「双月千年世界 3;白猫夢」
白猫夢 あとがき
「白猫夢」あとがき ②大化けしたルナ
シュウ「あとがきインタビュー、第2回のはじまりですー。
本日のゲストは、黄輪さんが『思わぬ活躍をした』とうならせたダークホース、
黄月乃ことルナ・フラウスさんですー」
ルナ「どーも」
シュウ「事後確認になっちゃいましたが、
お名前はルナさんでよろしかったでしょうか?」
ルナ「ええ。実際、今作で名前呼ばれた回数は『月乃』や『マロン』より、
『ルナ』の方が圧倒的に多いしね。
って言うか今、聞き捨てならないことを聞いた気がするんだけど」
シュウ「なんでしょう?」
ルナ「あたし、まさか黄輪さんから期待されてなかったの? 『思わぬ活躍』って……」
――えーと、まあ、……はい。
ルナ「なんでよ? 自分で言うのもなんだけど、あたし、かなり頑張ったと思うんだけど」
――ええ。その点は本当に、僕が当初予定していた以上の、獅子奮迅の大活躍を見せてくれました。
それはもう、当初考えていたシナリオの後半部分を、半分近く変更・修正しなければならなかったほど。
「蒼天剣」における小鈴さん以上の大化けっぷりでした。
ルナ「ちなみに元々のシナリオだと、あたしはどこまで出番がある予定だったの?」
――第4部で晴奈か雪乃に討たれる予定でした。
ルナ「早っ!? しかもあたし、殺されるの!? その上母さんか雪乃先生に!?」
――ただ、作中で最初に雪乃に出会ったタイミング(白猫夢・逐雪抄)だとあまりにも早過ぎますし、
そこでは気絶程度に抑え、生かすことにしました。
その後の話の展開上、晴奈たちと会う機会も無くなってしまい、その結果、まんまと生き延びました。
ルナ「生き残ってほしくなかったみたいな言い方するわね」
――いやいや、おかげで後半は非常に助かりました。各所各所で姉御肌と母性を発揮してくれたので、
色んなキャラとの親和性が非常に高く、絡ませやすかったです。
後半はかなりキャラの登場数が多かったんですが、ルナさんを中心として「フェニックス」ができたおかげで、
敵となる白猫党に対して、明確に味方陣営としてまとめることができ、物語を円滑に進められました。
恐らくルナさんや「フェニックス」が無ければ、葛は最悪、単騎で葵に挑む羽目になっていたかも知れません。
シュウ「なんという無理ゲー……」
ルナ「勝てそうにないわね、確かに。
仮に勝たせるとしたら、相当ご都合主義に走らないと駄目なんじゃない?」
――仰る通り。そうなっちゃうと、以前のあとがきで言っていた「リアリティ」なんて、
完全にブッ飛んでしまっていたでしょうね。
それに、その展開だと恐らく、葵のことを相当悲惨な境遇に追い込み、
かつ、残念な性格で描写しなければならなかったと思います。
となるとあのエンディングに至ることはまず、あり得なかったでしょう。
今作、渾沌さんとルナさんと、あと天狐ちゃん・一聖ちゃんペアがいなければ、
「白猫夢」はただ殺伐とした、無味乾燥でパッサパサの物語になっていたかも知れません。
同時に、話量が2倍近く増えた主原因でもありますが。
シュウ「そ、そう言われると素直に喜べないような。(わたしの出番……ゴニョゴニョ)」
――とは言え、今後の作品でも出せるなら出したいキャラです。
そう言う構想も今のところ、無くはないですし。
ルナ「期待してるわ」
シュウ「あれあれ? もう次回作のお話ですか?」
――いえ、その話はまだ後で。
とりあえず今回は、こんなところですかね。
シュウ「はいー、お疲れ様です。
次回は、双子よりそっくりなあの人たちにスポットを当てます。お楽しみにー」
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本日のゲストは、黄輪さんが『思わぬ活躍をした』とうならせたダークホース、
黄月乃ことルナ・フラウスさんですー」
ルナ「どーも」
シュウ「事後確認になっちゃいましたが、
お名前はルナさんでよろしかったでしょうか?」
ルナ「ええ。実際、今作で名前呼ばれた回数は『月乃』や『マロン』より、
『ルナ』の方が圧倒的に多いしね。
って言うか今、聞き捨てならないことを聞いた気がするんだけど」
シュウ「なんでしょう?」
ルナ「あたし、まさか黄輪さんから期待されてなかったの? 『思わぬ活躍』って……」
――えーと、まあ、……はい。
ルナ「なんでよ? 自分で言うのもなんだけど、あたし、かなり頑張ったと思うんだけど」
――ええ。その点は本当に、僕が当初予定していた以上の、獅子奮迅の大活躍を見せてくれました。
それはもう、当初考えていたシナリオの後半部分を、半分近く変更・修正しなければならなかったほど。
「蒼天剣」における小鈴さん以上の大化けっぷりでした。
ルナ「ちなみに元々のシナリオだと、あたしはどこまで出番がある予定だったの?」
――第4部で晴奈か雪乃に討たれる予定でした。
ルナ「早っ!? しかもあたし、殺されるの!? その上母さんか雪乃先生に!?」
――ただ、作中で最初に雪乃に出会ったタイミング(白猫夢・逐雪抄)だとあまりにも早過ぎますし、
そこでは気絶程度に抑え、生かすことにしました。
その後の話の展開上、晴奈たちと会う機会も無くなってしまい、その結果、まんまと生き延びました。
ルナ「生き残ってほしくなかったみたいな言い方するわね」
――いやいや、おかげで後半は非常に助かりました。各所各所で姉御肌と母性を発揮してくれたので、
色んなキャラとの親和性が非常に高く、絡ませやすかったです。
後半はかなりキャラの登場数が多かったんですが、ルナさんを中心として「フェニックス」ができたおかげで、
敵となる白猫党に対して、明確に味方陣営としてまとめることができ、物語を円滑に進められました。
恐らくルナさんや「フェニックス」が無ければ、葛は最悪、単騎で葵に挑む羽目になっていたかも知れません。
シュウ「なんという無理ゲー……」
ルナ「勝てそうにないわね、確かに。
仮に勝たせるとしたら、相当ご都合主義に走らないと駄目なんじゃない?」
――仰る通り。そうなっちゃうと、以前のあとがきで言っていた「リアリティ」なんて、
完全にブッ飛んでしまっていたでしょうね。
それに、その展開だと恐らく、葵のことを相当悲惨な境遇に追い込み、
かつ、残念な性格で描写しなければならなかったと思います。
となるとあのエンディングに至ることはまず、あり得なかったでしょう。
今作、渾沌さんとルナさんと、あと天狐ちゃん・一聖ちゃんペアがいなければ、
「白猫夢」はただ殺伐とした、無味乾燥でパッサパサの物語になっていたかも知れません。
同時に、話量が2倍近く増えた主原因でもありますが。
シュウ「そ、そう言われると素直に喜べないような。(わたしの出番……ゴニョゴニョ)」
――とは言え、今後の作品でも出せるなら出したいキャラです。
そう言う構想も今のところ、無くはないですし。
ルナ「期待してるわ」
シュウ「あれあれ? もう次回作のお話ですか?」
――いえ、その話はまだ後で。
とりあえず今回は、こんなところですかね。
シュウ「はいー、お疲れ様です。
次回は、双子よりそっくりなあの人たちにスポットを当てます。お楽しみにー」
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