2009.06.04 (Thu)
晴奈の話、第298話。 大火と中央政府、金火狐との確執。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 央北の港、ウエストポートで旅の準備を進めながら、フォルナとエラン、そして晴奈は話をしていた。「本当に、息が詰まりそうな街ですね……」「そうですわね。どこを見ても、軍人さんばかり」 フォルナの言う通り、大通りは軍服を着た者たちがしきりに行き交っている。「しかし、何故この街にも軍人が? 戦争はこの街の反対、...
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