業務連絡；「白猫夢」目次とあらすじを追加しました（第11部、あとがき）

下記ページにて、「白猫夢」第11部の目次とあらすじ、あとがきの目次を追加しました。

http://auring.web.fc2.com/au-novel.html（目次）
http://auring.web.fc2.com/ha-outline11.html（第11部あらすじ）

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さて、ようやく「白猫夢」も完結し、私、黄輪もほっとしているかと言うと、そうでもなく。

実は「蒼天剣」執筆時から気にしていた件があります。
それは、連載開始当初と最近とで、色々と齟齬やら差異やらが出てきている、と言うこと。
まだ設定が固まってなかった箇所があったせいか、言葉の意味や表現などで、
今の定義と異なるところがちょくちょくあります。

一例を挙げると、「人間」と言う単語。
「蒼天剣」執筆当時は「獣人とエルフ以外」のニュアンスで用いていましたが、
連載を続けていくうちに、この表現は変だなと感じてきたため、
（リアルに考えたら、なんか選民主義や差別主義みたいで嫌だなーと）
途中からそれらの人々を指すものとして、「短耳」と言う表現を用いるようになりました。

その他にも「魔法陣（ファンタジーに出てくるやつですね）」
と「魔方陣（数学や幾何学に出てくるやつですね）」を混同していたり、
行頭禁則がきちんとしていなかったりと、見栄えの良くない箇所が多々あります。
そこで「白猫夢」の完結を機に、大幅修正を行おうと考えています。

人によっては過去の作品を後になって弄ることを快く思わない方もいらっしゃると思いますが、
初めて読む人にとっては、その見栄えの良くないところから入らざるを得ないわけで。
それを読まれ、「黄輪と言う人間の書いた小説は拙く、読むに値しない」などと思われては、正直、癪です。



そこで来月は、「蒼天剣」と「火紅狐」の大幅修正を行おうと思います。
現状で考えている修正内容は、以下の通り。

・上記の通り、「人間」と言う言葉を一部「短耳」に置換
・同じく、「魔方陣」と言う単語をすべて「魔法陣」に置換
・地の文にセリフや主人公や注目している人物以外の感情、
　または思考の内容が記載されている箇所の修正
・禁則処理がなされていない箇所の修正
・その他文章の拙い点、不必要に難解な漢字が使われている点の修正

修正した箇所については、こうして業務連絡としてお伝えしようと考えています。
来月は若干見苦しいかも知れませんが、ご理解とご容赦、ご協力をお願いいたします。



また、この業務連絡とは別に、かねてより「やるかも」と言っていた短編を、
2月1日あたりからのんびり掲載していこうと思います。
ただし現時点で40話を超えており、短編って量じゃなくなってきてますが……。