2014.05.30 (Fri)
麒麟を巡る話、第382話。ミッドランド制圧。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3.「か、閣下。それはあまりにも……」 ここまで傍観していたトレッドが、慌ててシエナを止めた。 何故ならその要求をポエトに呑ませることは、彼の地位と権威を貶めることになる。そして貶めさせた原因は白猫党である。 それは実質的に、ポエトをミッドランド市国の最高権力者の座から引きずり下ろし、白猫党がその座を奪うことと同じ――即ち...
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