極端な言い方すると、どっちかがどっちかを差別するよーな表現ってのが、
    黄輪さんあんまり好きじゃないらしーわね」


    シュウ
    「コレはあくまで、他の作家さんが差別を題材や表現方法に使うと言うコトに
    ついてまでケチを付たいと言うワケじゃなくて、
    自分の作品では極端な差別表現を用いたくないと言う、黄輪さんの作品内における主張です」


    エリザ
    「『よそはよそ、ウチはウチ』の精神やね」


    シュウ
    「っと、内容がちょいズレてきたので、話を戻します。
    前述の通り、最初は2番目の設定で『双月千年世界』を進めてきたんですけども、
    ここ数年は1番目の設定にシフトしてるそーです。
    と言うのも、『ビジュアル的に、耳が横に付いてることにときめかない』んだそーで」


    エリザ
    「なんやそれ」


    シュウ
    「本来の(モデルになった)動物と違う位置に耳が付いてると、違和感を覚えるんだとか。
    例えばわたしみたいに『猫耳』の場合だと、ケモノの方の猫は耳が上に付いてますよね」


    小鈴
    「そーねぇ」


    シュウ
    「でも人型にした時、わざわざ耳を横に付けたりなんかすると、
    もうその時点で『猫耳』っぽさを感じられなくなる、……ですって」


    小鈴
    「そもそも『猫』が『人型』になった時点で『猫』じゃないじゃん、
    ……ってツッコミは野暮かしらね。
    でも確かに、猫らしさを残すつもりがあるなら、
    実際の猫に近付けた方がらしいっちゃらしい、とも言えるわね」


    シュウ
    「とまあ、ココまでほぼほぼ黄輪さんの主観に基づく主張ですが、
    とにかく今現在、黄輪さんの中では1番目、『ケモノ耳は頭の上』で通してるそーです。
    ただ、コレはコレで最初に言ってた問題に関わってくるので、
    その辺りは新たに考察を重ねたそーです。
    ソレに関してはまた次回に! それではー」

    双月千年世界 徒然考察;耳

    2018.05.07.[Edit]
    シュウ「なんかいきなり呼ばれました。こんにちは。当ブログ『黄輪雑貨本店 新館』の(出番の無い)マスコット、シュウ・メイスンですー」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「さて、突如始まりました今回の企画について、黄輪さんよりお手紙みたいなのをいただいておりますので、読み上げさせていただきます。『琥珀暁第3部も終わり、次回連載まで間があります。(と言うかDW10も未完成ですし、第4部も半分しかでき...

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    シュウ
    「はい、今回もだらーっと考察トーク回ですー」


    小鈴
    「この流れ、
    2年前の更新報告と一緒じゃない?
    本筋から外れてそっちに力入れっぱなしってトコがさ。
    コレ続く限り、新作出ないってコト無いわよね?」

    シュウ
    「流石に大丈夫なはず。
    2年前は黄輪さんボロボロでしたけど、今は元気ですし、
    コツコツ書いてるみたいですし」


    エリザ
    「コレやっとるのんが弱っとる証拠かも分からんけどな」


    シュウ
    「だ、大丈夫です、……きっと。
    ツイッターでも『DW10は7月までに完成させたい』って公言してましたし、きっとできます!」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「さて、前回は『ケモノ耳の位置』について話しましたが、今回はその延長線上。
    『ケモノ耳が頭の上にあった場合、電話とか眼鏡の形はどうするのか』問題


    小鈴
    「あたしみたくエルフ耳な場合だったら、眼鏡はふつーに耳にかけるし、
    電話(受話器やスマホ)はそのまま耳に当てればいいでしょうけどね」


    シュウ
    「そう、ソコです。耳が上にあった場合、現実世界と同じような使い方ができません」


    エリザ
    「んっ……よっ……あー」


    小鈴
    「何してんの?」


    エリザ
    「スマホ耳に当てたらしゃべれへんし、口に持ってくと聞こえへん」


    シュウ
    「わたしもダメですね。
    となると現実世界と双月世界とで、形が大分変わってくるでしょうね」


    小鈴
    「現実世界の、19世紀くらいにあった壁掛け式の電話だと、
    マイクは電話本体、スピーカーはコードにつながれて取り外せるようになってるわよね」


    シュウ
    「その方式になりそうですね。
    6世紀までの双月世界にはまだ、スマホみたいなモノは一般に広まっていないですが、
    もしも今後登場するとしたら、スピーカーが19世紀の電話みたいに、コード式になるのかも」


    エリザ
    「ソレか、ハンズフリーのイヤホンマイクみたいのんがデフォで付くかも知れへんな」


    シュウ
    「電話に関しては、どうにでもなりそうですね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「お次は眼鏡」


    小鈴
    「ってか、シュウって眼鏡してるわよね」


    シュウ
    「実はそうなんです。初登場から8年、いまさら明かされる衝撃の事実ってヤツですね」


    小鈴
    「シュウに関しては、黄輪さんまったくビジュアルを公開してないもんね。
    言わなきゃまったく分かんないわね、そんなの」


    シュウ
    「他にも色々と属性はありますが……、閑話休題。
    現実世界の、つるを耳に引っ掛けるタイプのモノは、
    ケモノ耳が上にある場合、どーやっても使えません」


    エリザ
    「せやな(ひょいっ)」


    小鈴
    「エリザ……。アンタ、ソレじゃ頭に乗っけてるだけじゃん。
    観光地のセレブじゃないんだから」


    エリザ
    「ま、眼鏡と言えばみんな、こーゆーつるのあるヤツを想像するやろけども、
    昔の眼鏡はつるの部分が紐とかバンドとかになっとったり、
    鼻に当たる部分が洗濯バサミみたいになっとって、鼻の上ら辺をちょんと挟むよーなタイプもあってん」


    小鈴
    「いわゆる『鼻眼鏡』ってヤツね。
    ……くれぐれも言っとくけど、デカい鼻とヒゲが付いてるアレじゃないわよ」


    シュウ
    「わたしも鼻眼鏡タイプ使ってます。
    もしもビジュアル化された際には、忘れないようにしてほしいです……」


    小鈴
    「眼鏡の考察も問題無さそうね。
    ソレが今後、活かされるかどうかは別として」


    シュウ
    「こーゆーのは考えるコト自体が大事なんですよ」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    「次回、5/21の更新は(問題無く行けば)6月の携帯待受です。
    その次は多分、またゆるゆる考察回です。それではまたー」

    双月千年世界 徒然考察;電話と眼鏡

    2018.05.14.[Edit]
    シュウ「はい、今回もだらーっと考察トーク回ですー」小鈴「この流れ、2年前の更新報告と一緒じゃない?本筋から外れてそっちに力入れっぱなしってトコがさ。コレ続く限り、新作出ないってコト無いわよね?」シュウ「流石に大丈夫なはず。2年前は黄輪さんボロボロでしたけど、今は元気ですし、コツコツ書いてるみたいですし」エリザ「コレやっとるのんが弱っとる証拠かも分からんけどな」シュウ「だ、大丈夫です、……きっと。ツイッ...

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    シュウ「はい、今回もだらだらっと参りますー。
    突然の予定変更なんてこの企画開催中じゃよくあるコト!
    ……はぁー……」


    エリザ
    なんか……ゴメンな

    シュウ「いえ、エリザさんは悪くないですよ。
    ただちょっとやっぱりなんか、わたしの扱いって雑いなーって」


    小鈴「この3人の中でイラスト無いの、あんただけだもんね」

    シュウ「ひぅー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「はい、気を取り直して今回のだらだら考察、ですっ!
    今回は、以前の記事でいただいたコメントを基に進めていきたいと思います」


    エリザ「『耳を貸す』とか『尻尾を出す』とか、いわゆる慣用句っちゅうアレやね」

    シュウ「双月世界には、実際に尻尾がある人たちがいっぱいいますからね。
    現実世界の表現をそのまま用いるのは、ちょっと無理があるかも知れません」


    エリザ「逆に、こっちやからこその表現はあるんか、っちゅうのんも考えられるわな」

    小鈴「ってワケで今回は、その辺りを考えて行きましょう、と」

    シュウ「てさぐってますねー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「まず、コメントでいただいたのは『耳』について。
    内緒話する時の『耳を貸す』は、実際どんな挙動になるのか?」


    小鈴「こーよね」

    エリザ「せやな」

    シュウ「皆さんには見えてませんっ。
    えっと、説明するとですね、今、小鈴さんはエリザさんのお耳に自分の手を添えて、お口近づけてます。
    つまり現実世界とおんなじやり方ですね」


    小鈴「そりゃ『慣用句』だもんね」

    エリザ「実際にホイって耳千切って渡したら、そらホラーやわ。
    ……あ、そうそう。こないだ黄輪さんがお答えした内容やけどな、アレは痛いと思うで」


    小鈴「『そこはけもミミをくにっとつかんで、口に持って行く方法で。まさに「耳を貸す」。
    コレさ、他人の体をいきなりつかんで引っ張るヤツっておかしいでしょ。普通いないわよ」


    エリザ「ホンマにそんなコトする粗忽者はオシオキやで」

    シュウ「と言うワケで、コレに関しては訂正してお詫び申し上げるってコトで」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「ちなみにエリザさん(琥珀暁第3部時点)は95、……じゃなくて163cm。
    小鈴さんは94、……じゃなくて166cm。身長はほぼ同じです」


    小鈴「なにその、前の数字。分かるけどさ」

    エリザ「アタシらでっかいな。身長の話やないけど」

    シュウ「現実の、日本の女の子の平均身長は158cm程度なので、
    ソコから比較してもお二人はおっきい方ですね。
    で、身長がほぼ一緒なので、先程は普通に耳打ちする形になりましたが、
    身長に、と言うより両者のお口とお耳の位置に大きな差がある場合は、どうなるのか?」


    エリザ「『琥珀暁』で言うたら、クーちゃんが149cm、マリアちゃんは166cmなんやけども、
    クーちゃんが『内々にお話ししたいのですけれど、少々よろしいかしら』言うて耳打ちする時は、
    大体マリアちゃんが屈んで『はーい、なんでしょーか?』ってやってはるな」


    小鈴「ま、そーなるわよね」

    シュウ「双月世界の獣人さんは、ソコまでけもけもしてませんからね。
    二本足でしゃきっと背筋伸ばして立ってますし、お手々も指が5本。
    なので現実世界における大体の慣用表現は、ほぼそのまま使えると思います」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「では逆に、双月世界でしか使えない慣用表現ってあるんでしょうか?
    ……と言うのを考えていきたいのは山々ですが、これは今のところおあずけです!」


    エリザ「なんで?」

    シュウ「『本編より先に設定を作り込みたくない』とのコトです。
    確かに色んな設定を盛り込むのは創作の醍醐味であり、
    作者の愉悦でもあるんですけども、ソレは本編と並行してやりたいなー
    』、ですって。
    なので、その辺りは本編中においおい出てくる予定だそうですー」


    小鈴「『琥珀暁』自体がそもそも、双月世界のはじまりの話だもんね。
    文化のブの字も無いような状態なのに、いきなりことばが充実してたら変よね」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「今日の会議はこんなところでおしまいです!
    次回は未定! 多分来週の6月11日? いえ、来週であってほしい!」


    小鈴「再来週(6月18日)は7月分の携帯待受が出る頃だもんね。
    ココ逃したら、次は25日ってコトになるわね」


    シュウ「ひぅー」

    エリザ「……ソレ流行らしたいん?」

    双月千年世界 徒然考察;慣用表現

    2018.06.04.[Edit]
    シュウ「はい、今回もだらだらっと参りますー。突然の予定変更なんてこの企画開催中じゃよくあるコト!……はぁー……」エリザ「なんか……ゴメンな」シュウ「いえ、エリザさんは悪くないですよ。ただちょっとやっぱりなんか、わたしの扱いって雑いなーって」小鈴「この3人の中でイラスト無いの、あんただけだもんね」シュウ「ひぅー」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「はい、気を取り直して今回のだらだら考察、ですっ!...

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    小鈴「あれ?」

    エリザ「お?」

    小鈴「シュウいないじゃん」

    エリザ「あ、机に手紙あるで」

    小鈴「何だろ? ……ふん、ふん」

    エリザ「何て?」

    小鈴「はい」

    「今回のだらだら会議、シュウはお休みさせます。
    お二人には
    前回浮上した、『シュウのキャラ付けガバガバ問題』についての議論をお願いします。

    P.S.
    会議を見ている人の意見も参考にしたいと思っています。
    6月17日になった時点で意見募集は終了します」


    小鈴「……だってさ」

    エリザ「つまりアタシらがやいやい言うた結果で、
    シュウが『シュウくん』か『シュウちゃん』かになるワケやな」


    小鈴「あんた、どっち見てみたい?」

    エリザ「どっちでもええ気するけどなー。
    いっそこのまんま、性別不明のまま進めてもおもろいと思うけど」


    小鈴「でもさ、『性別不明』ネタはちょくちょくやってるのよね。
    『白猫夢』とか、『DW』とか。
    んで、どっちも結局女の子だったじゃん?
    いっぺん『女の子に見えるけど男の子でした』パターンも見てみたいわよね」


    エリザ「いわゆる『男の娘』か?」

    小鈴「どーよ?」

    エリザ「選択肢の一つやねぇ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「あとは何決める?」

    小鈴「見た目、……は性別決めてからの方がいいわよね。
    ココでドレスとかワンピとかに決めて、性別が男になったらまずいじゃん?」


    エリザ「ソレはソレでおもろいけどな」

    小鈴「あんたもしかして、男の娘推してる?」

    エリザ「おもろさ重視や」

    小鈴「ま、面白いでしょーね、ソレはソレで。
    でもさ、あの子基本的に、他のキャラとお話しするためのキャラだし、
    フォーマルなイメージあるから、どっちにしてもスーツって感じするわね」


    エリザ「……今更やけど、アタシらどーやってあの子と話しとったんやろな。
    どう考えても状況的に、目の前におったはずやのに」


    小鈴「アレよ、目には映ってたけど頭の中に入ってきてなかったって感じの」

    エリザ「階段か小石扱いやな。改めてひどい話やで、ホンマ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「あと決めるとしたら何やろ?」

    小鈴「あたしたちの身長とバストサイズをバラされたから、
    あの子の身長も決めときましょ」


    エリザ「アタシのイメージやと、何かちっちゃいねんな、あの子」

    小鈴「あー、確かに。170cm超えてるイメージ、全然湧かないわ。
    男の子だったとしても」


    エリザ「どんだけデカくとも、150cm台やな」

    小鈴「口癖『ひぅー』つってるし、小動物系よね」

    エリザ「あ、動物言うたら、毛並みはどないやのん? 髪の色とかも」

    小鈴「そーね、ソコ重要よね。
    『猫』つってたし、フォーマルなイメージも併せて、毛並みは黒ってトコかしら」


    エリザ「ソレだけやと見た目重たいし、髪の毛はちょい茶色系とか。
    金髪とかもかわええかも知れへんな」


    小鈴「あたしの希望としては、あえてのピンク

    エリザ「あえて」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あたしたちが決めるのは、こんなトコかしらね」

    エリザ「その他の情報は、会議見とる人からの持ち寄りやね」

    小鈴「お便りお待ちしてます、と」

    エリザ「ほんで次回(6月18日)は?」

    小鈴「待受ね。月イチの」

    エリザ「その次で、シュウのプロフィール公開やね」

    小鈴「……何にもご意見来なかったら、あたしたちでテキトーに決めちゃうわよ」

    エリザ「しゃあないな」

    双月千年世界 徒然考察;シュウって……

    2018.06.11.[Edit]
    小鈴「あれ?」エリザ「お?」小鈴「シュウいないじゃん」エリザ「あ、机に手紙あるで」小鈴「何だろ? ……ふん、ふん」エリザ「何て?」小鈴「はい」「今回のだらだら会議、シュウはお休みさせます。お二人には前回浮上した、『シュウのキャラ付けガバガバ問題』についての議論をお願いします。P.S.会議を見ている人の意見も参考にしたいと思っています。6月17日になった時点で意見募集は終了します」小鈴「……だってさ」エリザ「...

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    キャラ紹介;シュウ(双月千年世界)

    2018.06.25.[Edit]
    以前の記事にてシュウの設定を考えるとお伝えしていたので、今回まとめてみました。名前シュウ・メイスン / Shiu Mason性別・種族・生年身体的特徴女性 / 猫獣人 / [未確定]髪:桃 瞳:金 耳・尻尾:黒、先端に白身長:144cm 体重:39kg3サイズ:B69、W47、H71職業記者 / 黄輪雑貨本店公式マスコットあとがきとか番外編とかに出てくる子。「黄輪雑貨」の代表代理。……とは言いつつ、あとがきも番外編もさほどやらないので、登場...

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    シュウ「はい、今回もだらだら考察回ですー」

    小鈴「今回は何やんの?」

    シュウ「ケモノっぽいヒトたちを論じる上で外せない二大要素と言えば、
    『お耳』と『尻尾』ですが、前者の方はこないだお話ししたので、今回は後者っ」


    エリザ「『尻尾』やね(ふわふわ)」

    シュウ「『尻尾』ですねー(さらさら)」

    小鈴「ここぞとばかりにぱたぱたさせてもうらやましくないわよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あ、そもそもだけど」

    シュウ「なんでしょう?」

    小鈴「ふつーの猫とか狐とか、換毛期ってあるじゃん?」

    エリザ「あるな」

    小鈴「アンタらにもあんの?」

    シュウ「ん? んー……」

    エリザ「アタシは無いな」

    シュウ「そうですねー」

    小鈴「あ、そーなの?」

    シュウ「双月世界の人たち限定かもですが、
    わたしも含めたこっちの獣人の皆さんには無いみたいです。
    ふわふわ系の人は夏でも冬でもふわふわしてますし、
    さらさら系の人も、いつでもさらさら」


    エリザ「季節っちゅうか、地域性が出るっぽいな。
    アタシが住んでるんはわりかし温暖なトコやし、
    寒いトコに住んどるロウくんに比べたら、さらさら度合いが強いと思うで。
    実際そんなフカフカ触り倒して比較したコト無いけどな」


    小鈴「まあ、普通好きでもないおっさんの体、ベタベタ触ったりしないもんね。
    んじゃ、暑い地域だとさらさら系、寒い地域だとふわふわ系って感じかしら。
    ……あ、やっぱ尻尾って、歳取ったらハゲたりすんの? 耳も?」


    エリザ「多少あるみたいやね。
    おじいちゃんおばあちゃんで、地が見えとる人は結構見た覚えあるわ」


    シュウ「毛並みも悪くなるみたいですよ。
    近所のスーパーでご年配用の毛染めとかコンディショナーとか、見たコトありますし」


    小鈴「生活感出てきたわね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「毛染めで気になったんだけど、耳とか尻尾とか、染めたりすんの?
    『黒いと重たく感じるから茶色にしちゃお★』みたいな」


    シュウ「染める人もいるみたいですよ。
    でも耳も尻尾もわりとデリケートなトコなので、
    よっぽどじゃなきゃ染めないです

    エリザ『白猫夢』第5部のんは、よっぽどやったっちゅうコトやね」

    小鈴「二人は染めてみたいと思う? 刺激無い染料があったとしたら」

    エリザ「アタシは自分の毛並み気に入っとるから思わへんなぁ」

    シュウ「ちょこっとやってみたい気はします。髪の毛の色と一緒にしてみたいなーとか」

    小鈴「ソコでこないだのイラストをちょこっといじってみたものがこちら」



    シュウ「……んー? うーん……?」

    エリザ「イメージと実際は異なる場合があります、ちゅうヤツやな」

    シュウ「やっぱり元のままが一番かもですねー」

    双月千年世界 徒然考察;尻尾

    2018.07.09.[Edit]
    シュウ「はい、今回もだらだら考察回ですー」小鈴「今回は何やんの?」シュウ「ケモノっぽいヒトたちを論じる上で外せない二大要素と言えば、『お耳』と『尻尾』ですが、前者の方はこないだお話ししたので、今回は後者っ」エリザ「『尻尾』やね(ふわふわ)」シュウ「『尻尾』ですねー(さらさら)」小鈴「ここぞとばかりにぱたぱたさせてもうらやましくないわよ」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -小鈴「あ、そもそもだけ...

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    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    エリザ「何しとん?」

    シュウ「なんか机の上にぬいぐるみ置いてあったんで。
    可愛いですね、この黒猫ちゃん」


    小鈴「んふふ」

    エリザ「どないしたん、ニヤニヤして」

    小鈴「ぬいぐるみのタグ見てみ」

    シュウ「タグ? ……えっ!?」

    エリザ「『克大火謹製』ってマジか?」

    小鈴「コネ使って作ってもらった」

    シュウ「な、なんか夜中に勝手に動き出しそうなマジックアイテムに見えてきた……」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うわけで今回のお題は、双月世界における『神器』について」

    小鈴「本来の意味としては『カミサマからもらったアイテム』みたいなもんだけど、
    双月世界だと違う意味も含まれるのよね」


    エリザ「『カミサマから~』っちゅう意味もあるねんけど、もう一つ、
    『異様に性能の良い武具』っちゅうのんもあるな」


    シュウ「どーやって作るのかはよく分かりません。企業秘密ってやつですね」

    小鈴「神器を作れるのは、現時点では克一門とモールさんと、
    ネール公国のお抱え職人だけってコトになってるわね」


    エリザ
    多少の例外はあるみたいやけどな」

    シュウ「で、その『異様な性能の良さ』って何なのかってことなんですが、まず『頑丈さ』。
    紙でも神器化したら、火を点けても燃えませんし、金属ならちょっとやそっとの衝撃でも壊れなくなります


    小鈴「後は、すごい魔力を持ってるコト。魔力の説明はまた今度するとして、
    神器化するとたった一振りの刀でも、ちょっとした工場や発電所並みの出力を出せたりするって話よ」


    エリザ「ホンマに神話っちゅうか、おとぎ話っぽいっちゅうか。
    コレ使い所間違えたら、黄輪さんの嫌いな安直チートもんの話になるよなぁ」


    シュウ「ご使用には細心の注意を! 色んな意味で」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、このぬいぐるみってただのぬいぐるみ、……ですよね?
    神器化とかそう言うの、特に無いですよね?」


    小鈴「何にも聞いてないから、そうなんじゃない?」

    エリザ「分からへんで? アイツ、大事なコト言いよらへんやん。わざとかうっかりか知らんけど」

    小鈴「……確かにねー」

    シュウ「大火さん作って聞いちゃうと、怖くて触れない……」

    エリザ「さっきまで普通になでなでもふもふしとったやん」

    シュウ「さ、さっきはさっき、今は今ですよぉ……」

    双月千年世界 徒然考察;『神器・1』

    2018.08.06.[Edit]
    シュウ「……(もふもふ)」シュウ「……(もふもふ)」シュウ「……(もふもふ)」エリザ「何しとん?」シュウ「なんか机の上にぬいぐるみ置いてあったんで。可愛いですね、この黒猫ちゃん」小鈴「んふふ」エリザ「どないしたん、ニヤニヤして」小鈴「ぬいぐるみのタグ見てみ」シュウ「タグ? ……えっ!?」エリザ「『克大火謹製』ってマジか?」小鈴「コネ使って作ってもらった」シュウ「な、なんか夜中に勝手に動き出しそうなマジック...

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    シュウ「はーい今回は徒然考察回。わー久しぶりですねー」

    エリザ「当てこすりやめーや」

    小鈴「したくなる気持ちも分かるけどね」

    シュウ「だって、前回いつでしたっけ?」

    エリザ「えーと……8月6日やな」

    シュウ「『DW』2回挟んで、2ヶ月半前ですよね」

    小鈴「連載好調だったからいいじゃん」

    シュウ「黄輪さん的にはソレでいいでしょうけども。わたしたち的にはヒマでヒマで」

    エリザ「アタシは忙しかったで。『琥珀暁』第4部でアレやコレや頑張っとったし」

    シュウ「あ、そうでしたね。先にソレ、告知した方がいいですよね。
    と言うワケで第4部の連載開始時期についてですが、来週の火曜日、10月23日からになります!」


    小鈴「こっちは前回更新(第3部終了日)が4月18日。半年ぶりね」

    エリザ「今年一杯続くみたいやで。60話以上になったし」

    シュウ「ちなみにどんなお話に?」

    エリザ「海の向こう行ってソコの人らとなんやかんやする話や」

    小鈴「超ざっくりーぃ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「んで、今日は何話すの?」

    シュウ
    こないだ話した『神器』の延長線みたいな感じですー。
    前回は『定義』について話してましたが、今回は『素材』について掘り下げていきます」

    小鈴「素材? あー、そう言や前回、『紙でも金属でも』って言ってたわね」

    エリザ「ちゅうコトは、何でも神器にでけるってコトになるわな。
    ……っちゅうかな、ある程度のコトはアタシ、先生から聞いとるんよ」


    小鈴「お、今回はエリザ解説?」

    エリザ「ほなチョイっと。
    確かに紙でも何でも神器化でけるのんはでけるねんけど、やっぱり元の素材が良おなかったら、性能もソレなりになってまうんよ。
    ちなみにアタシと先生の杖は……あーと、ほら、アレや、……ナントカ言う超ええ感じの合金やねん」


    小鈴「そらナントカ言うでしょうよ。うろ覚えもいいトコじゃん」

    シュウ「ちなみに大火さんの刀は『ミスリル化チタン鋼』製らしいです。名前だけでもすごそう」

    小鈴「あのさ、ソコがよく分かんないんだけど」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「『ミスリル化』って何? 公安の人らと一緒に央北行ってた時にチラっと聞いたけど、あの時切羽詰まってたから、何が何だかって感じのままなのよね」

    エリザ「えーと……アレ何やったかいな、アハハ、思い出せんわ、……アレやねん……アレ……、あーココまで出かかっとるんやけど……あーあーあー、そうそうそうそう、……あ、ちゃうわちゃうわ、アハハハ全然思い出せんわ、傑作やな、……はぁ~ぁ、あー……Zzz……お花畑や~……

    小鈴「寝るなっ。そして渡るなっ」

    エリザ「おっ、おぅ?」

    小鈴「一人で新喜劇ネタやってないで、話の輪に戻る」

    エリザ「あ、ゴメンゴメン」

    小鈴「アンタ第4部でもチョコチョコ挟んでたでしょ。……話戻すわよ」

    エリザ「あー、と。『ミスリル化』が何のコトやっちゅう話やったな。
    ざっくり説明するとな、魔力の『極』とか『属性』みたいなんを付けとんねん」


    シュウ「どゆコトでしょう?」

    エリザ「『極』はアレや、磁石のN極とS極みたいなヤツや。言うたら着磁やね。
    ある性質や系統の魔術を強化したり、違うタイプの魔術を防いだり弾いたりでけるんよ。小鈴がさっき言うてた話に出てきたんは防御特化のヤツで、克くんが使てるんは攻撃特化なんやろな」


    シュウ「話の中では『魔術の威力を増加させたり、無効化できたり』って説明がありましたねー」

    エリザ「同じ話やね。ほれ、RPGとかのゲームでよおあるやろ? 火属性の武器で氷属性の敵叩いたらむっちゃ効いたり、逆に火属性の敵はへっちゃらってアレや」

    シュウ「あ、なーるほど」

    小鈴小鈴「ってコトは、場合と相性によっちゃ、ミスリル化した盾でも防げないかもってコト?」

    エリザ「せやね。『マジックシールド』みたいにまんべんなく防げる系もあるけど、まんべんなくっちゅうのんは、『何に対しても言うほど効かへん』っちゅうコトでもあるからな。市販のやっすい風邪薬みたいなもんや」

    小鈴「熱、のど、鼻水、咳、その他風邪の諸症状なんでも抑えます! ……みたいなコトCMで宣伝しといて、飲んでみたら眠たくなるだけ、みたいなアレね」

    シュウ「なんだかんだ言って、ちゃんと効くのはちゃんと症状別に処方されたヤツですもんねぇ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「長くなっちゃったので明日に続きます!」

    エリザ「アタシのせいか?」

    小鈴「今回は結構しゃべったもんねぇ」

    双月千年世界 徒然考察;『神器・2』

    2018.10.15.[Edit]
    シュウ「はーい今回は徒然考察回。わー久しぶりですねー」エリザ「当てこすりやめーや」小鈴「したくなる気持ちも分かるけどね」シュウ「だって、前回いつでしたっけ?」エリザ「えーと……8月6日やな」シュウ「『DW』2回挟んで、2ヶ月半前ですよね」小鈴「連載好調だったからいいじゃん」シュウ「黄輪さん的にはソレでいいでしょうけども。わたしたち的にはヒマでヒマで」エリザ「アタシは忙しかったで。『琥珀暁』第4部でアレやコ...

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    シュウ「と言うワケで昨日の続きです! 『神器』ってなーに、の第3回!」

    エリザ「ココまででまとまったんは、
    1. 神器、めっちゃ凄い
    2. ええ素材使たらええ出来になる
    3. ミスリル化で味付け
    の3本やな」


    小鈴「日曜アニメの予告かっ」

    シュウ「あとは何を話すんですか?」

    小鈴「今まとめた分だけじゃ説明できないコトがちょこちょこあるでしょ?
    例えば鈴林のコトとか、晴奈や葛ちゃんが見た幻みたいなアレとか」


    エリザ「ソレはアタシもよー分からん」

    小鈴「克一門の人くらいじゃないと説明できないんじゃない?」

    シュウ「……呼びますぅ?」

    エリザ「誰を?」

    小鈴「呼べるの、……って言うか呼んでホイホイ来てくれるの、1人だけじゃない?」

    全員「……あの子かぁ~」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うワケで呼んだところ、即来ちゃいました。『テレポート』で眼の前に」

    ???「おうオレだ! 待たせたな!」

    小鈴「どーも天狐ちゃん」

    天狐「おっす」

    シュウ「克大火の七番弟子の片方、克天狐ちゃんです!」

    エリザ「片方?」

    天狐「色々あんだよ。詳しいコトは『白猫夢』読め。
    んでお前ら、オレに何聞きたいんだ?」


    シュウ「天狐ちゃんは神器製造のエキスパートと言うコトですが、
    鈴林さんみたいなのを造るのも、神器の範疇なんでしょうか?」

    天狐「ソレはまた別の話だな。
    ベースとなってる魔杖は確かに神器だけど、そん中に鈴林の意識っつーか魂っつーか、人格みたいなのが入ってる。
    同じようなやり方は、実は難訓も人形でやってんだよ。アイツらの体も神器製なんだ。
    だから体は滅法頑丈だし、魔術も効きにくいしバカみてーに高出力だし」


    小鈴「そー言やその人形が、『ミスリル化チタン鋼とミスリル化シリコンゴムでできてる』って言ってたくだりあったわね」

    エリザ「ほな、鈴林ちゃんとその人形さんらは兄弟……、ちゅうか親戚みたいなもんなんか?」

    天狐「『親』が違うからなー。言って従兄弟くらいだろーな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「ソレでは次に、晴奈さんや葛さんが見た謎現象についてお聞きします」

    天狐「なぞげんしょー?」

    シュウコレとかコレとか」

    天狐「分かるかそんなもん」

    小鈴「えっ」

    エリザ「えっ」

    シュウ「わ、分かんない……んですか?」

    天狐「ソレな、多分ソイツらの妄想だもん。いや、妄想っつーか、想像力豊かすぎっつーか」

    シュウ「えっ、……えぇー……」

    天狐「だってそんなワケ分からんもん、オレも親父も付ける趣味ねーし、付ける意味もねーし。
    となりゃソイツらの方に原因があるってコトだろ?」


    小鈴「言われてみれば晴奈、想像力豊かなタイプだしね。
    その血引いてる葛ちゃんも、メルヘンみアリアリなのかも」


    天狐「でも晴奈の姉さんの血筋っつっても、月乃なんかガチのリアリストだから、
    仮にオレが神器プレゼントしても、桜や蒼天なんか見やしねーだろーなぁ」


    エリザ「ファンタジーやからってソコにおるキャラが全員、アタマお花畑ってワケや無いもんな」

    天狐「強いて言うなら、小鈴が言った通り元々から感受性が高いトコに、
    神器って言う滅多にお目にかかれねーモノ見て、インスピレーション湧いたんだろーよ」


    シュウ「じゃあ人によっては見られる、ってコトですか?」

    天狐「そーなるな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    天狐「ってワケでホレ」

    シュウ「えっ、……と? コレは前々回にいただいた猫ちゃんぬいぐるみですが……、コレが何か?」

    天狐「色々いじってみた」

    シュウ「い……色々?」

    くろねこ「……」

    シュウ「な、なぜかこっちを見つめているような気がする……」

    天狐「お前も触ってみたら何か見えるかも知れねーぜ」

    シュウ「え、え、と」

    天狐「ホレ(ひょい)」

    シュウ「そ、そのー、……あ、小鈴さんとかエリザさんとかどうで、……す、……っていない!?」

    天狐「いーから、ホレ(ぐいぐい)」

    シュウ「う、……は、はい」

    天狐「なんか見えたか?」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「どーよ?」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「おーい」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    シュウ「……(もふもふ)」

    天狐「あっ、ヤバいヤツだコレ」



    シュウ「……(もふもふ……もふもふ……もふもふ……)」



    ※ぬいぐるみはこの後天狐ちゃんが回収・封印しました。

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「ちゅうワケで次回更新やけども」

    小鈴「次は10月22日。携帯待受回ね」

    エリザ「で、翌日がいよいよ『琥珀暁』第4部の連載開始やね」

    小鈴「乞うご期待!
    ……シュウ、大丈夫かしらね」


    エリザ「なんやもふもふもふもふつぶやいとったけど……」

    双月千年世界 徒然考察;『神器・3』

    2018.10.16.[Edit]
    シュウ「と言うワケで昨日の続きです! 『神器』ってなーに、の第3回!」エリザ「ココまででまとまったんは、神器、めっちゃ凄いええ素材使たらええ出来になるミスリル化で味付けの3本やな」小鈴「日曜アニメの予告かっ」シュウ「あとは何を話すんですか?」小鈴「今まとめた分だけじゃ説明できないコトがちょこちょこあるでしょ?例えば鈴林のコトとか、晴奈や葛ちゃんが見た幻みたいなアレとか」エリザ「ソレはアタシもよー分か...

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    シュウ「あー……なんだか頭がクラクラします……」

    小鈴「あなた つかれてるのよ」

    シュウ「何で棒読みなんですか……? あれ? くろねこちゃんは?」

    小鈴「さあ? そんなの あったっけ」

    シュウ「え? いや、ほら、大火さん作だって小鈴さんが紹介してたじゃ……」

    小鈴「なんの ことかしら」

    エリザ「わるい ゆめ でも みたんと ちゃう?」

    シュウ「なんなんですか、二人して? ……まあ、はい、じゃあもういいです。ところで……」

    小鈴「どしたの?」

    天狐「……! ……!(音調室で手をバタバタ振りながら何かを叫んでいる)」

    シュウ「ブースの向こう側に天狐ちゃんがいるんですが、なんででしょう?」

    天狐「……! ……!」

    小鈴「さあ? あたしたちのお仕事見に来たんじゃない?」

    天狐「……! ……!」

    小鈴(さっさと帰ってよ。シュウが
    前回のアレ思い出しちゃうじゃん)

    天狐「……! ……!」

    エリザ(マイクボリュームをくいーっと)

    天狐《いー加減にしろよお前らッ!
    前回のヤツ何なんだよっつってなんべん言わせんだよ!?》


    シュウ「うひゃあ!? お、おっきい声出さないで下さいよ! こっちイヤホンしてるんですからぁ」

    天狐《いーからドア開けろっての!》

    小鈴「ちなみに『テレポート』使えばいいじゃんと思ってる人がいると思うけど、あの術、短距離はダメらしいのよ。
    新幹線で東京駅から有楽町に行こうとするようなもんでね。『テレポート』のパワーじゃ、
    止まりきれずに品川まですっ飛んでっちゃうらしいわ」


    エリザ「そのネタ関西人には分からんで。
    そっち界隈で言うたら、大阪駅から新大阪へは新幹線で行けんでっちゅうコトやな」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    天狐「ぜーっ……ぜーっ……」

    シュウ「と言うワケで無理無理入って来られました」

    小鈴「どうしたのよ? アンタもう帰ったんじゃないの?」

    天狐「あのままで帰れるかっつーの。オレの回答、『違う』『分からん』『知るか』で終わりじゃねーか」

    エリザ「そらカッコ悪いな。せっかく専門家呼んどいてソレはなぁ」

    天狐「だから今回はオレにもうちょっとマトモなコトしゃべらせろってコトで! なっ!」

    小鈴「だそーだけど?」

    シュウ「何聞けばいいんでしょう?」

    エリザ「ほなアレどやろ? ほら、『白猫夢』で魔力の単位がどーのこーの言うてたヤツあったやん?」

    シュウMPPのコトですか?」

    エリザ「ソレや。いっぺん、ちゃんとした表とか作りたいなー、……って」

    シュウ「黄輪さんが言ってました」

    天狐「はぁ? まあ、作れってんなら作ってみるけどよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    天狐「ってワケで作ってみた」

    数値規格説明用途、存在例など
    1~10微弱主な魔力源の無い状態空気や一般的な土壌中
    10~100軽度多くの人間や動植物に含まれる量有機物
    100~500中軽度水晶などの鉱石に含まれる量魔杖、試験用・家庭用の魔術バッテリー
    500~1,000中度銅や銀、金などの金属に含まれる量軍用・工業用の魔術バッテリー
    1,000~5,000中強度人工的に精製された魔力結晶に含まれる量中小規模の施設、船舶、重車輌、神器
    5,000~10,000強度上記素材を多重的に合成して出力可能な量大規模工場、発電所などの大型施設
    10,000~超強度上記の技術や素材の限界を遥かに超える出力克大火、モール、他


    天狐「こんなトコだな」

    小鈴「発電所より克さんの方が大きいのね、出力」

    エリザ「まさに人間火力発電所やー」

    シュウうおォン

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「と言うワケで急遽、天狐ちゃん回がもひとつ差し込まれたワケですがー、……満足されました?」

    天狐「そこそこ、な」

    小鈴「また出たそうな顔してる」

    天狐「ま、連チャンすんのも大人げねーから、今回はコレで帰るわ。……また呼べよ?」

    エリザ「はいはーい」

    (天狐ちゃん退室)

    シュウ「と、まあ。連載開始前に詰め込んできましたけども」

    小鈴「2ヶ月半も音沙汰無かったと思ったら、いきなりのボリュームよね」

    エリザ「良かったやん。3日連続も出番あったで」

    シュウ「ですねぇ。……と言うワケで、『琥珀暁』第4部の開始は次週、10月23日から! お楽しみにー!」

    双月千年世界 徒然考察;『MPPスケール』

    2018.10.17.[Edit]
    シュウ「あー……なんだか頭がクラクラします……」小鈴「あなた つかれてるのよ」シュウ「何で棒読みなんですか……? あれ? くろねこちゃんは?」小鈴「さあ? そんなの あったっけ」シュウ「え? いや、ほら、大火さん作だって小鈴さんが紹介してたじゃ……」小鈴「なんの ことかしら」エリザ「わるい ゆめ でも みたんと ちゃう?」シュウ「なんなんですか、二人して? ……まあ、はい、じゃあもういいです。ところで……」小...

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    「琥珀暁」第4部の地図と、「衝北伝」「奸智伝」における、「ゼロ軍+友軍」対「帝国沿岸方面軍」の進行ルート。



    まず第4部の地図。


    こうして地図上で見てみると、ノースポートとホープ島はあまり距離が無いようにも思え、
    「この島もしかして、ノースポートから見えたんじゃないか?」と言う疑問もあるかも知れませんが、
    世界地図の幅が2,400ピクセル、現実の地球における赤道の長さ(つまり地球上の、最も円周が大きくなる箇所)
    が40,000kmなので、双月世界と現実世界が同じ大きさと考えた場合、1ピクセル辺り16.67kmの長さ。
    そこからノースポート-ホープ島間の距離を計算すると、およそ80ピクセル分。
    つまり1,300km以上開いていることになります。東京都から八丈島までがおよそ300kmなので、この4倍強の距離。
    現実に即して考えると、まず間違い無く見えません。
    行くにしても、この当時の漁船のような小型木造船で航行可能な距離は恐らく往復300kmにも満たず、
    そんな小舟で「ずーっと行ってみたら」、確実に往路の途中で難破します。
    ……改めて考えてみると、本当に杜撰で無謀かつ、非現実的な上に非人道的な航海だったんだなぁ、と。
    現実の歴史ではコロンブスが無茶な航海を強行したせいで反乱を起こされ、殺されかけた事例が知られていますが、
    よくイサコは反乱も処刑もされず無事に漂着、いや、到着できたもんだなぁ、と。



    地図上の、緑の線で囲ってあるところがいわゆる「沿岸部」。
    北方大陸は名前通りに北の方にあり、双月世界では相当日照時間が短く、厳しい寒さが続くところです。
    双月千年世界を通し、作中では「北方唯一の不凍港」として扱われているテプロイモア(グリーンプール)も、
    一年中使えるわけではなく、厳寒期には凍ります。
    当然、その間の漁業はできるはずも無く、「火紅狐」以降の時代のように貿易が行われていない時代のこの街は、
    相当食べるものに苦労していたことと思われます。虎獣人の人たちはよく我慢できたなぁ
    (閑話――ジョジョの奇妙な冒険第6部に、『最初にキノコを食べた者を尊敬する』と言うセリフが登場しますが、
    この北方の地で最初にキノコとかフグを食べるような奴は、絶対に虎獣人なんだろうなぁ、って)
    恐らく、熊獣人や虎獣人の人たちは、帝国の植民・人種隔離政策上の措置として、
    貧しい土地へと追いやられて行ったんだろうな、と考えられます。
    21世紀における人道上の観点から考えれば考えられないレベルの最低な施策ですが、
    まだ海の向こうに人がいるかどうかも、って程度の時代だと、ちょっとでも形が違うなって人たちを、
    同じ「人間」として見られなかったのかも知れませんしね。



    さて、堅い話を続けてしまいましたが、本番はここからです。



    「衝北伝」におけるゼロ軍とユーグ王国軍による混成軍と、帝国沿岸方面軍(以下『沿岸軍』)との戦いについて。
    結論から言うと、沿岸軍は沿岸部にいる人たちのことを劣等人種と見下し、舐めきっていました。
    恐らく上述の人種隔離政策が行われたのも、皇帝ジーンが「自分たちと程度の違う賤民を遠ざけよう」と図ったため。
    そうした理由から、斥候もろくに行わないばかりか、前線もまともなものを構築せず、
    街道のど真ん中に本陣を構える形を採っていました。
    「十把一絡げの賤民が大勢攻めてきたところで我々のような選ばれし者たちが負けるはずも無い」
    とか何とか、ぬるーいことを考えて。
    が――十字軍がイスラム教圏で撃退されたのもしかり、ヨーロッパと盛んに交流していた清国が明国を下したのもしかり。
    レベルの違う文明国と、あるいはそれらと接触・交流した勢力と戦闘したらどうなるか、結果は火を見るよりも明らかと言うもの。
    ハン率いる遠征隊とユーグ王国の混成軍は、あろうことか正面突破で沿岸軍を蹴散らしてしまいました。
    勝因としては、
    ・沿岸軍が見張りも何も立てずにぐっすり眠っていた
    ・沿岸軍がまともに情報収集せず、遠征隊と王国軍の結託を把握していなかった
    ・沿岸軍が混成軍に対し、圧倒的に少ない人員しか投下しなかった
    など、明らかに沿岸軍の落ち度が目立ちます。
    作者の僕としては勿論、ハンたちの側を無条件でひいきするものですが、それにしたって、
    沿岸軍はもうちょい相手を知るべく動いた方が良かったのではと思います。
    兵士一人辺りの強さとしては沿岸部に軍配が上がりますし、もっと頭を使って戦えば、結果はずいぶん違ったはず。



    と言って、頭を使っただろうにこの体たらく。



    前回の敗北で流石に学んだらしく、ある程度は情報収集したようです
    で、メンツの問題もあるので、今度は勝てる相手に勝たなきゃいけないとばかり、ミェーチ軍団に攻撃を仕掛けました。
    ……が、この行動も混成軍側の智将エリザに読まれてしまっており、彼女が仕掛けた戦略、
    即ち「ミェーチ軍団がクラム王国・ノルド王国と結託する」と言う、
    沿岸軍にとって決してありえない、想定外の流れに呑み込まれ、ミェーチ軍団へ向けた軍勢は殲滅。
    監視基地に残っていた兵力もハン率いる別働隊に叩き潰され、沿岸軍はあっけなく壊滅しました。

    ちょっと年をまたいでしまいますが、後もうちょっとで第4部も終了です。次は多分6月くらい。
    沿岸軍の惨憺たる戦果を踏まえて、帝国軍も次はもっと、手強くなっていくはず。
    果たしてエリザはその上を行くのか。そしてハンはエリザ(とクー)の無茶振りに耐え切れるのか。
    乞うご期待。

    双月世界地図;琥珀暁(第4部)

    2018.12.31.[Edit]
    「琥珀暁」第4部の地図と、「衝北伝」「奸智伝」における、「ゼロ軍+友軍」対「帝国沿岸方面軍」の進行ルート。まず第4部の地図。こうして地図上で見てみると、ノースポートとホープ島はあまり距離が無いようにも思え、「この島もしかして、ノースポートから見えたんじゃないか?」と言う疑問もあるかも知れませんが、世界地図の幅が2,400ピクセル、現実の地球における赤道の長さ(つまり地球上の、最も円周が大きくなる箇所)が4...

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    シュウ「みなさん、お久しぶりですー」

    小鈴「どーもー。……って、あれ?」

    シュウ「エリザさんですか?」

    小鈴「そーそー。今日はいない感じ?」

    シュウ「ローテが組まれまるようになりました」

    小鈴「ローテ?」

    シュウ「この徒然ナントカも結構やって長くなって来たので、
    メンツをちょっと変えてみたくなったんだとかって、黄輪さんが」


    小鈴「へー。んで、あたしはこのまんま?」

    シュウ「次回はお休みの予定ですねー」

    小鈴「あー、そんな感じ。で、ローテってコトは、誰かが代わりに入るってコトよね」

    シュウ「そーですそーです。と言うワケで、今回来てくれたのはこの人です」

    パラ「はじめまして」

    小鈴「どーもー。えーっと、アンタは確か、『白猫夢』の……」

    パラ「はい、『白猫夢』にて登場いたしました、パラ・フラウスと申します。
    3年前の更新報告でシュウと共に出演した経験により、今回起用されました。
    よろしくお願いいたします、小鈴さん」


    小鈴「はいはーい。あ、小鈴でいいわよ。エリザも多分同じコト言うかも」

    パラ「承知いたしました、小鈴」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「んで、今回ナニ話すの?」

    シュウ「えーと……、今回はですねー」

    パラ「『あともう一名追加するとすれば誰が良いか』とのことです」

    シュウ「なにソレ?」

    シュウ「今のところ、『蒼天剣』からは小鈴さん、『白猫夢』からはパラさん、
    『琥珀暁』からはエリザさんが出演してるんですけども、
    じゃあ『火紅狐』だったら誰を出そうかってコトらしいです」


    小鈴「ローテは5人体制で行くってコトね。んで、候補は誰がいるの?」

    パラ「主要な女性登場人物としては、
    ランニャ・ネール氏、ルピア・ネール氏、イール・サンドラ氏辺りでしょうか」


    小鈴「女性? ……っつってもそーか、この中に突然オトコ来ても困るわよね。あたしらもソイツも」

    シュウ「そもそも黄輪さん、ハーレム系漫画好きじゃないみたいですしね。
    ソレより女の子がゆるゆるお話ししたり部活で頑張ったりてさぐったりしてる系が好きみたいです」


    小鈴「『る』が『り』になってんじゃないでしょうね、ソレ?
    ま、ソレはおいといて、誰呼ぶって話よね」


    シュウ「わたしはネール家のヒトたちに一票です」

    小鈴「なんで? まさかアンタ、イール嫌いだったりすんの?」

    シュウ「や、そうじゃなくてですね、ほら、猫属性が被ると言うか。同じ黒猫ですし」

    小鈴「『猫被り』ねぇ。でもソレ言ったらあたしとパラも長耳で被るけど?」

    パラ「イール氏を起用した場合、もう一点問題が発生いたします」

    小鈴「問題って?」

    パラ「氏の口調は小鈴と類似する点が多く見受けられます」

    小鈴「あ、ソレはこのコーナーだと確かに致命的かも。セリフばっかだし。
    んじゃ、悪いけどイールは除外せざるを得ないわね」


    シュウ「お母さんか娘さんか、どっちかですね」

    小鈴「でもさ、そのどっちかで考えてみたら、ルピアはきつくない?」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「あたし姉御キャラじゃん? エリザもだし。
    ソコにも一人姉御キャラ放り込んだら、話がまとまんなくなりそうなんだけど」


    シュウ「あー……」

    パラ「十分に想定し得る状況です」

    シュウ「そう考えると、一択ですねぇ。ソレじゃ『火紅狐』からは、ランニャさんで決まりですね」

    パラ「決定を踏まえ、ローテーション表を作成いたしましょうか?」

    シュウ「どーでしょ? いらないかも」

    小鈴「同感。新しいコトやるっつって出るメンバーが結局固定じゃ、代わり映えしないし」

    シュウ「その場の雰囲気で出演者が変わる感じです。
    と言うワケで次回はわたしとパラさんと、ソレからエリザさんとランニャさんの4人ってコトで」


    パラ「承知いたしました」

    双月千年世界 徒然考察;『番外。ローテーション組みます』

    2019.01.28.[Edit]
    シュウ「みなさん、お久しぶりですー」小鈴「どーもー。……って、あれ?」シュウ「エリザさんですか?」小鈴「そーそー。今日はいない感じ?」シュウ「ローテが組まれまるようになりました」小鈴「ローテ?」シュウ「この徒然ナントカも結構やって長くなって来たので、メンツをちょっと変えてみたくなったんだとかって、黄輪さんが」小鈴「へー。んで、あたしはこのまんま?」シュウ「次回はお休みの予定ですねー」小鈴「あー、そん...

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    シュウ「はいみなさんこんにちはー」

    エリザ「こんにちはー」

    パラ「こんにちは」

    ランニャ「こ、こんにちはっ」

    シュウ「と言うワケで徒然考察シリーズ、今回から2名追加。
    パラさんとランニャさんです」


    パラ「改めまして、はじめまして」

    ランニャ「よろしくお願いしまっす!」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですがー。……じー」

    ランニャ「……な、なんだよ?」

    シュウ「ズバリ聞きます。ランニャさん、3サイズお願いします」

    ランニャ「はあ!? なんでだよ!?」

    シュウ「と言うのも、今回の議題が『双月世界の獣人、みんなドコがどう違うの?』って話でして」

    ランニャ「それとあたしの体型がどー関係すんのさ?」

    エリザ「黄輪さん、こないだツイッターでイラストを掲載がてら、
    狐と狼の描き分け方が分からへん』って質問したんよ」

    パラ「その際に矢端想様よりいただいたご返答がこちらです」

    ランニャ「……だからどう言うことだってばよ?」

    シュウ「この回答を黄輪さんなりに吟味して、こーゆー特徴づけをしたみたいです」
    • 狼は体幹ががっしり → 狼獣人は体が締まってる
    • 狼はタテガミがワイルド → 見た目が鋭い、クール系
    • 狼は耳と尻尾が小さい → 肉体的なアピールポイントが控えめ

    ランニャ「ごめん、ピンと来ない」

    エリザ「つまりな、控えめなんちゃうやろか、低脂肪なんやないか、……って」

    ランニャ「んん??」

    パラ「つまり……(ヒソヒソ……)」

    ランニャ「……うん……うん……あ?」

    エリザ「わ、スルドいお顔」

    ランニャ「控えめでも低脂肪でもないっ! あたしはそれなりにある! ある方だ! 多分!」

    シュウ「ソレじゃ教えて下さい。おいくつですかー?」

    ランニャ「えっ、……あー、と、……上から、……85、56、87」

    エリザ「ウソやな」

    シュウ「ウソですね」

    ランニャ「なっ、なんで分かるんだよ!? ……あっ」

    パラ「外見から判断した結果、1番目および2番目のデータとの相違が見られます」

    シュウ「パラさん、ちなみに外見から計測したデータはおいくつです?」

    パラ「身長は172.22cm、バストは82.84cm、ウエストは59.39cm、ヒップは87.12cm。バストサイズはBに該当します」

    ランニャ「(顔を真っ赤にしてパラをにらみつけつつ黙り込む)」

    シュウ「でもスレンダーで全然ナイスなバディじゃないですか。……わたしなんて(くすん)」

    エリザデカすぎてもえーコトあんまり無いで? 重たいし、狭いトコ通ると擦れて痛いし」

    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」

    シュウ「わたしだってくやしいです……!」

    エリザ「ちなみにパラはどないなん?」

    パラ「わたくしは平均かつ適正の体型として設計されております故。
    身長は155cm、バストは84cm、ウエストは59cm、ヒップは84cm。バストサイズはD相当です」


    シュウ「……天狐ちゃんに相談してみようかなぁ。BからせめてCにはしたいです」

    ランニャ「つっても天狐ちゃんだってつるぺたじゃんか……。望み薄だよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「話が長くなった上にわたしとランニャさんの気力が尽きました。
    本題は次回で。今日はもう終わりです……」


    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」

    エリザ「一応言うとくとな、次回小鈴来るで?
    あの娘もおっきい方やし、凹んでたら身ぃ保たへんで」


    シュウ「もうこの話題はスルーしたいです……」

    ランニャ「ちくしょう……ちくしょう……!」

    双月千年世界 徒然考察;『新顔いじり』

    2019.02.11.[Edit]
    シュウ「はいみなさんこんにちはー」エリザ「こんにちはー」パラ「こんにちは」ランニャ「こ、こんにちはっ」シュウ「と言うワケで徒然考察シリーズ、今回から2名追加。パラさんとランニャさんです」パラ「改めまして、はじめまして」ランニャ「よろしくお願いしまっす!」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですがー。……じー」ランニャ「……な、なんだよ?」シュウ「ズバリ聞きます。ラ...

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    小鈴「はい、そんなこんなで前回の続きよ。ちなみに今回シュウはお休み。
    つっても前回のダメージ大きかったワケじゃなくて、ローテの関係ね」


    ランニャ「パラもお休みか……。大・大・小じゃん。はあ~ぁ……」

    エリザ「言うたやん」

    ランニャ「……ええいっ、悩んだってでっかくなるわけじゃないしっ、もうスルーだスルー!
    でっ、今回の議題は!?」


    小鈴「前回『双月世界の獣人ってドコがどう違うの?』
    ってテーマを全然掘り下げられなかったから、今回こそきちんと話しましょってコトで」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あれ? 前回まとまったのは『狼獣人=アスリート体型』ってコトくらいじゃん。話が横道逸れまくってるし」

    エリザ「ゴメンやで」

    ランニャ「性格とか全然決めてないよな。要は
    こーゆーの作るんだろ?」

    小鈴「改めて設定まとめたいらしーわね」

    エリザ「この記事作ってから5年経つし、ココに書いてはる通り設定が活かされへんくなってたり、追加されたりしとるもんな」

    ランニャ「じゃあ『狼』から固めようか。性格とかどーよ?」

    小鈴「コレは簡単じゃん?」

    エリザ「せやな。みんな大抵似たり寄ったりっちゅうか、ぱっきり2つに割れとるな」

    ランニャ「んん??」

    小鈴「タイプ1、好戦的で直情径行、兄貴肌もしくは姉御肌」

    エリザ「ほんでタイプ2、細いコトをアレやコレや延々悶々考える神経質」

    ランニャ「そんだけか? ……いや、うーん、そう言われればそうなのかなぁ?
    母さんは1だよな。あたしもどっちかって言うとそっち系かも」


    小鈴「『蒼天剣』のウィルバー、『白猫夢』のシャランはそっちタイプね」

    エリザ「あとはロウくんがまんま、このタイプやな」

    ランニャ「じゃタイプ2は? ポンと思い浮かぶのはポーロ叔父さんだけど」

    小鈴「後は『蒼天剣』で言うとウィリアムやワルラスとか」

    エリザ「『白猫夢』で言うたらショウとかマークとかやな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「ほんなら次は『狐』はどないやろ? アタシがココにおるし」

    小鈴「なんつーか、アレよね。体型はぽっちゃりって言うかふくよかって言うか、まーデッカいアレよね」

    ランニャ「うぐぐぐ……。あ、って言うかさ、それって女ばっかじゃないか。男はどうなんだよ?」

    エリザ「基本、筋肉質やらマッチョやらはおらんな。
    頭脳系で口達者なんばっかりやし、腕に覚えあるようなヤツはまずおらんわ。
    ぽっちゃりくんもわりかしおるみたいやで」


    小鈴「あたしが好きくないタイプばっかね。アタマいいのはともかくとして、もやしくんやふとっちょはちょっとねぇ」

    ランニャ「フォコもそっち系だなぁ。いや、痩せてるんだけどさ、贅肉も無ければ筋肉も無いって感じだし」

    小鈴「性格もソレに出てるわね。策略家インテリ手練手管を使いまくる系」

    エリザ「でも優しい子もちょとおるで。自分で言うんもなんやけど」

    ランニャあれっ、なぜかわかるぞ

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    ランニャ「気付けばまーた長くなっちゃった」

    エリザ「しゃあないな。次回に続くっちゅうコトで」

    小鈴「コレいつまでやんのかしらね?」

    エリザ「次の部もDWもでけてへんからな。しばらくやるんとちゃう?」

    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・1』

    2019.02.21.[Edit]
    小鈴「はい、そんなこんなで前回の続きよ。ちなみに今回シュウはお休み。つっても前回のダメージ大きかったワケじゃなくて、ローテの関係ね」ランニャ「パラもお休みか……。大・大・小じゃん。はあ~ぁ……」エリザ「言うたやん」ランニャ「……ええいっ、悩んだってでっかくなるわけじゃないしっ、もうスルーだスルー!でっ、今回の議題は!?」小鈴「前回『双月世界の獣人ってドコがどう違うの?』ってテーマを全然掘り下げられなかっ...

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    シュウ「今回はポール・ブリッツさんからのリクエストにお答えしまーす……」

    小鈴「テンション低っ」

    ランニャ「そりゃそうだろ。あんたと違って、あたしもシュウもそっちでアピールできないし」

    小鈴「つってもアンタ、こないだエリザにスレンダーなのアピールしてたじゃん。あたしは素直にうらやましいんだけど」

    シュウ「はあーぁ……どうせわたし、幼児体型ですよ……」

    小鈴「すっかりやさぐれちゃってもう」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「とゆーワケで、リクエストは2つ。まず1つめ、『蒼天剣』のキャラ、シリン・ミーシャの体型について」

    ランニャ(声の張りが二割方小さい……)

    小鈴「あの娘、ポールさんお気に入りよね。ファンクラブ会員なのかしら。
    じゃ、いつものマル秘資料から検索、検索ぅ、っと」


    ランニャ「パラから借りてきたよ。えーと……『身長179cm、バスト96cm、ウエスト70cm、ヒップ99cm、Dカップ』らしいぞ」

    小鈴「まー、そんなトコよね。あと、双月世界の虎獣人はみんな大食漢の食いしん坊ってキャラ付けされてるけど、
    この娘も例に漏れず、ね。だから筋肉の上に脂肪が乗ってる感じの体型。ムッチムチよ」


    ランニャ「好きな人は好きそうだなぁ」

    小鈴「だからファンクラブできんのよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「2つめ、『双月シリーズで一番、THE iDOLM@STERの如月千早さんに近い体型なのは』」

    小鈴「婉曲表現っつってたけど、あえて言葉通りに受け取った結果も発表するわね。
    まずは婉曲の方、つまり誰が一番平坦かって話だけど……」


    ランニャ「これ言う必要あるのか?」

    小鈴「まーねぇ」

    シュウ「……ぐっすん」

    ランニャ「ピンと来てない人のために一応説明しとくと、コレはシュウが一位。
    身長144cm、バスト69cm、ウエスト47cm、ヒップ71cm」


    小鈴「オトナと思えないよーな幼児体型ね。あと実際に出演したキャラで言えば白猫とか、天狐ちゃんとか」

    ランニャ「白猫は身長169cm、バスト78cm、ウエスト57cm、ヒップ79cm。
    天狐ちゃんは身長150cm、バスト68cm、ウエスト48cm、ヒップ77cm」


    小鈴「じゃあ次は言葉通りの方。ネットで調べた情報によれば、身長162cm、バスト72cm、ウエスト55cm、ヒップ78cmらしーわよ」

    ランニャ「この数字に一番近いのは……」

    小鈴「コレ、こないだ紹介したティナよね? 身長164cm、バスト73cm、ウエスト53cm、ヒップ78cm。ほぼほぼ一緒」

    ランニャ「まるでモデルにしたんじゃないかってくらい一致したな」

    小鈴「でも黄輪さん、マジでアイマス知らなかったらしーわよ。一部のネタはネットで聞いたコトあるかな、くらいで」

    ランニャ「それでこんだけ寄るんだから、千早さんって平坦のイデアかなんかなのか……?」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「今回はリクエストお返事回でした。次回こそ考察しましょう」

    ランニャ「今回全然話さなかったな、シュウは」

    小鈴「貝になりたいって顔してたもんねぇ」

    双月千年世界 徒然考察;『おっきいのやちっちゃいの』

    2019.02.25.[Edit]
    シュウ「今回はポール・ブリッツさんからのリクエストにお答えしまーす……」小鈴「テンション低っ」ランニャ「そりゃそうだろ。あんたと違って、あたしもシュウもそっちでアピールできないし」小鈴「つってもアンタ、こないだエリザにスレンダーなのアピールしてたじゃん。あたしは素直にうらやましいんだけど」シュウ「はあーぁ……どうせわたし、幼児体型ですよ……」小鈴「すっかりやさぐれちゃってもう」- - - - - - - - - - - - - ...

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    シュウ「はい、今日も『双月世界の獣人どんなの』考察はじめまーす」

    小鈴「つっても全然進んでないけどね」

    シュウ「話す度に横道逸れてっちゃいますもんね」

    パラ「とは言え、必要な内容だけを議論していては、記事として成立しないのでは?」

    小鈴「そーよねぇ。ってワケで今回もだらだらしゃべくり倒す感じで」

    シュウ「はーい」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ
    前回は『狼』さんと『狐』さんのキャラについて話しましたが、今回はどうしましょ?」

    小鈴「アンタいるし、パラも縁深いから、とりあえず『猫』じゃない?」

    シュウ「じゃ、ソレで」

    パラ「これまでの議論の流れからすれば、まずは体型の考察からでしょうか」

    シュウたい……け……い? はじめてきくことばです」

    小鈴「逃避すんな。……まあ、今までで共通して言えるのは、大体平坦ってコトよね。多少例外はあるけど」

    パラ「どのような集団においても例外かつ少数派となる個体が出現する事例は、普遍的であると言えます」

    シュウ「で、ですよねっ」

    パラ「その上で申しますと、シュウの体型に関しては平均を大きく逸脱するものではございません。
    総合した数値としての意味でですが」


    小鈴「つまり平坦。3サイズほぼ一緒」

    シュウ「くすん」

    パラ「言い換えれば中性的、男女の差が最も少ない人種であるとも考えられます」

    小鈴「パッと見、男か女か分かり辛い子は多い気するわね。シュウにしても、最初はどっちなんだかって話だったし」

    シュウ「ちゃんと女の子です」

    小鈴「身長にしてもそうよね。晴奈とか秋也は170cm超えてるけど、男でも女でも大抵160台の子ばっかりで」

    パラ「身長に関しては、シュウは平均を逸脱しておりますね。マイナス方向にですが」

    シュウ「どーせチビですよ……ぐっすん」

    小鈴「性格的にはどんな感じかしら?」

    パラ「わたくしのお母様が申していたところによりますと、非常に真面目であるか、もしくは二心ある人間だ、と」

    小鈴「つまり『クソ真面目か腹黒』」

    シュウ晴奈さんは前者ですね。妹さんは後年、後者になったっぽいですが」

    パラ「お母様も恐らく後者です。悪い人では、……無い、はずですが」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「『猫』はそんなトコかしら。次は何にする?」

    シュウ「『虎』さんとか『熊』さんについては、エリザさんがいる時の方がいいですよね。出演作の内容的には」

    小鈴「じゃ、残ってるのは『兎』ね」

    パラ「体型としては、非常に小柄であることが挙げられます」

    シュウ身長150cm半ばくらいでおっきい方って言われるみたいです。……西方に引っ越そうかなぁ、わたし」

    パラ「一方で、脂肪の付きやすい体質らしく、非常にふくよかな方が多く見られるようです。こちらもの差無く」

    シュウ「と言うコトは、やっぱり色んなトコがたっぷんたっぷんなんですかね?
    ……本当に引っ越して、バストじゃなくウエストが大きくなっちゃったらヤだなぁ」


    小鈴「ソレってさ、チビでデブが多いってコト? ……うーん、なんか、うーん」

    シュウ「筋肉モリモリマッチョマンが大好きですもんね、小鈴さんは」

    小鈴「んふふふふふふ」

    パラ「性格に関しては、芸術性を尊重し、家族主義的かつ排他的であることが多いようです」

    小鈴「よそ者は歓迎されないってコトね。じゃあシュウが引っ越すのはキツいんじゃない?」

    シュウ「かもですねぇ。……でもソレだと、よくネロさん、あそこまで出世できましたよね」

    パラ「よほど傑出した才能があったことは確かでしょう」

    小鈴「現実世界で言ったら、織田信長が現代アメリカにタイムスリップして大統領になるようなもんよね」

    シュウ「ラノベかなんかだったらトンデモ設定もいいところですよね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「またまた長くなっちゃいました! 次回に続きます」

    小鈴「次で種族考察終わりかしらね?」

    パラ「短耳と長耳の考察が残っております」

    小鈴「あー、そっか。あたしもそう言や長耳だったわ」

    シュウ「自分の設定忘れないで下さいね」

    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・2』

    2019.02.28.[Edit]
    シュウ「はい、今日も『双月世界の獣人どんなの』考察はじめまーす」小鈴「つっても全然進んでないけどね」シュウ「話す度に横道逸れてっちゃいますもんね」パラ「とは言え、必要な内容だけを議論していては、記事として成立しないのでは?」小鈴「そーよねぇ。ってワケで今回もだらだらしゃべくり倒す感じで」シュウ「はーい」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「前回は『狼』さんと『狐』さんのキャラについて話し...

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    シュウ「はい、今回もだらだらっと」

    エリザ「だらだらしすぎちゃうん? 種族考察始めて1ヶ月以上経つけど、まだ終わってへんやん」

    パラ「特に連載予定も無いそうですので、多少の冗長は許容している模様です」

    シュウ「3月末までにはDWか第5部かのどっちかは脱稿したいって言ってましたよ」

    エリザ「……言うだけならタダやしな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「今回は『虎』さんと『熊』さんの考察ですー」

    エリザ「『
    琥珀暁』やとちょうど、旬の話題やね」

    パラ「恐らく今回エリザがキャスティングされた理由ではないかと」

    エリザ「せやろね」

    シュウ「じゃ、まずは『虎』さんから」

    エリザ「一番の特徴はアレやね、ご飯大好き」

    シュウ「ここ数年ずっと言ってますね、コレ」

    パラ「これまでに登場した主要な虎獣人の多くが食欲旺盛か、もしくは飲食業に従事しているようです。
    勿論、例外は無くはないようではありますが」


    シュウ「って言ってもご飯食べる量について言及してないとか、そーゆー程度ですけどね」

    エリザ「キャラづけし出してからはほぼ全員、大食らいって言うてるみたいやな」

    シュウ「体型もソレに準じる形ですね」

    パラ「筋肉、脂肪ともに付きやすい体質のようです」

    エリザむっちむちやで

    シュウ「性格はどんな感じでしょ?」

    エリザ「今まで見たのんはみんな、単純明快っちゅうかどストレートっちゅうか

    パラ「あまり策を弄するようなタイプでは無いようです」

    シュウ「でも一方で、結構ねちっこいって言うか、根に持つタイプの人もいるみたいですよ」

    エリザ「あー、言われてみたら確かにおるな

    パラ「食に関しても人間関係に関しても、執着心が強いと言うことでしょうか」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「お次は『熊』さんですね」

    エリザ「性格的には静かなのんが多いな。わりと思慮深いヤツが多いで」

    パラ「一方で、いわゆる『腕にものを言わせる』と言うような、粗暴・粗野な方もいらっしゃる模様です」

    エリザ「なまじ筋肉付きやすいから、考えるより先に手が出るようになってまうんやろな。
    ちゅうてもアタシが知っとる『熊』は大体、さっき言うた通りやで。時代差かなぁ」


    シュウ「エリザさんの時代ではまだ、被差別民の扱いですもんねぇ」

    パラ「地域性もあるように見受けられます。北方在住の熊獣人の方は素朴なようです」

    シュウ「中央に移り住んだ方はスレちゃったんでしょうかね……。
    体格に関してはいかがでしょ?」


    エリザ「さっきもちょと触れたけど、基本は筋肉質やね。
    あと、元々寒いトコの人らなせいか、脂肪もかなり付くっぽいわ」


    シュウ「と言うコトは」

    パラ「いわゆる大兵肥満な方が多いと言うことでしょう」

    エリザ「がっしりした体つきの子が多いみたいやな。男でも女でも」

    シュウ「ん、ん? わたし一瞬、とってもグラマラスな人を想像してましたが……」

    エリザ「率直に言うたら固太りしとる人らが多いっちゅうコトやな。
    ちゅうても、『琥珀暁』の頃は太る余裕なんか無いし、実際、第4部までで見たコトあらへんな」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「種族考察もほぼほぼ終わりました。残すは裸耳の方だけ」

    パラ「双月世界では短耳、長耳と呼ばれている方々ですね」

    エリザ「ソレでとりあえず、全種族コンプやね。ちなみに連載の方はどうなん?」

    シュウ「まーだまだ、って感じですね。『やる気次第』って言ってました」

    パラ「考察の議題もそれほど多いわけではございませんし、早急な完成が待たれるところではないでしょうか」

    エリザ「黄輪さんやからな。丁寧と乱暴が同居しとんねん。変なトコ細かいクセに、ところどころテキトーにしよるから。
    せやから何ヶ月もほったらかしにしとったり、かと思ったらいきなり2作でけてしもたり」


    パラ「氏は計画やプロットと言えるものに関して、あまり注意や関心を払わない性質の方ですから」

    シュウ「3月後半に進捗のコト一回も言い出さなかったら、まず完成してないってコトでしょうね」

    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・3』

    2019.03.11.[Edit]
    シュウ「はい、今回もだらだらっと」エリザ「だらだらしすぎちゃうん? 種族考察始めて1ヶ月以上経つけど、まだ終わってへんやん」パラ「特に連載予定も無いそうですので、多少の冗長は許容している模様です」シュウ「3月末までにはDWか第5部かのどっちかは脱稿したいって言ってましたよ」エリザ「……言うだけならタダやしな」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「今回は『虎』さんと『熊』さんの考察ですー」エリザ「...

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    小鈴「はい今回は考察回。久々じゃん」

    パラ
    前回更新が3月11日ですので、ちょうど1ヶ月ぶりの開催です」

    エリザ「色々やっとったからな。絵ぇ描いたり絵ぇ描いたり、あと絵ぇ描いたりとかな」

    小鈴「絵ばっかじゃん」

    パラ「……」

    小鈴(あ、なんか寂しそう)

    エリザ(無表情なんが逆に『っぽさ』出しとるよな)

    小鈴「あー、と。次は描いてもらえるわよ、描くっつってんだし」

    パラ「強く期待しております」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「強く期待しております」

    エリザ「大事やけどもわざわざ二回言わんでも」

    小鈴「シーン転換を利用しての強調……本気ね」

    エリザ「とりあえず本題はじめよか。何やったっけ?」

    小鈴「種族考察ラストね。短耳と長耳」

    エリザ「アタシらが『裸耳』言うてる人らやな」

    小鈴あたし長耳

    パラ「わたくしも長耳です」

    エリザ「ほな先に長耳さんからやね。特徴言うたら……」

    パラ「エルフとも呼ばれ、一般には青年期の長さと魔力の高さが挙げられます」

    小鈴「エルフつっても海外のハイファンタジーみたいに千年万年生きられるワケじゃないわよ。
    双月世界だと、長生きな人でも100年ちょいが限界。現実のご長寿さんと一緒ね」


    パラ「魔力に関しては、これまでの作中で長耳の方の多くが魔術を使用している描写がございますね」

    小鈴使えないっぽいのもちょくちょくいるけどね」

    エリザ「体格的には標準っちゅうか、全平均っちゅう感じやね」

    小鈴鍛えれば筋肉付くしおっきい子やちっちゃい子もいるし

    パラ「わたくしは身体のスケールに関しては、完全に平均値だそうです」

    小鈴「知ってる? いわゆる『美人』って、色んな人間の平均ぴったりド真ん中なんだって説

    エリザ「ちゅうコトは遠まわしにパラ、自分を美人さんや言うたな」

    パラ「そ、そんなつもりでは……///」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「お次、短耳やね。短耳のモデルでちょうどええのんはー……」

    小鈴アンタんトコのハンくんとか、あたしんトコにもいるわね」

    パラ「両者に共通するのは頑健な肉体であることですね」

    エリザ「言い換えたら適応力が高いねんな。寒かろうと暑かろうとわりと平気な顔しとるわ、あの子。
    訓練の賜物とか言うとるけど、体質もあるやろな」


    パラ「知性も双方、相応に高く見受けられます」

    小鈴「何に対してもソツ無い感じなのよね。苦手が無いって感じ」

    エリザ「逆に言うたら突出したステータスはあらへんっちゅうコトやな」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「と言うワケで双月世界の人種8種、全部揃ったワケやけども」

    小鈴「コレを踏まえてもっかい、人種紹介ページ作るらしいわよ」

    パラ前回の記事から5年ぶりとなります」

    小鈴「そう言や昔、それぞれの種族に紹介画像付けたいみたいなコトをどっかで言ってたけど」

    エリザ「今やったらでけるな」

    パラ「その折には是非、わたくしを取り上げていただきたいですね。
    強く期待しております


    エリザ「三回も言いよったわこの子」

    小鈴「あたしの可能性もあるわよ?」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「できたらしーわよ、DW12」

    エリザ「今んトコ、いつものようにイラスト発注中らしいで」

    小鈴「で、アンタの活躍の方は?」

    エリザ「……まーだまだや」

    小鈴「進捗は?」

    パラ「お 聞 き に な り た い の で す か ?」

    小鈴「……やっぱいいや」

    双月千年世界 徒然考察;『双月世界の種族考察・4』

    2019.04.11.[Edit]
    小鈴「はい今回は考察回。久々じゃん」パラ「前回更新が3月11日ですので、ちょうど1ヶ月ぶりの開催です」エリザ「色々やっとったからな。絵ぇ描いたり絵ぇ描いたり、あと絵ぇ描いたりとかな」小鈴「絵ばっかじゃん」パラ「……」小鈴(あ、なんか寂しそう)エリザ(無表情なんが逆に『っぽさ』出しとるよな)小鈴「あー、と。次は描いてもらえるわよ、描くっつってんだし」パラ「強く期待しております」- - - - - - - - - - - - - - ...

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    ???「……」

    ランニャ「なんか音調室からむっちゃにらまれてんだけど」

    パラ「左様ですね」

    ???「……」

    ランニャ「なんか言ってないか?」

    パラ「マイクボリュームがオフになっているようですね(くいっ)」

    ???《……なー……っかり……》

    ランニャ「ん?」

    パラ「もう少し上げてみましょう(くいくい)」

    ???《いーなーお前らばっかりなー》

    ランニャ「へ?」

    パラ「察するにわたくしたちのイラストの件ではないかと」

    ランニャ「って言うと、……って言うかとりあえず、こっち来てもらう?」

    パラ「左様ですね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    天狐「よお」

    ランニャ「むっちゃ不機嫌そう」

    天狐「不機嫌にもなるっつの。
    お前らばっかりイラスト描いてもらってていーなーって」

    ランニャ「でも天狐ちゃん、いっぱい描いてもらっってんじゃん黄輪さん以外にも描いてもらってるらしいし」

    天狐「ソレはそーなんだけど、そーなんだけどもよ」

    パラ「天狐ちゃんが仰りたいのは、私服イラストが無いと言う点についてではないかと」

    天狐「そー、ソコソコ

    ランニャ「え、今日はそれ話し合う感じ? あたしとパラしか来てないし。
    もっと何か、世界のことについて真面目に論じ合うみたいなことじゃなく?」


    天狐「文 句 あ ん の か ?」

    ランニャ「……いや、全然」

    パラ「普段からもさほど高尚な会議を行っていた記憶はございませんし、よろしいのではないかと」

    天狐「つーワケで今日の議題はオレのオシャレについてだっ」

    ランニャ(全員なんとなーく敬遠してるワケが分かったような、……とは言わない)

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    パラ「天狐ちゃんの別衣装についてですが、ひとつの参考意見として、
    既に一度、狩衣以外の姿で描かれていることについて触れておきます」


    天狐書生服のヤツか? でもなー……」

    ランニャ「でも?」

    天狐「お前、イマドキの女の子が書生服着てるトコなんか見たコトあんのか?」

    ランニャ「……無いなぁ」

    天狐「オレが言ってんのはもっと現代風の感じなの。もしかしたら次回作で着るかもだしさ」

    パラ「可能性は非常に高いと思われます」

    天狐「だろ? そりゃ確かに狩衣とか書生服だって、仮装っつーか、
    『アタクシちょっと浮世離れしてますわよ』的な感じでいいかもだけどよ」


    パラ「即ち、かわいい衣装をご所望、と」

    天狐「ソレソレ! お前分かってんなぁ!」

    パラ「お褒めに預かり恐縮です」

    ランニャ「じゃ、例えばナニ系がいいんだよ?」

    天狐「やっぱダークな雰囲気のが欲しいぜ。
    あと、ドコにでもいるよーな感じはやっぱヤだし、見かけたら『おっ!?』っつって目を惹くよーなヤツ
    あと、差し色はピンク。オレ、ピンク好きだし。でもメインにはすんなよ。全身ピンクとかオレ的に有り得ねーから。
    基本黒系で、ちょっと可愛いかも的なヤツで、な」


    ランニャ(注文多いなっ)

    パラ「……」

    天狐「どーよ?」

    パラ「……」

    ランニャ(むっちゃ考えてる……)

    天狐「……おーい?」

    パラ「……左様でしたら、こうした衣装はいかがでしょう?」

    天狐「お? お、おー……あー……ダークで……目立って……可愛い……うん」

    ランニャ(まあ、全部総合したらそうなるよな)

    天狐「で、でもさ、あの、なんつーか、あの、えーと」

    パラ「天狐ちゃんのご希望に対し最大公約数的に答えた結果ですわたくしとしてはこちらが最適解と存じます」

    ランニャ(わぁ、超早口)

    天狐「……お、おい。お前、どー思う?」

    ランニャ「ぅえ? あ、あたし? あっ、いや、あー、う、うん、いいんじゃないか?」

    天狐「い、いや、……そ、そーかなー」

    パラ「(ランニャに目配せしてくる)」

    ランニャ(……なるほど)

    天狐「で、でもやっぱ……」

    ランニャ「いや、やっぱこれじゃないか? あたしはいいと思う。うん、むっちゃいい感じ。
    確かにこの格好した天狐ちゃん見てみたいって思ってきた。うん、パラいいチョイスだ」


    パラ「ランニャもこう申しております」

    天狐「あっ、……あ、……あー、うん。……じゃ、じゃあ、あの、こ、コレ、アイツに描いてみてもらうわ。
    そんじゃ、邪魔したな」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    ランニャ「むっちゃくちゃ顔真っ赤にして帰ったな、天狐ちゃん」

    パラ「左様ですね」

    ランニャ「パラもさ、結構イタズラ好きって言うか、おちょくるタイプだよな」

    パラ「わたくしは天狐ちゃんに似合いそうな衣装を提示しただけです」

    ランニャ「うわぁ満面の笑み」

    双月千年世界 徒然考察;『いーなーお前らばっかりなー』

    2019.05.02.[Edit]
    ???「……」ランニャ「なんか音調室からむっちゃにらまれてんだけど」パラ「左様ですね」???「……」ランニャ「なんか言ってないか?」パラ「マイクボリュームがオフになっているようですね(くいっ)」???《……なー……っかり……》ランニャ「ん?」パラ「もう少し上げてみましょう(くいくい)」???《いーなーお前らばっかりなー》ランニャ「へ?」パラ「察するにわたくしたちのイラストの件ではないかと」ランニャ「って言う...

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    シュウ「はーい、お久しぶりですー」

    ランニャ「月1~2ペースだもんな」

    エリザ「しょっちゅうやるよりええんちゃう?
    やりすぎたらやりすぎたで『早よ本編書けや』てツッコまれるやろし」


    シュウ「確かに」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですけども」

    エリザ「去年からちょこっと気にしとった話があるみたいやで」

    シュウ「なんでしょ?」

    エリザ「自分で作った地図の縮尺が分からへんくなってきたらしいで」

    ランニャ
    ここで指摘されたから?」

    シュウ「言われたら確かに、って話ですもんね」

    エリザ「でもまあ、コレは全部そのまんま計測したんが間違いの元やっちゅう話やない?」

    シュウ「と言うと?」

    エリザ「例えば駅とかバス停とかに路線図描いてあるけども、
    アレは現実の縮尺や位置をそのまんま再現しとるワケとちゃうやろ?」


    ランニャ「京都の人しか分かんない話かもだけど、これがそのまんま現実の形だと思って、
    三条から四条に下る感覚で東福寺から鳥羽街道まで歩いたら、マジでしんどいぞ」


    シュウ「ソレ、黄輪さんが数年前にやらかしちゃった話じゃないですか」

    エリザ「あん時はホンマに死ぬかと思ったらしいで。
    『だって路線図見た限り三条~四条くらいに見えるし、なら歩いて行けると思うやん』て」


    ランニャ「実際、三条~四条は1kmちょいだけど、東福寺~鳥羽街道は2km近くあるんだよな。
    道も一本道じゃないしさ。三条~四条と同じ感覚で歩いたらそりゃ、辛いって」


    エリザ「『歩いても歩いてもニンテンドーが見えて来おへん……』て、心折れそうになったらしいで」

    シュウ「なんでそんなことになっちゃったんですか……」

    エリザ「一駅乗り過ごしたらしいわ。……ま、話を戻すと、や。
    路線図は基本、『地図上のどの位置に行きたい駅があるか』より、
    『自分がおるトコから何個先に行きたい駅があるか』を調べるもんやし、
    駅と駅の距離が分からへんでも、別に問題無いやん? 普通は電車で行くんやし」


    シュウ「確かに」

    エリザ「せやから、双月世界の地図にしたかて、全地域の縮尺がキッチリ合うてるワケとちゃうんちゃう?
    特に陸地以外、つまり海に関しては、位置関係がはっきりしててもしゃあないやん?
    アタシら海洋ロマン追うような話してへんし。今んトコ」


    ランニャ「つまり陸地以外の情報はすげえ適当ってこと?」

    エリザ「正直言うたら、地上の街とか山とかの位置がはっきりしとったら、陸で使う地図としては問題無いからな。
    海の縮尺はガバガバなんやないか?」


    シュウ「昔、北海は直線距離で2,000kmと言ってましたね。陸地の縮尺はもっと細かくなるんじゃないでしょうか」

    エリザこの話から現実的に算出したら、グリーンプールから沿岸方面基地は大体200kmくらいの距離やねんな。
    ソコから判断すると、海の上ではこの地図の1cmが大体220km、陸上は1cmが大体50kmくらいやね」


    シュウ「ざっくり考えると、陸上と海上の縮尺はおよそ1:5くらいってトコですね」

    ランニャ「ってなると、随分海が広いなぁ」

    シュウ「現実世界も海と陸は7:3だそうですし、そっちの方がむしろ、リアリティって面では丁度いいんじゃないですかね?」

    双月千年世界 徒然考察;『地図の縮尺』

    2019.05.23.[Edit]
    シュウ「はーい、お久しぶりですー」ランニャ「月1~2ペースだもんな」エリザ「しょっちゅうやるよりええんちゃう?やりすぎたらやりすぎたで『早よ本編書けや』てツッコまれるやろし」シュウ「確かに」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -シュウ「で、今回は何を話し合うかなんですけども」エリザ「去年からちょこっと気にしとった話があるみたいやで」シュウ「なんでしょ?」エリザ「自分で作った地図の縮尺が分からへんく...

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    シュウ「えーと。まずですね、只今の状況をご説明しますと。



    今、ブースにはわたし1人です。
    ブースの中は砕けたガラスでキラッキラしてます。
    なんでかって? さっき黄輪さんがドア蹴っ飛ばして入ってきたからです。
    ブチギレてました。『どんだけいちゃもん付けたら気ぃ済むんじゃあああああッ』って。

    で、机もガーン叩いたところで、小鈴さんがわたしに『止めて! マイク止めて!』って。
    エリザさん、『ちょとオハナシしましょか』って黄輪さん羽交い締めにして。
    さらに天狐ちゃんも慌てて入ってきて、『コイツ出すぞ』って引っ張って。
    音調室に引っ張られたところで、黄輪さん、ようやく頭下げまして。
    で、今、天狐ちゃんとエリザさんと小鈴さんと黄輪さんとで、隣の音調室でお話し中です。



    ココんとこ、ずっと貴重なご意見をいただいてきたあなたに。
    黄輪さんは、結構気が短いタイプです。
    勿論、いい大人ですから、ちょっとくらいのコトで怒ったりしません。
    でも、昨年から今年に至るまで、投稿や修正する度に一々、
    あーだこーだあれはヘン、これはイヤって言われたら、流石にキレます。
    机は今、わたしがいるブースの話じゃなく、リアルで黄輪さんが使ってる、
    ニトリで買った12,000円の机の話です。机、天板が折れましたし、
    その上に乗ってたPC、ビーって音立てて止まりました。
    あとですね、この機会に言わせていただきますけど、
    こっちの世界にケチつけすぎじゃありませんか? そんなにイヤですか? こっちが。
    前回のコトと言い、本気で腹立ってましたよ、黄輪さん。
    他人のお話にあーだこーだ注文付けるの、もうちょっと抑えませんか?
    ここは黄輪さんのお話の世界であって、あなたのアイデアの叩き台じゃないんですよ。



    ……あ、戻ってきました。
    ソレじゃココからは、いつもの流れです」


    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「あー疲れた」

    天狐「いやぁ、ドン引きだったぜ、マジで」

    エリザ「黄輪さん、
    堪忍袋が先生並みにちっちゃいからなぁ。すーぐ緒が切れよる」

    シュウ「黄輪さんは?」

    小鈴「帰ったわよ」

    天狐「『あんまりこっちにイライラぶつけに出入りすんのも悪いから。ホンマにごめん』っつってた」

    シュウ「はあ」

    エリザ「ほんでな、こないだの地図考察が気に入られへんかったから、いっそ描き直そかっちゅう話になってん」

    シュウ「地図を?」

    小鈴「まあね、考えてみれば確かにあの地図、10年前に描いたのを流用してるし、
    今の作風とズレとか齟齬とかあってもしゃあないわって話じゃん」


    シュウ「まあ、そうですよね。種族紹介だってもっかい作ろうって言ってたくらいですし」

    天狐「で、だ。この機会に、みんなのご意見を聞いてみようじゃねーかって言ってたんだ」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「地図の計算が合わないとかさ、大ざっぱすぎるとか言われてんじゃん?
    じゃあ今の地図のドコにどう言う問題点があって、
    どうすればアンタの気が済むのか懇切丁寧に言ってみなさいよってコトよ」


    シュウ「な、なるほど」

    エリザ「描き直した地図は7月くらいに公開する予定やし、この記事でご意見募るわ。
    問題点があるならココで、今のうちに言いや」


    天狐「ろくに意見も指摘もせずに出来上がった地図に文句言ったら、
    お前はマジでケチ付けんのが趣味のヤツなんだと見なすから、な」


    エリザ「謝罪や言い訳なんかいらんからな。ご意見出せよ」

    小鈴「あんだけ色々言ってきてくれるんだから、さぞ目からウロコの納得行くご意見がいただけるんでしょうねぇ」

    シュウ「み、皆さんなんか、毒が……なんか……」

    エリザ・小鈴・天狐「「「そらそうやろ」」」

    双月千年世界 徒然考察;『地図再考』

    2019.05.25.[Edit]
    シュウ「えーと。まずですね、只今の状況をご説明しますと。今、ブースにはわたし1人です。ブースの中は砕けたガラスでキラッキラしてます。なんでかって? さっき黄輪さんがドア蹴っ飛ばして入ってきたからです。ブチギレてました。『どんだけいちゃもん付けたら気ぃ済むんじゃあああああッ』って。で、机もガーン叩いたところで、小鈴さんがわたしに『止めて! マイク止めて!』って。エリザさん、『ちょとオハナシしましょか...

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    シュウ「やっとキレイになりました。多分もう、ガラス残ってません」

    小鈴「パラのおかげね」

    パラ「恐縮です」

    小鈴「で、
    いつものごとくちっちゃい堪忍袋が切れてお騒がせして迷惑かけたアホの意見なんだけど、
    地図を描き直すにあたって、今までに出てきた地理的要素をおさらいしようかって」

    シュウ「本当に考え無しですよね。反省のため、前回の記事は残しとくそうです」

    パラ「エリザが仰っていたように、モール氏に近い思考の持ち主ですから」

    小鈴「エリザのあの図太いメンタルは、モールさんと長年一緒に過ごしてきたからこその賜物ってコトね」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、新しく地図を描くって話なんですが」

    小鈴「とりあえず、過去作からざっと拾ってきた情報はこんなトコかしら」

    ・双月世界には中央大陸、北方大陸、西方大陸の3大陸がある
    ・さらに中央大陸は北部地域(央北)、中部地域(央中)、南部地域(央南)の3地域に分かれている
    ・これに南方の諸島・列島群からなる南海地域を合わせた6地域が存在する
    ・北に行けば行くほど寒く(日照時間が短く)、南に行けば行くほど暑い(日照時間が長い)
    ・央北と北方の間には北海、央中・央南と北方の間には西大海洋がある
    ・また、中央大陸と西方、南海の間にも、広大な海がある

    シュウ「コレを踏まえて、現時点でぼんやり書かれた図がこちらです」

    worldmap_190526.jpg

    小鈴「ほんっとにぼんやりした地図ねぇ」

    シュウ「ココから作り込んでいく感じで」

    パラ「進捗5%と言ったところでしょうか」

    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・2』

    2019.05.27.[Edit]
    シュウ「やっとキレイになりました。多分もう、ガラス残ってません」小鈴「パラのおかげね」パラ「恐縮です」小鈴「で、いつものごとくちっちゃい堪忍袋が切れてお騒がせして迷惑かけたアホの意見なんだけど、地図を描き直すにあたって、今までに出てきた地理的要素をおさらいしようかって」シュウ「本当に考え無しですよね。反省のため、前回の記事は残しとくそうです」パラ「エリザが仰っていたように、モール氏に近い思考の持ち...

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    小鈴「んじゃ始めるわよ」

    ランニャ「はーい」

    パラ「よろしくお願いいたします」

    ランニャ「……あのさ、ちょっといい?」

    小鈴「どしたの?」

    ランニャ「ブースのドアってガラスの一枚板じゃなかったっけ?
    なんでぺらっぺらのアルミ合板になってんの? あれ、音漏れしない?」


    小鈴「普通、防音ガラスって相当頑丈なはずなんだけどねー」

    パラ「この世界に対する改変能力の持ち主ですから、
    怒りに任せればどのような現象でも発生させ得ると言うことでしょう」


    ランニャ「どゆこと?」

    小鈴「色々あんのよ。アンタも
    怒りっぽいカレシの相手って大変でしょ?」

    ランニャ「まあ、そりゃ。……ん、んんん?」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「今回は地図再考の2回目。……なんだけども」

    ランニャ「どったの?」

    小鈴「『描き直すのめんどい』って」

    ランニャ「はぁ?」

    パラ「と言うよりも、本当に一から描き直した場合、
    これまでの物語との齟齬や矛盾が多数発生するおそれがあると」


    小鈴「ヘタしたら、こないだ指摘されたコト以上のミスを誘発しかねないからって。
    ソレで炎上第二幕とか、本気でバカみたいじゃん?」


    ランニャ「じゃ、どうすんの?」

    小鈴元々の地図から陸地部分だけ切り取って、
    ソレを現実の世界地図に当てはめて、縮尺を調整するってさ」


    パラ「具体的には、中央大陸は現実世界のユーラシア大陸程度、
    北方・西方は北米・南米大陸程度、
    南海はアジア・オセアニア地域程度に調整したとのことです」


    ランニャ「んで、できたのがこれ、と」



    パラ「なお、上記以外の留意点はこちらです」

    ・北海の距離を2,000kmとし、現実の世界地図の縮尺に合わせて当該二大陸の位置を調整
    ・物語中で示唆されていた各大陸間の気候と、
     北極が寒帯・南極が熱帯であることを加味し、 各大陸の縦位置を調整

    ランニャ「中央大陸と北方大陸がむっちゃ近くなってる。あと、元の地図と比べてなんか横長だな」

    小鈴「ネットで拾ってきた世界地図が横長だったし。
    って言うか、黄輪さんはレトロゲーマーだしさ……」


    パラ「『世界地図の縦横比は1:1』と思い込んでしまった、と」

    ランニャ「昔のドラクエかよ。まあ、元地図も横長っちゃ横長だし、
    多少はリアルにしようって思ってたのは分からなくは無いけどさ」


    小鈴「現実の方がもっと幅広だったみたいね。で、ちょっと困ったコトが起きたんだって」

    ランニャ「って言うと?」

    パラ「留意点3を元地図の縮尺のまま再現した際、縦長になってしまったそうです」

    ランニャ「あー、なるほどなぁ。元地図、暑いっつってる南海より央南の方が南にあるもんな」

    小鈴「だから若干、横に伸ばして修正してるみたいよ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「現時点で特に意見や指摘が無ければ、コレを基に海部分も描いてくらしいわよ。
    つってもほぼほぼ水色塗るだけだけど」


    ランニャ「まあ、一から描くこと考えたら大分早いな、スケジュール進行も」

    パラ「『琥珀暁』第5部の脱稿が視野に入ってきたこともあり、この話題を冗長的に続けることを厭った模様です」

    小鈴「んじゃ、7月くらいから開始できそうな感じ?」

    ランニャ「でもDW12もボチボチ出せそうって言ってなかったっけ。かち合わない?」

    パラ「そちらは別の事情がございますから」

    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・3』

    2019.06.03.[Edit]
    小鈴「んじゃ始めるわよ」ランニャ「はーい」パラ「よろしくお願いいたします」ランニャ「……あのさ、ちょっといい?」小鈴「どしたの?」ランニャ「ブースのドアってガラスの一枚板じゃなかったっけ?なんでぺらっぺらのアルミ合板になってんの? あれ、音漏れしない?」小鈴「普通、防音ガラスって相当頑丈なはずなんだけどねー」パラ「この世界に対する改変能力の持ち主ですから、怒りに任せればどのような現象でも発生させ得る...

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    シュウ「こんにちはー。っと、ドア直りましたね。元通りのガラス板に」

    エリザ「コレで元通りやね」

    ランニャ「元のアルミ合板のやつってどうすんだろ?」

    エリザ「捨てるんちゃう? アンタ、いるか?」

    ランニャ「もったいないじゃん。どうせ捨てるならさ、あれでみんなのコップとか作るよ」

    エリザ「性格やねぇ。ほな後でペレットに加工しといたろか? ウチんトコででけるけど」

    ランニャ「うわぁ、むっちゃ助かるぅ」

    シュウ「職人系会話ですねぇ」

    エリザ「そらガチの職人やもん。アタシもランニャも」

    ランニャ「コップから
    まで何でも作るぜっ」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    シュウ「で、今回も地図の話ですね」

    エリザ「ちゅうても完成したっぽいで。ほれ」



    シュウ「おぉ、できたんですねぇ。じゃ、コレでおしまいですか?」

    エリザ「今まで作ってきた記事ともそないに矛盾もせえへんし、コレで決まりやろな。
    あとな、もし今後、何かしらめんどい指摘を受けたとしても、前よりはどうにかでけるって言うてたで。
    今回新しく作った地図は10年前のちゃっちいjpg画像と違て、フォトショ使てレイヤー化したおかげで、
    なんぼか手直ししやすいもんになっとるからな。その都度直したったらええねん」


    ランニャ「メンテナビリティを向上させたってとこか」

    エリザ「モノ作りしとって本気でめんどいのんは、クライアントからの『ココちょっと直してー』やもんな」

    ランニャ「そーゆーのに限って、『ちょっと』で済まないんだよなぁ」

    エリザ「ホンマやねぇ。結局全直しせなアカンくなるもんな」

    ランニャ「なー! ほんっとそれな」

    シュウ「また職人系会話……。ココに天狐ちゃんが加わったら、わたし口挟めなくなっちゃいそうです」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    エリザ「もうボチボチ、『琥珀暁』第5部が書き終わりそうやで」

    シュウ「びみょーにメタい発言ですね」

    ランニャ「なにをいまさら」

    シュウ「首尾良く行けば、来月には掲載できるんじゃないかってところですね」

    双月千年世界 徒然考察;『地図再考・4』

    2019.06.10.[Edit]
    シュウ「こんにちはー。っと、ドア直りましたね。元通りのガラス板に」エリザ「コレで元通りやね」ランニャ「元のアルミ合板のやつってどうすんだろ?」エリザ「捨てるんちゃう? アンタ、いるか?」ランニャ「もったいないじゃん。どうせ捨てるならさ、あれでみんなのコップとか作るよ」エリザ「性格やねぇ。ほな後でペレットに加工しといたろか? ウチんトコででけるけど」ランニャ「うわぁ、むっちゃ助かるぅ」シュウ「職人系...

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    かねてより「双月世界の種族と遺伝」を改訂するとお伝えしていましたが、
    参考画像が揃ったのでようやく今回、実施します。
    なお、今回の更新に伴い、以前の記事の内容をこちらに統合すると共に、
    古い記事は削除させていただきます。

    ■人種と特徴
    • 双月世界に生きる「人間」は、大別して8種。

      • 短耳(Short Ears)

        • 耳に毛が無い。耳輪(じりん。耳の上外周部分)が短い。
        • 現実世界の人間と、外観は一緒。
        • どんな環境に対しても相応に適応できる、オールマイティ型。
        • 魔力は人並み。平均。普通。体格も人並み。平均。普通。
        • つまり、並。際立った短所も無いけど、突出した長所も無い。

      • 長耳(Long Ears / Elf)

        • 耳に毛が無い。耳輪が長い。いわゆるエルフ耳。
        • 体格は平均的。短耳と同じくらい。
        • 思考が精神性・協調性に寄っており、共感力も高い。
        • 耳だけじゃなく寿命も長い。
          とは言え海外ハイファンタジーのように千年、万年生きられるわけではなく、おおよそ100年くらい。
        • 青年期だって長い。50歳超えても若々しい。
        • 全人種中、最も魔力が強い。

      • 猫獣人(Cattan Thropes)

        • 猫に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • ちっちゃめ。総じて平坦で中性的。
        • 五感が飛び抜けて鋭く、他の人種が気付かないようなモノにもいち早く反応できる。
        • 魔力はそこそこ高い。
        • 性格的には概ねクソ真面目か、もしくは腹黒なタイプに二分される。

      • 虎獣人(Tigan Thropes)

        • 虎に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 食欲旺盛でグルメ。三度の飯より飯が好きな腹ペコ。
        • 非常に恵まれた体格の持ち主。男女共に筋肉質でむっちむち。
          ただしそれが先天性なのか、鯨飲馬食の結果なのかは意見が分かれるところ。
        • 魔力は全人種の中で下の方。そんなに無い。
        • 大らかで単純。良く言えば明朗快活。
          ただし一旦何かしら根に持つと、相当長引く。

      • 狼獣人(Wolvan thrope)

        • 狼に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 筋肉が非常に付きやすい一方、脂肪はほとんど付かない。アスリート体型。
        • 一つのことにものすごく集中できる、スペシャリスト型。
        • 魔力はそれほど無い。虎といい勝負。
        • 好戦的で直情径行の兄貴肌、姉御肌が大半。
          一方で、細かいことを悶々気にする神経質な者も多い。

      • 狐獣人(Foxyan thrope)

        • 狐に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 脂肪が非常に付きやすい一方、筋肉はほとんど付かない。グラマラス体型。
        • 色んなことを器用に並列処理できる、ジェネラリスト型。
        • 魔力はかなり強い。長耳といい勝負。
        • 策略家でインテリで手練手管を使いまくる系。
          ただ、頭がすごくいいだけに、他人の痛みに気付いてやれる優しさもあったりなかったり。

      • 兎獣人(Rabbitan thrope)

        • 兎に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 超小柄。全人種中、最も平均身長が低い。
        • 筋肉より脂肪が付きやすい体質。男女共にたっぷんたっぷん。
        • 芸術性、美的センスが非常に良い。
        • 同族主義的で排他的。他人を簡単には信用しない。

      • 熊獣人(Bearan thrope)

        • 熊に似た耳と尻尾、瞳を持つ。
        • 全人種中最大級の体格。筋肉も付くし脂肪も付く。大兵肥満型。
        • 反面、魔力はほとんど無し。
        • 穏やかで落ち着いた人が多い一方、口より先に手が出る短気で粗暴なヤツも。


    • 人種が違う者同士で結婚できるし、普通に子供も生まれる。
      ただし生まれる子供は「ハーフ」にならず、上記8種のいずれかになる。
      例:短耳と長耳の子供
      ≠ハーフエルフ
      =短耳、もしくは長耳

    • 地域によって、人種には偏りがある。
      • 中央大陸は短耳、長耳、猫が多め。
      • 央北と央中には狼が多め。
      • 央中と央南には狐が多め。
      • 西方はほとんど兎だけ。
      • 北方は短耳、熊、虎が多め。
      • 南海は猫が多め。

    • 上記はあくまで「傾向」であり、その人種であれば100%そう言う性格や体型、と言うわけではない。
      味音痴の虎や背の高い猫、魔力の無い長耳なんかも割といる。

    ■家系と遺伝
    • ゴールドマン家の「金と赤の毛並み」や黄家の「三毛」など、
      身体的特徴が特定の家系において、優性遺伝的に色濃く現れる場合がある。

    • その他、「強い魔力」「左利きの人間が多い」「超常的能力の適性」など、
      先天的な能力や才能が、優性的に遺伝することは多い。

    双月世界の種族と遺伝 2019年版

    2019.07.01.[Edit]
    かねてより「双月世界の種族と遺伝」を改訂するとお伝えしていましたが、参考画像が揃ったのでようやく今回、実施します。なお、今回の更新に伴い、以前の記事の内容をこちらに統合すると共に、古い記事は削除させていただきます。■人種と特徴双月世界に生きる「人間」は、大別して8種。 短耳(Short Ears) 耳に毛が無い。耳輪(じりん。耳の上外周部分)が短い。 現実世界の人間と、外観は一緒。 どんな環境に対しても相応...

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    エリザ「(ドヤァ)」

    小鈴「いきなりドヤ顔」

    ランニャ「久々に考察すんのかと思ったら、またこのネタかよぉ」

    小鈴「リスナーのみんなには何が何だか分かんないだろうから説明するけど、
    今、あたしたちの前にミルクティ置いてあんのよ。タピオカ入りのヤツ」


    ランニャ「で、エリザが自分の胸の上にミルクティ置いてドヤ顔してやがんの。くそぅ」

    エリザ「小鈴はやらへんのん?」

    小鈴「結露してるしなー。乗せたら水滴垂れてきて、谷間が気持ち悪くなんじゃん。
    そんな早くずぞぞーって飲めないし」


    エリザ「あっ、言われたら確かになんや冷たい。おへそまで来とる」

    ランニャ「あーあびっちょびちょ」

    エリザ「やってしもたわ。……着替えてくるわー」

    小鈴「いてらー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「と言うワケで、エリザが戻ってくるまでの間に、今回の議題について説明するわね。
    今回は『兵器』について、らしーわよ」


    ランニャ「なんで?」

    小鈴「こないだこれ(
    タピオカミルクティ)でイラスト描いてたじゃん?
    そん時に『シリーズ化します。平凡な日常です。戦車砲撃ちません』っつってたけど、
    ソレで議題思い付いたらしーわよ」

    ランニャ「すげえ強引。無理無理議題作りました感が半端無いな」

    小鈴「そーゆーコト言わない」

    エリザ「ただいまー。やー参った参った、まいk」ランニャ「言わせねえよ!?」

    小鈴「おかえり。相変わらず新喜劇放り込んでくるわね」

    エリザ「ま、ソレはソレとして。議題発表した?」

    小鈴「したした」

    エリザ「ほなまずは、何を問題にしてはるかっちゅうところからやな」

    小鈴「そりゃ、『ファンタジーの世界で戦車砲やら機銃やら、
    本当に作るヤツなんかいるか?』ってコトじゃない?」


    エリザ「実際『白猫夢』で作ったはるけどな」

    小鈴「話の根本から引っくり返そうとしないでよ、めんどくさいわね。
    要は『魔術』って強力な武器が元々あんのに、わざわざ別の武器作るようなヤツが、
    実際現れるだろうかってコトでしょ?」


    エリザ「分かっとる分かっとる。
    小難しく言い換えれば、『歴史と文化に対する思考実験』ってコトやろ? いつものアレやん」


    ランニャ「ちょっとなにいってるかわからない」

    小鈴「順を追って考えて行きましょ、とりあえず」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「いきなし哲学的なコト聞いちゃうけどもさ、そもそもなんで『兵器』がいるのかって話よ」

    ランニャ「そりゃ、敵と戦うためだとか、危険から身を護るためだとか」

    小鈴「んじゃ、あたしらの世界における『敵』や『危険』って、ズバリ何?」

    ランニャ「ぅえ? えー、えーと、……そりゃ危ないヤツじゃんか」

    小鈴「1文字も情報量が増えてない回答ありがとさん」

    ランニャ「はうぅ……」

    エリザ「例えば『琥珀暁』の序盤やったら、敵や危険っちゅうのんはイコール、バケモノやな。
    こんなもんの前でボーッとしとったら、死んでまうわな。ダイレクトに生命の危機や」


    ランニャ「う、うん。そーだな」

    小鈴「でも『琥珀暁』序盤の人たちなんて、戦車砲や機銃なんて豪華な装備は持ってないし、
    そもそも剣や斧なんてモノも、自然に産出した青銅を叩きまくって作った、粗末なのしか無い。
    コレで危機を回避できるかって言ったら、ま、無理よね」


    ランニャ「だよなぁ」

    小鈴「つまりこの時代の人たちが完全に、完璧な安心を手に入れるためには、
    よっぽど強力な兵器を持たなきゃダメってコトよね。
    で、そう言う状況で広められたのが魔術。天帝ゼロが伝えた、言わば絶大な威力を誇る兵器よ」


    エリザ「実際、魔術が広められて以降はバケモノはほぼ絶滅。人類の時代が来たっちゅうワケや」

    ランニャ「……ん、ん? で、それがなんなのさ」

    小鈴「ココは既に『魔術』って言う、強大な『兵器』が広まった後の世界だってコトよ。
    そんな便利な『兵器』がある世界で、わざわざ他に『兵器』を作る理由なんかあんの?」


    ランニャ「う、うーん。作らないかもなぁ」

    エリザ「せやけども事実、『火紅狐』では大砲、『蒼天剣』では拳銃と小銃、
    『白猫夢』では機銃まで出て来とる。ソレはなんでや? ……ちゅうのんが、考察のテーマなワケや」


    ランニャ「なんとなーく、分かったような気はする」

    小鈴「ある程度理解できた、……ってコトで続き行きたいトコなんだけど、なんかもう時間ですって」

    ランニャ「マジで?」

    エリザ「しゃあないな。次回に続く、や」

    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・1』

    2019.07.18.[Edit]
    エリザ「(ドヤァ)」小鈴「いきなりドヤ顔」ランニャ「久々に考察すんのかと思ったら、またこのネタかよぉ」小鈴「リスナーのみんなには何が何だか分かんないだろうから説明するけど、今、あたしたちの前にミルクティ置いてあんのよ。タピオカ入りのヤツ」ランニャ「で、エリザが自分の胸の上にミルクティ置いてドヤ顔してやがんの。くそぅ」エリザ「小鈴はやらへんのん?」小鈴「結露してるしなー。乗せたら水滴垂れてきて、谷間が...

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    シュウ「ソレでは今回も始めますねー」

    小鈴
    前回に引き続き、双月世界に『兵器』はアリなのか考察するわよ」

    ランニャ「うー、ついてけるかなーあたし」

    小鈴「んじゃ、前回のおさらいね。
    そもそも双月世界には先に『魔術』って言う兵器が登場したワケだけど、
    ソコから銃火器なんかの『近代兵器』が作られる余地はあるのかどうか?
    って話したわよね」


    ランニャ「したした。それはおっけー」

    シュウ「ランニャさん、さっきから何でひらがななんですか?」

    ランニャ「や、ちょっとさ、あたまのきゃぱが」

    小鈴「メモリ使用率99%って感じ」

    シュウ「あらら……。冷やさないとですね」

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    シュウ「と言うワケで冷却用にソフトクリームもらいました」

    ランニャ「うまうま……」

    小鈴「程良くクールダウンしたところで、本題始めるわよ。
    双月世界じゃ魔術がメジャーな兵器として扱われてるけど、コレって結局、魔術が便利だからよね」


    ランニャ「どゆこと?」

    シュウ「軍事技術として攻めにも守りにも使えるのは勿論、民生用にも十分すぎるほど応用が効く。
    火薬や化学製品なんか目じゃないくらいにね」


    ランニャ「あー、それは分かる。ウチの製鉄所にも、あっちこっちに魔法陣あるもんなぁ」

    シュウ「他にも船なんかの動力源だったり、ランタンにも使われてたりで、相当便利ですよね」

    小鈴「さて、ソコで一つ考えてみてほしいんだけど、コレだけ便利な技術が発達してて、
    他に技術開発しようって、アンタたち思う?」


    シュウ「……あー、そう言われると、確かに。
    魔法陣で事足りるのに、わざわざエンジンや電球作ったりしないですよね」


    ランニャ「いや、そりゃ違うだろ。だってあたし魔術使えないし、理屈も良く分かんないもん。
    いくら便利だーっつっても、使えない道具渡されたって困るってもんだしさ」


    小鈴「そう、ソコが魔術の最大の弱点よね。使える人間が極端に少ないってトコが」

    シュウ「なるほど。確かに工具やスマホとかなら、使い方教えてもらえれば使えますもんね、大抵の人は」

    ランニャ「それにさー、魔術使える奴ってなーんか得意気? って言うか、
    『あたくしあなた方とは人間の質が違いますですことよ』って態度って言うかさー。
    いやさ、別に小鈴とかエリザがそうってわけじゃないよ? たまーにそーゆーのがいるってだけで」


    小鈴「あー、でも分かるわ。そーゆーヤツいるわね。
    ちょっと何か人にできないコトできるからって調子乗るヤツ。
    ……ま、そーゆーのに反発したくなる気持ちも分かるし、
    そーゆートコから技術開発が始まってる可能性もあるわよね」


    ランニャ「絶対そーゆー奴いるよ、技術系って。『お前には無理』って言われるとみょんに張り切る奴」

    シュウ「っと、脱線気味ですね。……お話を戻しますと、
    魔術ではカバーしきれない部分があるから、別の技術が発達する余地は十分ある、と」


    小鈴「そゆコト」

    シュウ「……まーたお時間来ちゃいましたけども」

    小鈴「結論は『DW12』の後に持ち越しね」

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    シュウ「と言うワケで、7/25より『DETEVTIVE WESTERN 12 ~ウルフ・クライ・アゲイン~』の連載が開始されます

    小鈴「今回は南北戦争をテーマにしたお話らしいわよ」

    ランニャ「そして前回に引き続き、主人公勢の出番があんまり無い、と」

    シュウ「……なんかシンパシー感じます。ずっと前のわたしの扱いみたいで」

    小鈴「んなコト言っても、どうせこの後の話でめちゃめちゃ活躍するでしょうけどね。
    でなきゃ、ソレこそお話にならないし」


    シュウ「わ、わたしだってきっと、後々活躍する場があるはずです! あってほしいです!」

    ランニャ「いつになるやら、だなぁ」

    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・2』

    2019.07.22.[Edit]
    シュウ「ソレでは今回も始めますねー」小鈴「前回に引き続き、双月世界に『兵器』はアリなのか考察するわよ」ランニャ「うー、ついてけるかなーあたし」小鈴「んじゃ、前回のおさらいね。そもそも双月世界には先に『魔術』って言う兵器が登場したワケだけど、ソコから銃火器なんかの『近代兵器』が作られる余地はあるのかどうか?って話したわよね」ランニャ「したした。それはおっけー」シュウ「ランニャさん、さっきから何でひら...

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    シュウ「お久しぶりですー」

    小鈴「無事『
    DW12』も終わって、今回はまた考察回ね」

    パラ「兵器開発に関しての考察が続いております。
    前回記事に関してはコメントもいただき、誠にありがとうございます」


    小鈴「でもさー、ものすごくウキウキしたコメント送ってもらって何なんだけど……」

    シュウ「あら? なんだか不穏なお言葉」

    小鈴「議論の方向性として、ココから違う方向に行く予定なのよね。
    技術的な余地、可能性はある』って話は前回で出たんで、
    今回は現実的に、マジで兵器開発やんのかどうかって話をね、しようと思ってたのよ」


    シュウ「ほむ」

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    パラ「今回の考察を行う前に、その前提として2点、注釈しておくべきかと」

    小鈴「そーね。やっといた方がいいかも」

    シュウ「と言うと?」

    小鈴「前回の話で『技術開発するヤツは絶対出てくる』ってトコまでは話したワケだけど、
    じゃ実際、そんな簡単に話がトントン進むかなーって」


    パラ「その議論の前提として、『車輪の再発明は一般には無益であると捉えられる』こと、
    『人間は合理的思考をしない』ことの2点を挙げておく必要がございます」


    シュウ「どう言うコトでしょう?」

    小鈴「まず、既に魔術って言う、バケモノも倒せるくらいの『軍事技術』が開発されてるってのに、
    わざわざ別の技術を構築する必要あるかってコトよ」


    シュウ「でも前回、『やる可能性はある』って言ったじゃないですか」

    小鈴「可能性はね。でも技術開発するってなったら、色々必要じゃん? カネとかコネとか。
    ましてや軍事技術として開発を進めるなら、ソレこそ軍だとか政府だとか、
    相当大きなトコの協力を得なきゃ、できるもできないも無いわよ」


    パラ「その点を鑑みるに、既に魔術と言う強力な軍事技術が確立されている双月世界の状況において、
    新たに銃火器の開発、即ち新たな軍事技術の構築を行おうとする組織は、
    まず存在しないものであると思われます」


    小鈴「そ、つまりソレが『車輪の再発明は無益』ってコト。
    要は『バケモノ倒せるレベルの技術がもう十分確立してるのに、
    わざわざ一から別の技術を開発しようなんて酔狂な真似する組織は無い』って話よ」


    シュウ「ぜ、前回と結論が違うじゃないですかー!?」

    小鈴「違わないわよ。『やるヤツが(個人として)出る可能性はある』、
    でも『ソレを大掛かりに支援する組織や団体はいない』ってコトよ。
    現実世界だってインターネットやらロケットやら、個人で作ったってコトは無いでしょ?」


    シュウ「うっ……、言われてみたら」

    パラ「発明王で知られるトマス・A・エジソンも、個人での発明より、
    研究所や会社の設立後、そこで行った発明の方が、
    圧倒的に利益と評価を得ていることも事実です。
    伝記で広く知られている蓄音機や電球も、
    彼の設立した研究所で発明されたものであり、
    彼一人の功績ではございません」


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    小鈴「さらに言うと、技術開発を支援するどころか、
    排斥・排除しようとするヤツもいるだろうってコトよ」


    シュウ「邪魔するってコトですか」

    小鈴「例えば『火紅狐』で、中央政府側が折角配備してた大砲を、
    その当時の天帝が全部解体しちゃったってエピソード
    あったじゃん?
    その理由が『あれは賊将が持ち込んだ武器だから』っつって」


    パラ「合理性を欠く理由です」

    小鈴「そりゃ逆転勝ちなんかまず有り得ない状況だったけど、
    使えばもうちょっとくらいは抵抗できそうなもんじゃん?
    ソレを『使いたくない』つって拒否したんだから、話にならないわよ」


    パラ「作中にて言及はされておりませんが、
    その他にも似通った事例が少なからずあることは、想像に難くないでしょう」


    小鈴「つまり新しい技術、便利な技術を作った、培ったからって、
    ソレがすぐ『じゃ採用だ』ってならないってコトよ。
    実際、スマホが発売されてみんなすぐ買った?」


    シュウ「『使いにくい』とか『今までの方が良い』とか文句言ってガラケー使い続ける人、いっぱいいましたもんね」

    パラ「現実の歴史を紐解けば、ヨーロッパのキリスト教圏ではアラビア、
    つまりイスラム教圏で培われた数学的技術(0の発見や位取り記数法など)を
    『悪魔の考え』『異教徒の外法』とみなして取り入れなかった結果、
    科学の発達がアラビアに対し、相対的に遅れたと言われております」


    小鈴「他にも『地動説は神の御業を否定するもの』だとか、
    神が作った天体が真円の軌道で動かないはずが無い』だとか、
    宗教的理由で科学の発見・発達が遅れたって話はいっぱいあるわよね。
    双月世界も、魔術を基礎・基本の学問とする天帝教圏じゃ、
    ソレを基にしないタイプの研究は『悪魔的』とか何とか異端扱いされて、
    なかなか発展しなかったんじゃないかしらね」


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    シュウ「……と言うワケで、前回と打って変わって、
    『双月世界で軍事技術が発達しない可能性』を検討しました」


    小鈴「ま、ココまでできない理由論じといてなんだけど、
    アイツ辺りが『でも実際作ってはるやんな』とか混ぜっ返してくるだろうから、
    次回は作中で示された『実例』を紹介するわよ」


    シュウ「次回で多分、兵器に対する考察はラストですね。
    盛り上がってきたら延長もあるかもですが」


    パラ「あ、ちなみに」

    シュウ「なんでしょ?」

    パラ「氏から告知を承っております。
    琥珀暁第5部が完成したので、8/22より公開します』とのことです」


    シュウ「連載期間的に、今年の『琥珀暁』の連載は第5部だけですね。
    ちょっとペース落ちちゃいました」


    パラ「『来年には完結させたい』とも申しておりましたが」

    小鈴「できるかどうか、すっごい微妙じゃない?
    『DW』だって来年完結させたいっつってたのに」


    シュウ「ソレはアレですよ。『予定はあくまでも予定』って、アレ」

    小鈴「いつものアレかぁ」

    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・3』

    2019.08.12.[Edit]
    シュウ「お久しぶりですー」小鈴「無事『DW12』も終わって、今回はまた考察回ね」パラ「兵器開発に関しての考察が続いております。前回記事に関してはコメントもいただき、誠にありがとうございます」小鈴「でもさー、ものすごくウキウキしたコメント送ってもらって何なんだけど……」シュウ「あら? なんだか不穏なお言葉」小鈴「議論の方向性として、ココから違う方向に行く予定なのよね。『技術的な余地、可能性はある』って話は...

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    小鈴「んじゃ始めるわよー」

    ランニャ「よろしくぅ」

    パラ「よろしくお願いいたします」

    ランニャ「ん、でー……、まだ続いてる感じ?」

    小鈴「今日で終わらせる予定よ」

    ランニャ「あぁ良かったぁ。やったら小難しい話こねくり回して、
    『どこに結論持ってけばいいのか困ってた』って話だしさー」


    パラ「それ以上はいけません」

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    小鈴「ってワケで、今回は兵器史観の最終回。
    双月世界における兵器開発の歴史と実例を紹介するわよ」


    ランニャ「実際に作った例って言うと、
    『火紅狐』の大砲が初?」

    パラ「それらを検討する前に、『兵器』について定義すべきかと」

    小鈴「つってもあんまり細かいコト言い始めたらキリ無いから、
    ざっくり『戦争で攻撃・防衛を目的に使用される機械』って感じかしらね」


    ランニャ「機械? ……ってなると、大砲はどうなんだろ?」

    パラ「機械もある程度に定義するとすれば、『人力以外の動力によって、
    人間と同等以上の仕事が行える道具』と言ったところでしょうか」


    小鈴「その定義からすれば、大砲も機械ね。
    言ってみれば『火薬のパワーを動力にして、弾を遠くに飛ばす道具』だもん。
    人間が砲丸投げで飛ばせる何百倍も遠くに飛ばせるワケだし」


    ランニャ「自分で言っておいてなんだけど、ピンと来ない……。
    ま、まあ、でもつまり、機械だってことだよな」


    パラ「さらに言及するとすれば、いわゆる近代兵器の基礎とも考えられるでしょう」

    小鈴「火薬の発見と、ソレをどーやって有効活用しようかって考え始めた辺りが、
    中世史の終わり、近世史の始まりって感じがするわね」


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    パラ「『火紅狐』の頃、双月暦4世紀はじめに火薬と大砲が発明されたことにより、
    近代兵器の歴史が始まったと考えられます」


    小鈴「ただし前回言ってた理由から、この時点ではソレ以上の発展は無かったみたいだけどね」

    ランニャ「便利なのになぁ」

    小鈴「んで、次に兵器開発が大きく動いたのは『蒼天剣』の頃、双月暦6世紀に入ってからね」

    ランニャ「長くない? 200年もかかんの?」

    パラ「現実世界においても、火薬が発明されたのは西暦7世紀頃の中国と言われておりますが、
    銃・砲が戦争において登場したのは16世紀頃の欧州と、時代・地域共に大きな開きがあります」


    小鈴「現実でも1000年かかってんだから、むしろこっちの方が早いわよ」

    ランニャ「マジかぁ」

    パラ「作中では金火狐財団から放逐された発明家が単身北方に渡り、
    王室の後援を得て研究開発が進められた
    となっております」


    小鈴「経緯をもうちょい詳しく説明すると、金火狐じゃ魔術を介さない系の兵器は支援してもらえなかったみたい。
    でも自分の研究をどーしても諦めきれないっつって、北方のお偉いさんに支援を頼み込んだって話ね」


    パラ「その際、その権力者は『魔術に比べてはるかに短い時間で有用な兵士を育てることが可能』
    と判断し、兵器開発を後押ししたとのことです」


    小鈴「んで、続く『白猫夢』から機関銃やらトラックやら出てくるようになって、
    兵器開発が加速していくって感じね」


    ランニャ「じゃあもし、その発明家が根負けして北方に渡んなかったら……」

    小鈴「歴史に『もし』を付け出したらキリないけど、
    でも確かにそーなってたら、近代兵器は『白猫夢』でも出てこなかったかもね」


    ランニャ「だけどさ、自動車開発とかでも金火狐から西方に移籍したって話だし、
    この頃の金火狐はやらかした感があるよな。
    上手いこと引き止めて研究続けさせてたら、色々大儲けしてたかもなのにさ」


    小鈴「そりゃま、代々天才経営者揃いとは行かなかったんでしょうよ。
    アイツが聞いたら苦い顔するかもだけど」


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    小鈴「あー長かった。あたしめちゃくちゃしゃべり倒したわよ、今回のテーマで」

    ランニャ「そーゆーのはシュウの仕事なのになぁ」

    小鈴「ローテのせいっちゃせいなんだけどね。ま、コレからしばらくお休みだし」

    ランニャ「そう言や新連載っつってたっけ。『琥珀暁』の」

    パラ「はい。8/24より連載を開始いたします」

    ランニャ「22日からって言ってなかったっけ?」

    小鈴23日が黄輪さんの誕生日で、ソレ関係の記事書くからちょっと予定ずらすんだってさ」

    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・4』

    2019.08.19.[Edit]
    小鈴「んじゃ始めるわよー」ランニャ「よろしくぅ」パラ「よろしくお願いいたします」ランニャ「ん、でー……、まだ続いてる感じ?」小鈴「今日で終わらせる予定よ」ランニャ「あぁ良かったぁ。やったら小難しい話こねくり回して、『どこに結論持ってけばいいのか困ってた』って話だしさー」パラ「それ以上はいけません」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -小鈴「ってワケで、今回は兵器史観の最終回。双月世界における兵器開...

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