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    【  2023年09月  】 

    緑綺星・聖怨譚 4

    緑綺星 第4部

    2023.09.30 (Sat)

     シュウの話、第133話。旧トラス王国の政変。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 20代で王位を継いだカレン女王の在位は40年近くにも及び、長期政権による安定した治世が行われてきたが、その平和にも陰りが差していた。カレンが重い病に冒されており、余命いくばくもないことが判明したのである。「一刻も早く次の国王を定めねば……」 王室政府の閣僚たちが密かに集まり、緊急会議を開いていたが、そこに一聖の姿は...全文を読む

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    緑綺星・聖怨譚 3

    緑綺星 第4部

    2023.09.29 (Fri)

     シュウの話、第132話。ご意見番の鶴声。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 双月暦570年代における白猫党との戦いが彼らの分裂・内戦勃発と言う形で決着した後も、一聖は「フェニックス」の最高顧問とトラス王族の教育係を続けており、いつしか王室のご意見番としての地位を確立していた。 そのため6世紀末、第2代国王の後継者を定めるべく催された御前会議にも当然、彼女の姿があった。「オレの結論から言えば、...全文を読む

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    緑綺星・聖怨譚 2

    緑綺星 第4部

    2023.09.28 (Thu)

     シュウの話、第131話。勢力図激変の予兆。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 流石に8世紀最大のフィクサーとうわさされるだけあり、天狐は十重二十重の戦略・作戦によってラコッカ石油の、難民特区における地位と権力を固めさせていた。前述の、天狐にまつわるうわさを流し、盗みを働こうとするならず者たちを殺さず追い払っていたことも、その一環だった。特区内のならず者を退けると共に余計な争いを避けさせ、後に...全文を読む

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    緑綺星・聖怨譚 1

    緑綺星 第4部

    2023.09.27 (Wed)

     シュウの話、第130話。黒いうわさ?- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1.「ラコッカファミリー主体で石油会社を作る」と言う天狐の飛び抜けた発案はただちに実施され、難民特区には連日、諸外国から人員や資材が山のように集まってきていた。「なんだ、あの人だかり?」「ラコッカのとこらしい。なんでも石油、本格的に掘り出すんだとさ」「へー……?」 そのにぎわいを遠巻きに眺めるならず者たちは――長らく法の庇護と近代...全文を読む

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    3DCG習作;虎海さん

    習作・汎用

    2023.09.26 (Tue)

     VroidStudioでうちの娘を作るシリーズ。今回は虎海さん。 文武両道フィジカルおばけのお嬢様。彼女のすごさは身長176cm、バスト98cmの見た目だけではない。どんな科目も90点以下を取ったことはないし、スポーツをやらせればホームランがガンガン出る。ただ、プライド高くて見栄っ張りなのが玉に瑕。おだてられると図に乗るし、煽られると挑発に乗る。旅岡さんに「タピオカチャレンジいけるん?」と聞かれたら、ドヤ顔でやってくれ...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 8

    緑綺星 第4部

    2023.09.25 (Mon)

     シュウの話、第129話。創業。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8.《オレの思惑もちゃんと話しておいてやんよ。じゃなきゃフェアじゃねーし、納得しねーだろーしな。率直に言って、オレは白猫党とトラス王国が大っキライだ。どっちにも1世紀単位の因縁があるもんで、な。ましてや他人の油田を奪って軍事転用しよう、アコギに荒稼ぎしようなんてこすい真似、見過ごすワケがねーだろ。だからお前らに肩入れするんだ。 この...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 7

    緑綺星 第4部

    2023.09.24 (Sun)

     シュウの話、第128話。フィクサー天狐。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. まだどこかとぼけた様子を見せているファミリーに、今度はカニートが、もっと現実的な説明を述べた。「あんたら、このスマホを見てくれ。このスマホの裏面、何が書いてある?」「会社名か? ピクスマニア」「そう。一流電子機器メーカーのピクスマニアだ。その現CEO……まあ、社長みたいなもんだが、そいつとテンコ・カツミ氏には関わりがあ...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 6

    緑綺星 第4部

    2023.09.23 (Sat)

     シュウの話、第127話。石油をめぐる最も大きな問題。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6. 顔も名前も知らない相手からの突然の提案に、カニートも、ロロも面食らった。「なんだって?」「あんた、一体誰なんだ? そんなこと突然言われて、『おう、いいぞ』なんて二つ返事で答えると思うのか?」《だろーな。だが状況は差し迫ってるはずだ。軍を足止めしたのはファインプレイと言えるが、ソレでグズのトラス王国を躍起に...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 5

    緑綺星 第4部

    2023.09.22 (Fri)

     シュウの話、第126話。批判動画の反響と反応。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. 王国軍批判の動画が公開されてから2日後、再びカニートが「学校」にやって来た。「王国は大騒ぎになってる。王室政府は――救助が最優先の国務だの何だのって言い訳して――派遣を行わない旨を正式表明した。それにちょっとネットを探れば報告サイトだの監視サイトだのが一杯立ってて、正義の味方気取りの国民が逐一王国軍の動きを伝えてる...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 4

    緑綺星 第4部

    2023.09.21 (Thu)

     シュウの話、第125話。????リポート;トラス王国軍の非道を暴く!- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. かつては超大国・中央政府亡き後の希望の星、地域共同体「新央北」の誇る若く雄々しい宗主国であったトラス王国も、年月を経る内にあちこちが衰えてきているらしく、特に近年の凋落ぶりは著しかった。 と言うよりも年月を経た大国であるが故に、政財界には古い慣習と常識を重んじる保守層が多く、近年目覚ましい...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 3

    緑綺星 第4部

    2023.09.20 (Wed)

     シュウの話、第124話。潜入取材者。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3.「誰だ?」「……っ」 物陰の人間がたじろぐ気配を察し、足の早い者が数名、ばっと駆け出す。まもなく、明らかに特区の人間ではない、身奇麗な短耳の男を連れて戻って来た。「コイツ写真撮ってたっスよ、親父」「写真? ……ってあんた、見覚えあるな」 腕をがっちりとつかまれた短耳の顔をしげしげと見つめ、ロロはポン、と手を打つ。「ああ、そうだ...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 2

    緑綺星 第4部

    2023.09.19 (Tue)

     シュウの話、第123話。百変化ショー。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2.「本当にケガしてねーのか?」「あんだけ撃たれまくってたじゃん」「ええ、まあ、はい、全然」 王国軍による二度目の襲撃を退けた後、ラックはファミリーに囲まれ、裸の上半身をあちこちからじろじろと見つめられていた。「ってかさっきの筋肉はどこ行ったんだよ」「こーして見るとただのおっさんじゃね?」「そりゃ贅肉的なのはないけどさー、筋...全文を読む

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    緑綺星・応酬譚 1

    緑綺星 第4部

    2023.09.18 (Mon)

     シュウの話、第122話。横暴と傲慢。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1.「石油湧出地確保を目的とする前回の出動につきまして、兵士が撮影した映像を解析したところ、合成や加工の類が見られないことを確認しました」 将校の報告を聞き終えても、会議室に居並ぶ幕僚たちの、興ざめ気味の顔色に変化はない。「だから?」「映像に映っている巨大生物は本物である、と」「何を言っているのかね? そんなものがいるはずはな...全文を読む

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    2023年10月携帯待受

    携帯待受

    2023.09.17 (Sun)

       2023年10月の携帯待受。スズキの'91年式カプチーノ。軽自動車でありながらライトウェイトスポーツを究めんとした、スズキの意欲作とも言えるこのカプチーノ。発売当初からマツダのAZ-1、ホンダのビートと並び、高い人気を得ていました。厳しい不況、そして軽自動車の規格改正に阻まれる形で'98年に販売を終了しますが、それ以降も復活が待ち望まれていました。それを踏まえて近年の自動車業界の動きを見ると、世代は若干異なる...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 9

    緑綺星 第4部

    2023.09.16 (Sat)

     シュウの話、第121話。無明の中で生きると言うこと。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -9. 日中は授業や何かしらの工作作業、校庭を作り変えた畑での農作業で騒々しかった「学校」も、夕闇が迫るに従って、段々と静かになっていた。「電気通ってないからな。暗くなったら寝る、が基本だ」「発電機があるって言ってなかったですか?」 尋ねたラックに、ロロは肩をすくめて返す。「んなもん、もうブッ壊れちまってるよ。1...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 8

    緑綺星 第4部

    2023.09.15 (Fri)

     シュウの話、第120話。人生の分岐点。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8. 結局、根が真面目なロロが暴飲暴食したのは――腹を下したこともあって――最初の2日だけで、以降は朝と夕の1日2缶で過ごしていた。昼下がりに多少腹が減る感じはしたものの、今後の先行きがまったく見えない現状を彼なりに考え、節約に努めていたからだ。(今日も……脳天気なニュースばっかだな) ラジオで朝のニュースを聞き、それが終わったら...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 7

    緑綺星 第4部

    2023.09.14 (Thu)

     シュウの話、第119話。無法を眺める。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. 半日以上のたうち回った後、どうにか回復したロロは――やる必要など微塵もないはずであるが――校内を見回っていた。(……長年やってたせいか、気が落ち着くな。とは言え『じゃあベアリング好きか』って言われたら『見たくもねえ』って答えるけども。ま、あっちはタダ働きみたいなもんだったし) 既に街が、いや、国が崩壊して幾日も経つが、窓から...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 6

    緑綺星 第4部

    2023.09.13 (Wed)

     シュウの話、第118話。ロロの幸運。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6. やはり結果的には、ロロは幸運な男だと言えるのかも知れない。 一向に市民権が得られず、銀行口座も作れない難民のままだったこと。そして24時間交代制の非常勤用務員と言う、薄給かつ過酷な職務にしか就けなかったことが、結局はすべてロロに味方したのである。街が暴徒であふれかえっていた時も、そして統一トラス王国が軍を派遣した時も、非...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 5

    緑綺星 第4部

    2023.09.12 (Tue)

     シュウの話、第117話。国家崩壊の3日間。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. ありがたいことに段ボール箱の中には新品の電池も入っており、ロロは何の問題もなくラジオを聴くことができた。 問題だったのは、ラジオで流れていた内容だった。《……繰り返します。WTNB、西トラス国営放送は、すべての業務を停止しました。繰り返します……》「……は?」 そのまま1分ほど聴き続けていたが、同じ内容がただひたすら繰り...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 4

    緑綺星 第4部

    2023.09.11 (Mon)

     シュウの話、第116話。静かすぎる朝。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. その日、ロロはそれまでの7年間ずっと続けてきたように、朝の7時半きっかりに小学校に出勤した。いつもなら既に鍵は開けられ、校門が全開となっているはずだったが――。「あれ?」 校門は固く閉ざされたままであり、鍵もかかっている。(なんだよ……? ハミルのやつ、珍しく寝坊したのか?) とは言えロロも用務員なので、校門の鍵は持参して...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 3

    緑綺星 第4部

    2023.09.10 (Sun)

     シュウの話、第115話。罪と罰と、そして因果と。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 雨が小ぶりになったためか、ようやくおんぼろセダンの空調が効き始め、車内は暖かくなり始めた。「ま、繰り返すようだが到着までは時間がかかる。俺にしても無言で前だけじーっと見てるってのは退屈でたまらん。ラジオ付けたところで、聞こえてくんのは白猫党の流すうぜえ時報とウソだらけのニュースばっかりじゃ、聞く気にならん。だ...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 2

    緑綺星 第4部

    2023.09.09 (Sat)

     シュウの話、第114話。亡命の秋。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 普段のラックであればああしてパニック状態になった時、そのまま四半日ほどうずくまってどうにか平静を取り戻せると言った程度なのだが、ロロに食堂へ連れて行かれ、「おーい、こっちにキャベツと唐辛子のパスタ2つな!」と勝手に注文され、そのまま届けられた料理を夢中で平らげ、ふう、と一息ついて食後のお茶を口に運んだところで、自分の調子が...全文を読む

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    緑綺星・福熊譚 1

    緑綺星 第4部

    2023.09.08 (Fri)

     シュウの話、第113話。ファミリーと、ラックの日常。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. ともかくロロの元に身を寄せることとなり、ラックは「ファミリー」の暮らしに、形から入ることにした。「そんじゃ始めるぞー」 まず、朝の9時――荒廃した難民特区であっても、時計とチョークくらいはあるらしく――ロロが教壇に立ち、「ファミリー」たちを集めて授業を行う。出席しているのは子供だけではなく、10代後半、20代...全文を読む

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    緑綺星・底辺譚 4

    緑綺星 第4部

    2023.09.07 (Thu)

     シュウの話、第112話。安息の地を守るために。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4. 貧しさと混沌のるつぼであるはずの難民特区の中であるにもかかわらず、「ファミリー」の食卓は豊かなものであった。「はふ、はふっ……」「んぐ、うぐ、……ぷはーっ!」 場に並んだ料理はラックの目から見ても、まともな食堂に並んでいても何らおかしくない、食欲を大いに刺激される出来だった。「どうした? 食べないのか、ラック」「あ...全文を読む

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    緑綺星・底辺譚 3

    緑綺星 第4部

    2023.09.06 (Wed)

     シュウの話、第111話。パパ・ラコッカ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. 結論から言うと――あの胸を撃たれたはずのリーダーは、しっかり生きていた。「ふぅー……思ったより胸にずしんと来たぜ。もうちょっと薄かったらヤバかったかもな」 銃撃されることをあらかじめ予想していたため、胸に鉄板を仕込んでいたのである。「マジで死んだかと思って、流石にビビったっスよ」「アタマ狙われないようにヘルメット被ってた...全文を読む

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    緑綺星・底辺譚 2

    緑綺星 第4部

    2023.09.05 (Tue)

     シュウの話、第110話。石油を巡る確執。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. 油田に到着した兵隊たちを待っていたのは、武器を手にした荒くれ者たちだった。「一応確認するがよ」 と、その中の一人、明らかにリーダー格の熊獣人が角材を手に、兵隊らに質問する。「あんたらはどこの誰だ? この油田をどうするつもりだい?」 兵隊らの先頭に立っていた指揮官が、それに答えた。「我々はトラス王国陸軍第16大隊の者だ...全文を読む

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    緑綺星・底辺譚 1

    緑綺星 第4部

    2023.09.04 (Mon)

     シュウの話、第109話。地の底から湧き上がるもの。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. いろんな きおくが まざりあう…… ……おれは…… ……おれは……俺は闘技場の人気選手で……あの頂上決戦……市国の人気者だ…… ……市国には……武者修行に来て……元々は……焔流……修行……教団の……あれ…… ……闘技場なんて行きたくない……怖い……殴らないで……痛い……やめて…… ……痛い……ドクター……もう無理です……痛い……熱い…… ……寒いよ……暗い…… ……いや...全文を読む

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