2014.05.19 (Mon)
麒麟を巡る話、第372話。党首シエナの激昂。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. ロンダは葵に言われた通り、医務室で臥せっていたシエナと、付き添っていたイビーザたちに、死体に巻かれていた麻帯を見せた。「緑髪の『猫』から見せろと託りまして」「……そう」「面妖なことに、その『猫』、言うだけ言うとかき消えるように、その場から姿を……」「あの子はそう言う子よ」 適当に応じながら、シエナは麻帯に書かれていた...
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