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    【  2020年10月  】 

    こいつ本当に誰とでも仲良くなるなぁ

    今日の旅岡さん

    2020.10.26 (Mon)

     10月31日。旅岡さんたちは虎海さんのお家、いや、お屋敷に招待されていた。「『本日の催し物 ハロウィンパーティ』、……紅の予想当たったね」シーツを被った大江さんの一言に、旅岡さんがうなずく。「雅ちゃんと話しとると、なーんか一言二言抜けよるからな。言葉通りドレスだけ着とったら、逆に恥かいとったわ」そう返しつつ、旅岡さんも百均で間に合わせた帽子をポン、と叩く。「今日やるパーティ言うたら大体これやろしな」「ま...全文を読む

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    イラスト;克天狐(双月千年世界、8回目) / オレにこんなの着せて楽しいのかよ……

    双月千年世界

    2020.10.19 (Mon)

     久々にあつ森でマイデザインを制作したので、天狐ちゃんに着せてみました。線画。本人は絶対着たがらない、フリルふりっふりのドレス。いつものようにカラー3種。レッド。ブルー。ブラック。...全文を読む

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    2020年11月携帯待受

    携帯待受

    2020.10.16 (Fri)

       2020年11月の携帯待受。ダッジのモダンマッスル、チャージャー。「マッスルカー」と言えば60~70年代のやたらパワフルなアメ車を指す言葉ですが、現代でも多少ではあるものの、パワフルなアメ車は生き残っています。ずっと前に紹介したコルベットとかバイパーなどが相当します。今回紹介するチャージャーも、現代(モダン)のマッスルカーと言えます。元気が無いだの死に体だのと散々腐していましたが、まだこれくらいガッツの...全文を読む

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    業務連絡;「琥珀暁」目次とあらすじを追加しました(第6部、あとがき)

    雑記

    2020.10.15 (Thu)

     下記ページにて、「琥珀暁」第6部とあとがきの目次、そして第6部のあらすじを追加しました。http://auring.web.fc2.com/au-novel.html(目次)http://auring.web.fc2.com/ko-outline6.html(第6部あらすじ)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -次回作は現在、頑張って制作していますが、年内には絶対完成しないと思います。DWIIIの書籍化作業と来年の年賀用イラストを制作することを考えると、とてもじゃないが手を付けられな...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 14

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.14 (Wed)

     ウエスタン小説、第14話。ミズ・キャリコ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -14. キャリコ農場に到着したエミルたちの前に、カウボーイ風の男が現れた。「ミズ・キャリコがあんたらを待ってる。案内するよ」「ええ、ありがと。……ところであんた」 そそくさと背を向けかけた男に、エミルが声をかける。「前に会ったことがあるわね?」「気のせいだろ? ……と言いたいところだが、ごまかすのは無理っぽいな」 男はそう...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 13

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.13 (Tue)

     ウエスタン小説、第13話。にぎやかで穏やかな西部町。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -13.「ピクニックに行く程度のつもりだったけど、……そんな雰囲気じゃ無いわね」 エミルは駅を出るなり、こんなことを言い出した。「副局長は田舎だろうって言ってたわよね」「だな」「ここが田舎だって言うなら、マンハッタン島は人口過密で沈没するわよ」「っスね」 その町は東部沿岸と遜色無いくらいに、人と馬でにぎわっていた...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 12

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.12 (Mon)

     ウエスタン小説、第12話。後日談と懸案事項。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -12.「DCの『友人』からも称賛されたよ。特別に名誉勲章と感謝状をもらえるそうだ」 局長は高笑いしつつ、今回の成果を皆に報告していた。「それで、いくらになったのかしら。あなたには金ピカメダル一枚より、緑色のリンカーン一人の方が大事でしょ?」 エミルに突っ込まれ、局長はニヤっと笑って返す。「うむ、その通りだ。ま、あっち...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 11

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.11 (Sun)

     ウエスタン小説、第11話。とても奇妙な、事件の顛末。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -11. 女が拳銃を海に捨てたところで、東の稜線から太陽が昇り始め、彼女の顔にも陽の光が差した。「なっ……」 そこでようやくアデルたちは、彼女の顔をはっきり確認できた。「え……エミル?」「こっちにも姉御、あっちも姉御、……ど、どう言うことスか?」「エミル君、君には双子の姉がいたのかね?」 3人はエミルと、彼女そっくり...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 10

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.10 (Sat)

     ウエスタン小説、第10話。半死人の証言。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -10. と、ベッドの上の包帯男が、「うぐ……」とうなる。「あら?」 エミルが目を向けたところで、ディミトリが息も絶え絶えと言った様子で口を開けた。「こ……ここ……は?」「ニューマルセイルのサルーン。まだこの世よ」「……ぼ……くは……」「あんたはディミトリ・アルジャン。ついさっきまでクソ組織の幹部サマだったけど、今は棺桶に片足突っ込ん...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 9

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.09 (Fri)

     ウエスタン小説、第9話。カバー・デブリーフィング。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -9. 昼頃になってようやく、ニューマルセイルの港に州軍が押しかけて来た。「今日、電信電話網が復活したのはありがたかった。でなければここに君たちがいることを突き止めるのは、もっと後になっていただろうからね」 やって来たリロイに、アデルが応対する。「ここに逃げてきた4人のうち、トリスタン・アルジャンとジョルジオ・リ...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 8

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.08 (Thu)

     ウエスタン小説、第8話。チェックメイト。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8.「ふうっ……はあっ……や……やった……!」 トリスタンが倒れたのを見届けたところで、イクトミはまだ銃口から硝煙をくゆらせるSAAを胸に抱き、ふたたび仰向けになった。「やったぞ……僕は……つ、つい……に……」 声が聞こえなくなり、すっかり呆けていたアデルは我に返る。「……あ、……っと! イクトミ! おい、大丈夫かよ!?」 アデルに続き、エ...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 7

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.07 (Wed)

     ウエスタン小説、第7話。命運分けたスタイル。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7.「なっ……」 思わず、アデルは木箱の陰から飛び出していた。「おい! イクトミ、……おい!」 どう声をかけていいのか分からず、アデルは名前を呼ぶに留まる。と、ひざ立ちになっていたトリスタンが、足に絡みついていたホルスターをむしり取って投げ捨て、のそっと立ち上がった。「次は貴様が相手か?」 アデルとトリスタンの目線が合う...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 6

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.06 (Tue)

     ウエスタン小説、第6話。最後の決闘。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6. エミルは素直にイクトミに場を譲り、元通り木箱の陰に隠れる。「あら」 と、そこにアーサー老人が立っていることに気付き、肩をすくめた。「あなたの入れ知恵かしら?」「うむ。元々、大閣下の経歴と西海岸の町とを比較し、周辺地域で何かあれば恐らく、奴はここを緊急時の脱出路に使うだろうと踏んでいた。そして一週間前、突然西部のあちこち...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 5

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.05 (Mon)

     ウエスタン小説、第5話。港にて。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. 時刻はまもなく朝の6時になろうとしていたが、まだ、東の稜線に光は差していない。その寂れた港はまだ暗く、人の姿は無い。と――沖の方から一隻の船が、ポン、ポンと排気音を上げながら近付いて来た。「着きました」 まもなく船は桟橋に着き、小山のような男が一人、どすんと降り立った。「お手をどうぞ、閣下」「うむ」 続いて下卑た顔の老人が、...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 4

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.04 (Sun)

     ウエスタン小説、第4話。夜明け前の制圧作戦。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 未明頃にケープビーチを出発した州軍の艦隊は、明け方直前にはその海域に到達した。「あれが目的の島かね?」 海に浮かぶその影を指差した局長に、ジョン司令がうなずいて返す。「ああ、あれがサンドニシウス島だ。俺たちが知ってる限りじゃ漁師が中継地にしてる、直径6~7マイルくらいの無人島、……だったはずだが」 真っ暗な状況で...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 3

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.03 (Sat)

     ウエスタン小説、第3話。あぶり出し。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 局長から無茶な注文をされたものの、それでもジョン司令はその通りに答えてくれた。「あんたのご注文通り、500人。基地にいる全員を大急ぎで動員させた。おかげでまだコック姿のヤツまでいる始末だよ」「ありがとう、ジョン。ではすぐ出発だ。準備してくれ」「へいへい、仰せの通りに!」 ジョン司令が憮然とした顔で、大股で歩き去ったとこ...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 2

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.02 (Fri)

     ウエスタン小説、第2話。出動要請。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 1週間の期限付きで西部全域の電信電話網が封鎖されてから6日後――パディントン探偵局一行は、どうにかC州に到着することができた。組織が本拠地を特定されたこと、そしてこの封鎖作戦自体に勘付くかどうかが最大の懸念であったが、この6日間で襲撃されることも無く、また、尾行者らしい影も無かったことから、その懸念が杞憂であったことは確か...全文を読む

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    DETECTIVE WESTERN 14 ~ 西の果て、遠い夜明け ~ 1

    DETECTIVE WESTERN

    2020.10.01 (Thu)

     ほぼ1年ぶりのウエスタン小説。ルイス=クラーク探検隊。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. 15世紀の終わりにヨーロッパ人がその地に足を踏み入れたその時から、「その夢」はほのかに、彼らの心に現れた。やがて彼らがヨーロッパと袂別し、「アメリカ人」と呼ばれるようになって以降も、彼らはその目標を達成すべく、歩み続けた。 そして1805年、ジェファーソン大統領の個人秘書であったメリウェザー・ルイスと...全文を読む

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