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    【  2012年11月  】 

    2012年12月携帯待受

    携帯待受

    2012.11.30 (Fri)

     12月の携帯待受。2012年版はアウディの「A1」から始まったので、締めもアウディから「Q5」を。アウディの車種名の命名規則として、数字の大きさが車の大きさに比例します。Aシリーズで言えば、A4が一般的なセダン(CもしくはDセグメント)で、A1がコンパクトハッチ(Bセグメント)。このQ5も、元々アウディが販売していたSUV、Q7より一回り小型なものになっています。ちなみに「Q」はアウディの四輪駆動システム、「クアトロ」から...全文を読む

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    白猫夢番外編 その1

    双月千年世界 短編・掌編

    2012.11.29 (Thu)

     麒麟を巡る話、から一端離れて。ネロとジーナの不思議な馴れ初め。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -白猫夢番外編 その1「あのさ、あのさっ」「なんじゃ、どうしたベル?」 今まで聞いたことの無かった両親の馴れ初めを聞いたベルは、ジーナに飛びつきこう尋ねた。「ママとパパってさ、南の国で結婚したんだよね?」「うむ」「ロマンチックだよねー」「はは……、そう言われてみれば、確かにのう」 顔を赤らめるジーナに...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 9

    白猫夢 第3部

    2012.11.28 (Wed)

     麒麟を巡る話、第150話。西方南部、政変の時。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -9. しばらくの間、王国は騒がしくなった。 まず、帝国に侵入した秋也たち四人が、国内の話題に上った。秋也たちはトッドレール一味を殲滅した上、帝国領内に連れ去られたベルを救出すると言う、未曽有の大戦果をたった4人で挙げた立役者なのである。 皇帝亡命事件以上の称賛と敬意を以て、四人は多大な表彰を受けた。「明日から中佐だっ...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 8

    白猫夢 第3部

    2012.11.27 (Tue)

     麒麟を巡る話、第149話。因縁の清算。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8.「で?」 話が一通り済んだところで、ハーミット卿が大火に尋ねた。「肝心のところが、まだ聞けてないよ。 どうして僕とイールが、この時代に蘇ったか。それを聞かせてほしいんだけど」「……」「言えないのかい?」 何も答えない大火に、ハーミット卿は突っかかる。「じゃあ僕が代わりに答えようか?」「……」「そんなに言わせたいのかい? ……じ...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 7

    白猫夢 第3部

    2012.11.26 (Mon)

     麒麟を巡る話、第148話。世に出た隠者。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. 夫婦になってもまだ、ネロとジーナは旅を続けるつもりだった。 しかし夫婦になれば概ね起こることが、彼らにも起こった。「3ヶ月ですね」「え」「え」「おめでとうございます」「あー、……はあ」「ど、どうも」 西方南部、プラティノアール王国を訪れたところで、ジーナが体調不良を訴えた。そこで診察を受けたところ、彼女の妊娠が発覚した...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 6

    白猫夢 第3部

    2012.11.25 (Sun)

     麒麟を巡る話、第147話。幾星霜を越えて。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6. 晴奈たちと出会ったランドとイールはしばらく、彼女らと同行していた。 ジーン王国に逗留しイールの回復に努めた後、晴奈の故郷である央南へと共に渡り、さらに同時期に起こった事件――いわゆる「ミッドランド異変」にも同行したところで、ランドとイールは二人旅を決意した。「丁度いいよ、ここからなら」「そうかのう……?」 ちなみに、す...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 5

    白猫夢 第3部

    2012.11.24 (Sat)

     麒麟を巡る話、第146話。「ハーミット」の誕生。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. ランドは恐る恐る、たむろしていた彼らに声をかける。「この近くの人かい?」 無人と思っていた場所で突然声をかけられた彼らは当然、警戒する素振りを見せた。「***!?」「そんなに警戒しないでくれよ……」「***、と***いる! ***!」 央南人風の猫獣人の女性が刀を向け、ランドに何かを叫んでいる。「ごめん、もうち...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 4

    白猫夢 第3部

    2012.11.23 (Fri)

     麒麟を巡る話、第145話。2人の復活。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 時代は進み――双月暦520年5月。「……う……」 随分長い間眠っていたような感覚を引きずりながらも、ランドは目を覚ました。「あれ……ここは……?」 重い手足を何とか動かし、ランドは辺りの様子を確かめる。 しかし眼鏡が無く、しかも真っ暗なため、何がどうなっているのかさっぱり分からない。「……思い出してきた……ような。 確か僕は、タイカ...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 3

    白猫夢 第3部

    2012.11.22 (Thu)

     麒麟を巡る話、第144話。想い人を追って。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3.「あれが、……ランドなの?」 ぼんやりと見えるその物体を、イールが指差す。そしてその質問を、大火は肯定した。「概ね、そうだ。厳密に言えば、ランドはあの中に封じられている」「なんで?」「その前に」 大火はイールに、こう前置きした。「これから俺が言うことは、すべて事実だ。嘘やごまかしは無い。信じるな?」「ええ、いいわよ。ア...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 2

    白猫夢 第3部

    2012.11.21 (Wed)

     麒麟を巡る話、第143話。歴史の裏の疑問。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 大火がそう答えた瞬間、そこにいた全員が仰天した。 その驚き様は、大火が現れた時以上だった。「ランド? ……ランド・ファスタ!?」「え、嘘でしょ、そんな?」「き、聞いたことがあるぞ! 確か3、いや4世紀の……」「『千里眼鏡』ファスタ卿と『猫姫』サンドラ将軍……!?」「……うそ」 顔を真っ青にし、倒れそうになるベルを、秋也は慌...全文を読む

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    白猫夢・黒々抄 1

    白猫夢 第3部

    2012.11.20 (Tue)

     麒麟を巡る話、第142話。200年ぶりの再会。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1.「囲碁、……は打てそうにないかな」 ぼそ、とそうつぶやいたハーミット卿に、秋也は苦い顔を返した。「流石にきついっス」「ごめんごめん。……遅いな。来てくれると思ったんだけど」 その言葉に、ベルは怪訝な表情を見せる。「ねえ、パパ」「うん?」「タイカ・カツミに会ったことがあるの?」「あるよ。いや、それ以上と言っていい。 結構...全文を読む

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    カウンタ素材;ジャケット

    カウンタ、ウェブ素材

    2012.11.19 (Mon)

     カウンタ素材。ジャケットとワンピースってかわいいですよね。0~9に細分化したものはこちら...全文を読む

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    白猫夢・追鉄抄 5

    白猫夢 第3部

    2012.11.18 (Sun)

     麒麟を巡る話、第141話。ハーミット卿の伝言。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. ハーミット卿の質問を受け、渾沌は戸惑ったような様子を見せた。「え……? そう、だけど?」「やっぱりか。いきなり『テレポート』で現れて、アルがどうとか言うような人なら、そうじゃないかと思ったけど、当たりだったね」「……あなた、何?」 警戒する渾沌に対し、卿はこう返した。「タイカのことを良く知っている者さ。 あ、そうだ...全文を読む

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    白猫夢・追鉄抄 4

    白猫夢 第3部

    2012.11.17 (Sat)

     麒麟を巡る話、第140話。「すげえ」しか言えない相手。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 居合抜きの如く抜き払われた渾沌の剣から九個の青い光弾が発射され、アロイスに向かって飛んで行く。「ウゴ……ッ!?」 対装甲ライフルの連射でさえ貫けなかったアロイスの体を、光弾は易々と貫通する。「馬鹿ナ……! 私ガ……コンナ……簡単ニ……!?」 大きく穴の開いた箇所から、アロイスの体はゆっくりと後方に折れ、やがて真っ...全文を読む

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    白猫夢・追鉄抄 3

    白猫夢 第3部

    2012.11.16 (Fri)

     麒麟を巡る話、第139話。悪魔の降臨。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 後部エンジン爆発の衝撃により車は大きく後ろに傾き、牽引されていたリヤカーは逆に、前へとつんのめっていく。「お、わ、わわ、……だーッ!」 V字に重なりかけた両車から、秋也は慌てて飛び降りる。 同時に投げ出されかけた四人を、秋也は空中で何とかつかみ、目の前に迫ったリヤカーを蹴り、その反動で車の間から脱出した。「……う、……ぐ、……...全文を読む

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    白猫夢・追鉄抄 2

    白猫夢 第3部

    2012.11.15 (Thu)

     麒麟を巡る話、第138話。最後の逃走。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2.「動け、動け、動けッ!」 サンクが顔を真っ赤にしてクランクレバーを回し、エンジンを動かす。 出発した当初とはまるで違う、ボロボロとくぐもった音を立ててエンジンが動き出すと同時に、アルピナがクラッチとアクセルとを目一杯に踏み込む。「飛ばすわよ!」 サンクがリヤカーにつかまったところで、車は排気管から黒い煙と真っ赤な炎を勢い...全文を読む

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    白猫夢・追鉄抄 1

    白猫夢 第3部

    2012.11.14 (Wed)

     麒麟を巡る話、第137話。敵陣、脱出へ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 城内には既に、戦おうと言う気配は無い。 そして城を後にし、荒れた市街地へ出ても、どこにも危険は感じられない。 秋也たちは誰にも襲われることなく、帝都を後にする。「……帰りは楽に済みそうね」 アルピナの言葉に、一行は静かにうなずく。 警戒しつつ動いていた時に比べて3分の1程度の時間で、一行は車を隠した場所に到着した。「な...全文を読む

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    カウンタ素材;中日ドラゴンズ

    カウンタ、ウェブ素材

    2012.11.13 (Tue)

     以前、中日ファンのポール・ブリッツさんのお祝いとして、ドラゴンズのマスコットキャラクター、シャオロンをモチーフにしたカウンタ素材をプレゼントし、FC2の共有カウンタとしてアップしたことがあったんですが、最近、ちらほら別のブログさんのところで目にすることが多くなりました。そういえばこっちの方で紹介してないな、と思い、改めてちゃんと、お披露目することにしました。ちなみにスタメンっぽい感じで、それぞれのカ...全文を読む

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    白猫夢・賊帝抄 5

    白猫夢 第3部

    2012.11.12 (Mon)

     麒麟を巡る話、第136話。絶対渡さない、絶対離さない。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5.「……ひっく、……ひっく」 ベルの泣き声で、秋也はようやく我に返る。「……ベルちゃん!」 秋也は慌てて、ベルに駆け寄った。「大丈夫か!? な、何も、何にもされてないよな!?」「しゅ、……」 ベルは秋也の顔を見るなり、また、大声を挙げて泣き出した。「うああああん、じゅうやぐうううん」「お、おい? まさかもう、何かさ...全文を読む

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    白猫夢・賊帝抄 4

    白猫夢 第3部

    2012.11.11 (Sun)

     麒麟を巡る話、第135話。怒と仁の極大点。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 血塗れになって倒れた秋也を目にし、ベルは叫んでいた。「い……、いやあああっ!」「うるっせえなぁ、クソガキが」 秋也の血を服の裾で拭いながら、アルトがベルへと近づく。「いや……! やめて、来ないで!」「お断りだ。早めにやんねーと、アイツが死んじまう。それじゃあ、駄目だ。あいつに決定的な一撃を与えられねえ。そうなると俺にと...全文を読む

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    白猫夢・賊帝抄 3

    白猫夢 第3部

    2012.11.10 (Sat)

     麒麟を巡る話、第134話。剣士対超人。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. アルトが襲いかかってきた瞬間、秋也は全身の毛がバリバリと逆立つほど、その脳内一杯に危険を感じていた。「……ッ」 その直感を受け、体が勝手に動く。とっさに構えた刀でアルトの初弾をギリギリ止め――たつもりだったが、気が付けば秋也は壁に叩き付けられていた。「……げほっ!?」 何が起こったか分からず、秋也はゲホゲホと咳き込む。「おい...全文を読む

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    白猫夢・賊帝抄 2

    白猫夢 第3部

    2012.11.09 (Fri)

     麒麟を巡る話、第133話。白猫ショーの役者たち。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2.「『第一段階』、……か」 秋也が繰り返したその言葉に、アルトは引きつったような笑いを返した。「ひひ……、そうさ、『第一段階』。あいつが良く使ってる言葉だ。 俺を有名で実績ある奴に仕立て上げた白猫は、次の段階へ計画を移した。シュウヤ、お前さんが西方に来ると白猫は俺に知らせ、同時にモダス帝亡命計画が長いこと進められてた...全文を読む

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    白猫夢・賊帝抄 1

    白猫夢 第3部

    2012.11.08 (Thu)

     麒麟を巡る話、第132話。秋也とアルトの、最後の対決。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 一人、王宮内に飛び込んだ秋也は、あちこちでアルト一味に追い回されていた。「待てやゴルァ!」「生かして帰すかよッ!」 階段の上から、あるいは柱の陰から、壁の向こうからと、大勢で秋也を追いかけ、銃や短剣で攻撃してくる。「うっせぇ! 邪魔すんなッ!」 しかし相手は腕力も機転もこらえ性も無い、粗雑な盗賊たちであ...全文を読む

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    考察;作中で登場した「回転連射砲」について

    世界観・補足・考察

    2012.11.07 (Wed)

     「白猫夢・荒野抄」および「白猫夢・崩都抄」において、「近代的兵器」として登場させた「回転連射砲」、つまりガトリング砲について、以下のようなご指摘を受けました。 ・ガトリング式の機関銃には、ベルト式給弾システムは適していない ・ガトリング砲の発明よりも、ベルト式給弾システムのほうがたしか発明は後おっとと。僕の歴史考証がちょっと甘かったかも知れません(;´∀`)しかし「真剣に酔狂なことをする」を信条とす...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 7

    白猫夢 第3部

    2012.11.06 (Tue)

     麒麟を巡る話、第131話。男サンデル、暴れ回る。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. 帝国兵らの注意が逸れたところで、アルピナたちは先程の倒れた兵士たちの側に駆け寄った。「……ダメだ」「こっちも」 3名中2名は頭と胸を撃ち抜かれており、既にこと切れている。 しかし、必死に同僚を説得したあの女性兵士は頭や胸ではなく肩を撃たれていたため、まだ息があった。「おお、生きておったか! しっかりしろ、今手当...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 6

    白猫夢 第3部

    2012.11.05 (Mon)

     麒麟を巡る話、第130話。説得、鎮圧、反発。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6.「あれは……!」 アルピナたちも、向かってくる兵士たちも、その声に動きを止める。「さっきの兵士か!?」「う、うむ」 先程拘束し、軍服を借りた兵士たちが、訓練場の真ん中に立っている。「その人たちを撃つんじゃないッ! 武器を下ろせッ!」 その声を受け、兵士たちの動きが止まる。「……なんだ?」「一人は向こうの軍服着てるが、……...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 5

    白猫夢 第3部

    2012.11.04 (Sun)

     麒麟を巡る話、第129話。アルピナ班、危機一髪。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. 兵士ら3人から軍服を借り――ちなみに女性であることが判明した1名は、アルピナの軍服を代わりに着せられた――秋也とアルピナ、そしてサンクの3名は帝国兵に擬装した。ちなみにサンデルは元々帝国兵のため、元の格好のままである。「これで城内へは侵入できるわね。後は目立たないよう侵入して……」「ベルちゃんを救い出して脱出、っス...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 4

    白猫夢 第3部

    2012.11.03 (Sat)

     麒麟を巡る話、第128話。まさか、の助け。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4.「お、覚えている! 覚えているぞ! シュウヤ、お前も覚えているだろう!?」「え? ……あ、何か見覚えある」「昨年の秋口、共に煉瓦運びをした者です」「あー、……うん、覚えてる」 兵士は憔悴した顔で、こう続けた。「この4ヶ月がどれだけ地獄であったか……。 参謀殿は狂ったように皇帝陛下奪還を唱え、内政や外交などは放置するばかりで...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 3

    白猫夢 第3部

    2012.11.02 (Fri)

     麒麟を巡る話、第127話。突入計画の検討。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3.「……えっ」「な、何者だ!?」「王国兵!?」 銃に弾を込めていた最中の3人は、慌てて車輪をつかみ、銃を向けようとする。「ど、どっち撃つ!?」「え、……えー、女の方!」「わ、わかっ」 言い終わらないうちに、サンクが放った小銃の弾が、左車輪をつかんでいた兵士の腕を貫通する。「うっ、あ、……ぎああっ」 腕の肉がえぐられ、兵士は絶...全文を読む

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    白猫夢・崩都抄 2

    白猫夢 第3部

    2012.11.01 (Thu)

     麒麟を巡る話、第126話。超兵器を目の当たりにして。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 秋也たち一行は新市街をこっそりと北西へ進み、カプラス城が見える位置にまで迫った。「硝煙の臭いがきつくなってきたな。相当撃ちまくってるな、こりゃ」「とは言え市街地で撃ったりなんかはしてないみたいね、流石に」 と、アルピナがそう言った次の瞬間――。「……あら」「出てきたっスね」 城内から兵士3名が、珍妙な形をした...全文を読む

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