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    【  2012年06月  】 

    白猫夢 目次(第1部;秋也、青春群像編 後編)

    双月千年世界 目次 / あらすじ

    2012.06.29 (Fri)

     絵師さん募集中!黄輪雑貨本店 総合目次 (あらすじもこちらにあります)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -「白猫夢」地図- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -双月世界の魔力・魔術観について双月世界の種族と遺伝 補足1双月世界の戸籍「双月暦」の暦- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1話目から読みたい方はこちら白猫夢・遭克抄1 2 3 4 5白猫夢・習狐抄1 2 3 4 5白猫夢・克己抄1 2 3 4 5 6 7 8 9白猫夢・立...全文を読む

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    業務連絡:当ブログで配布しているウェブ素材に関して

    雑記

    2012.06.28 (Thu)

     最近、ちょっとゴタゴタがあったので、改めて表題について説明します。基本的に、①素材元もしくは入手元を表記あるいは明確に分かるよう設定し、②僕に無断で再配布されない限りは、当ブログにて配布しているウェブ素材はご自由にお使いいただいて構いません。例えばカウンタ素材をFC2で利用される際は、共有および公式カウンターであれば、そのままお使いいただいて問題ありませんし、Myカウンターにて使用されるという場合であれ...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 6

    白猫夢 第1部

    2012.06.27 (Wed)

     麒麟を巡る話、第50話。そしてまた旅に出る。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6.「……秋也兄さん」「久しぶり、月乃」 秋也が声をかけるが、月乃は答えない。 ぷいと顔を背け、月乃は晴奈の側に寄った。「月謝、あとで渡すね」「月乃」 と、晴奈は顔をしかめ、月乃を見据える。「はい」「挨拶されて顔を背けるのが、お前の礼儀か?」 そうたしなめられ、月乃は渋々とした仕草で、嫌そうな顔を秋也に向ける。「おかえ...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 5

    白猫夢 第1部

    2012.06.26 (Tue)

     麒麟を巡る話、第49話。懐かしき我が家で。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. 紅蓮塞を後にし、秋也は故郷、黄海へ戻った。「た、ただ……いま」 己の生家である黄屋敷の扉をそっと開け、秋也は中を確かめる。「あら!」 と、屋敷の女中と目が合う。「お帰りなさいませ、お坊ちゃま!」「ちょ、お坊ちゃまはやめてくれよ。もう19なんだし」「奥様、お坊ちゃんがお戻りになりましたよー!」 恥ずかしがる秋也に構わ...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 4

    白猫夢 第1部

    2012.06.25 (Mon)

     麒麟を巡る話、第48話。大先生からの餞別。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 折角、免許皆伝を得たと言うのに、秋也の周りには誰も祝福に来ない。 たまにすれ違う門下生は、目も合わせようとしない。同格であろう剣士らも、秋也を無視してかかっている。(多分、小雪がオレの悪口を言いふらしたんだろうな。……ま、いいけどさ) そう開き直ってはみたものの、やはり心寂しく感じている。 これ以上嫌な気分になるの...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 3

    白猫夢 第1部

    2012.06.24 (Sun)

     麒麟を巡る話、第47話。善なる心、悪なる感情。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3.「戦うことが、すべてじゃない?」 そう問い返しつつ、秋也は考え込む。「ああ、でも、……いつか、お袋が似たようなコト言ってた気がする。『剣士とは、ただ剣を持つ者に非ず。その剣を正しく使う者こそ、剣士である』とかなんとか。 ま、言われりゃその通りなんだよな。剣をやたらめたらに振り回すヤツなんか、ただのチンピラなんだし...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 2

    白猫夢 第1部

    2012.06.23 (Sat)

     麒麟を巡る話、第46話。秋也のいたずら心。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 伏鬼心克堂に通された秋也は、そのまま堂の中央まで進む。「それじゃ、今から24時間よ」「分かりました」 そのままぱたんと戸を閉め切られ、秋也は一人、堂に残る。「……さあ、来てみろ」 秋也は座りもせず、直立したままの状態で、「彼女」が来るのを待った。 1時間もしないうちに、「彼女」は現れた。「よお」 四ヶ月前に「彼女」...全文を読む

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    白猫夢・立秋抄 1

    白猫夢 第1部

    2012.06.22 (Fri)

     麒麟を巡る話、第45話。帰郷、そして再試験。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 双月暦541年、10月中旬。 秋也は央南に戻ってきた。「ども……」 昂子を送り届けたことを報告するため、橘喜新聞社の社長室に通された秋也は、デスクにかける小鈴に会釈した。「ありがとね、秋也くん。おかげで助かったわ」「いえ、そんな」「にしても、久しぶりね。随分長くいたみたいだけど、何かあったの?」「ええ、色々と」「...全文を読む

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    2012年7月携帯待受

    携帯待受

    2012.06.21 (Thu)

     7月の携帯待受。ホンダの希少なFRスポーツカー、S2000。実は以前にも、S2000をモチーフに携帯待受を制作したことがあるんですが、当時の職場で同僚らに見せたところ、「顔色が気持ち悪い」「何で棒立ちなのwww」「クルマが潰れて見える」「タイヤ四角くね?www」「下手」など、散々な評価を受けました。それから2年。「クルマのドット絵」も50件を超え、画力も昔より上がったと自負し、今回改めて待受にしてみました。ちなみ...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 9

    白猫夢 第1部

    2012.06.20 (Wed)

     麒麟を巡る話、第44話。三人、新たな道へ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -9. 翌日――。「じゃ、オレは行くよ」 旅支度を整えた秋也は、天狐と鈴林、昂子、ウォンに頭を下げる。「もう行くのか?」 やや驚いた顔をするウォンに、秋也はにかっと笑って見せる。「ああ。前にも言ったかも知れないけど、ダラダラして次の機会を失うのは嫌なんだ。 勝負に勝って成功の波に乗ってる間に、試験も受けたいんだ」「そうか。…...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 8

    白猫夢 第1部

    2012.06.19 (Tue)

     麒麟を巡る話、第43話。晴奈と渾沌の、今。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8. 祝宴が終わり、天狐の屋敷にいたほとんどの人間は既に、眠りに就いていた。 が――秋也と渾沌は話をするため、灯りの落ちた居間に来ていた。「暗過ぎるわね。……『ライトボール』」 渾沌が術を使い、二人の間にほんのりとした灯りを灯す。「で、話ってなんだ?」「まず、……そうね、この傷の話からしましょうか」 そう言って、渾沌は自分の...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 7

    白猫夢 第1部

    2012.06.18 (Mon)

     麒麟を巡る話、第42話。祝勝の宴。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7.「なんでお前が平然とオレん家の風呂使ってんだよ。しかもソレ、鈴林のだし」 苦々しい顔でそう尋ねた天狐に対し、バスローブ姿の渾沌はけろっとした口調で返す。「近かったから。血まみれの格好で外、歩きたくなかったし。あなたのじゃ、私の丈に合わないし」「ソコじゃねえだろ。オレが言いたいのは、使わせる筋合いなんざ……」「あら、同門のよし...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 6

    白猫夢 第1部

    2012.06.17 (Sun)

     麒麟を巡る話、第41話。渾沌への依頼主。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6.「……!」 渾沌がいないことに気付き、三人は戦慄する。 が――。「そんなに怯えないでもいいわよ」 その渾沌が、真正面から現れた。「勝負は決まったんだし、ね。私の負けよ、秋也」「渾沌……」 と、渾沌はそれまで一度も外さなかった仮面を、ぱか、と外した。「中に血が溜まって気色悪いわね、もう」「うわ」 その素顔を見て、昂子が声を上...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 5

    白猫夢 第1部

    2012.06.16 (Sat)

     麒麟を巡る話、第40話。星になった秋也。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. その異様な剣気を感じ取った昂子とウォンは、互いに防御姿勢を取る。「下がって、ウォン!」「僕の後ろにいろ、アコ!」 そう同時に言い放ち、両者とも同時に、同じ術を放つ。「『マジックシールド』!」 術が発動され、魔力でできた半透明の盾が二重に形成されたその直後、二人はその場から弾き飛ばされた。「う、わっ!?」「きゃあっ!...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 4

    白猫夢 第1部

    2012.06.15 (Fri)

     麒麟を巡る話、第39話。狂気と傲慢の権化。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. しばらく向かい合った後、渾沌が口を開いた。「来ないのかしら?」「……」「いつでも、って言ったじゃない。来ないなら、こっちから行くわよ」 次の瞬間、渾沌の姿が消える。 だが前回のように、秋也たちはただ右往左往するばかりではない。「『フォースオフ』!」 まず、昂子が魔術封じを行う。 それと同時に、秋也とウォンは昂子の側...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 3

    白猫夢 第1部

    2012.06.14 (Thu)

     麒麟を巡る話、第38話。克門下対決。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. ボン、と言う鈍い音と、十数枚のガラスが割れる音とが、丘に響き渡る。「……!?」 秋也たち三人は、一斉に天狐の屋敷へ振り返る。「今のは!?」「分からない。……行こう!」 ウォンの言葉に、秋也も昂子もうなずく。 三人は全速力で、天狐の屋敷へ戻った。「……やっぱりな」 部屋の中が半壊するほどの電撃を放ったものの、天狐はそれに見合う...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 2

    白猫夢 第1部

    2012.06.13 (Wed)

     麒麟を巡る話、第37話。20年前の因縁。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. いつ襲撃してくるか分からない渾沌を迎え撃つべく、三人はミッドランドの丘、ラーガ邸前に固まっていた。 ちなみにラーガ邸とは、このミッドランドを統治している一族、ラーガ家の住む屋敷である。元々、天狐と鈴林はこの屋敷を間借りして住んでいたのだが、天狐ゼミが本格化してくると共に手狭になったため、別に屋敷を持つことにしたのだ...全文を読む

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    白猫夢・克己抄 1

    白猫夢 第1部

    2012.06.12 (Tue)

     麒麟を巡る話、第36話。アブない女。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 通常、と言うよりも現在、通信魔術「トランスワード」は頭巾や壁面などに魔法陣を描く形でのデバイス(外部入出力装置)を用いて使用される。 半永久的に効果を持続できるデバイスなしに、魔術単体で使用するとなると、「いつ連絡が来るか分からないため、常時待機状態にしなければならない」と言う利用性質上の理由から、常に術を使用し続けな...全文を読む

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    クルマのドット絵 その51

    クルマのドット絵

    2012.06.11 (Mon)

     前回、BMWを描くと言っていましたが、……まだ今いち、描きたいクルマが定まらないので延期で。代わりに今回は、ホンダから3点。・ホンダ エディックス(2004)・ホンダ CR-V(2011)・ホンダ NBOX(2011)最近のホンダは、ガチガチのスポーツカーから離れた感じはありますが、それは元々の社風・理念である、「社会のニーズに合ったクルマを作る」という気質の現れとも取れます。今現在もSUVや軽自動車などの分野に積極的に参入するなど...全文を読む

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    白猫夢・習狐抄 5

    白猫夢 第1部

    2012.06.10 (Sun)

     麒麟を巡る話、第35話。技術革新の兆しと、再戦開始。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. さらに日は進み、9月の中旬。 天狐はゼミ入講の受付を開始した。「合否は3日後、ラーガ邸の中庭で掲示する。以上だ。次」 緊張した面持ちの若者が深々と天狐に頭を下げ、その場を後にする。 続いて入ってきたのは、先日天狐に挨拶したフェリーに似た、狐獣人の少年だった。「ゴールドコーストから参りました、ノイン・トポ...全文を読む

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    白猫夢・習狐抄 4

    白猫夢 第1部

    2012.06.09 (Sat)

     麒麟を巡る話、第34話。天狐ゼミのOB。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 天狐が言っていた通り、暦が9月を迎える頃には、いかにも学生然とした若者の姿が、街にチラホラと目立ち始めた。「でも、全員取るワケじゃないんだろ?」 鱒(ます)とスクランブルエッグのクレープを片手にそう尋ねた秋也に、チョコバナナクレープを頬張っていた天狐がうなずく。「もぐ……、ああ、毎年100人、200人は押し寄せてくるか...全文を読む

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    白猫夢・習狐抄 3

    白猫夢 第1部

    2012.06.08 (Fri)

     麒麟を巡る話、第33話。ゼミの成果。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 修行開始から一ヶ月が経ち、秋也たちの実力も、着実に付いていた。「りゃっ!」 秋也が天狐に向け、木刀を薙ぐ。それを紙一重で避けた天狐は秋也の左側に回り、手刀を繰り出す。「オラあっ!」「だあッ!」 秋也はぱっと左腕を離し、手刀をつかむ。ぬいぐるみになっていた腕はぽす、と天狐の手刀を受け止め、その威力を削ぐ。「それッ!」 天...全文を読む

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    白猫夢・習狐抄 2

    白猫夢 第1部

    2012.06.07 (Thu)

     麒麟を巡る話、第32話。克天狐の教育的指導。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 修行開始、2日目の翌朝。 ほとんど夕食抜きにされた秋也たち三人は、朝食をガツガツと、貪るように取っていた。「せめてもの情けだ。朝と昼はメニュー全品、ちゃんと出してやる」 天狐はパンをかじりながら、秋也たちに訓告する。「でも、レポートの内容がとんでもなくバカだったり、テストの点がどうしようもないアホさ加減だったり...全文を読む

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    白猫夢・習狐抄 1

    白猫夢 第1部

    2012.06.06 (Wed)

     麒麟を巡る話、第31話。特別天狐ゼミ、開始。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. ミッドランド郊外、丘の中腹。「オラ、どうしたどうしたっ! こんなもんでバテてんじゃねーぞ!」 天狐の怒鳴り声に、膝を着いていた秋也はよろよろと立ち上がる。「ま、まだまだ……っ」「遅い!」 が、立ち上がった瞬間に天狐の平手がべちん、と秋也の胸を打つ。 痩せ気味の少女と言う見た目とは裏腹に、まるで小麦粉の詰まった袋を...全文を読む

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    業務連絡;「火紅狐」あらすじを追加しました

    雑記

    2012.06.05 (Tue)

     http://auring.web.fc2.com/au-novel.html上記ページ、「火紅狐」各カテゴリ右欄に表示されている「あらすじ」を追加しました。http://auring.web.fc2.com/ho-outline6.html(第6部)http://auring.web.fc2.com/ho-outline7.html(第7部)ちょっと質問なんですが。「黄輪雑貨 総合目次」という項目で各目次ページにリンクを張っているんですが、僕がここでお知らせする以前から「このページがあるの知ってるよ」と言う方、果たし...全文を読む

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    白猫夢・遭克抄 5

    白猫夢 第1部

    2012.06.04 (Mon)

     麒麟を巡る話、第30話。三人、克を克することを目指す。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. 紆余曲折あったものの、ともかくミッドランドに到着したと言うことで、天狐と鈴林は三人を労ってくれた。「ま、色々話し合うコトはあるけども、とりあえずお前ら、ものっすげー疲れてるオーラ出してっからな。 今夜はとにかく、メシ食うのが先決だな」 秋也たち三人と鈴林を伴い、天狐はミッドランドの食堂を訪ねた。「よっ...全文を読む

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    白猫夢・遭克抄 4

    白猫夢 第1部

    2012.06.03 (Sun)

     麒麟を巡る話、第29話。昂子と秋也の、ひみつ作り。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 到着から半日が過ぎた辺りで、ようやく昂子とウォンは目を覚ました。「……」 しかし、昂子の顔色は依然、悪いままである。「昂子」 秋也が声をかけてみるが、昂子はのろのろと顔を向けるだけで、一言も発さない。「大丈夫、……じゃ、ないよな」「……うん」 昂子は半ばうなるような声で、それだけ返す。「あの、渾沌って女に、何か...全文を読む

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    白猫夢・遭克抄 3

    白猫夢 第1部

    2012.06.02 (Sat)

     麒麟を巡る話、第28話。天狐ちゃん、再び。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 秋也たちが渾沌に敗北した、その3日後――。 ミッドランド郊外、とある屋敷の中。「ねえ、姉(あね)さんっ」「あー?」 歩く度にシャラシャラと鈴の音を鳴らす長耳が、机に脚を乗せて座り込む狐獣人らしき少女の肩をポンポンと叩きながら、こう尋ねてきた。「昂子ちゃん、いつ来るんだろうねっ?」「知るかよ」 狐獣人は九つある自分の...全文を読む

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    白猫夢・遭克抄 2

    白猫夢 第1部

    2012.06.01 (Fri)

     麒麟を巡る話、第27話。一方的な蹂躙。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2.「克……!?」 その号を聞き、ウォンの狼耳がビク、と反応する。「戯言を言っているのはお前だッ! そんな奴は、僕は知らない! 畏れ多きその御名を騙る不埒者め、僕が成敗してやる!」 そう叫び、三節棍を構えたウォンに、渾沌と名乗った女はケラケラと笑って見せた。「そんな反応をすると言うことはあなた、黒炎教団の奴らね? ……私に言わ...全文を読む

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