「双月千年世界 短編・掌編・設定など」
世界観・補足・考察
双月千年世界 徒然考察;『いーなーお前らばっかりなー』
???「……」
ランニャ「なんか音調室からむっちゃにらまれてんだけど」
パラ「左様ですね」
???「……」
ランニャ「なんか言ってないか?」
パラ「マイクボリュームがオフになっているようですね(くいっ)」
???《……なー……っかり……》
ランニャ「ん?」
パラ「もう少し上げてみましょう(くいくい)」
???《いーなーお前らばっかりなー》
ランニャ「へ?」
パラ「察するにわたくしたちのイラストの件ではないかと」
ランニャ「って言うと、……って言うかとりあえず、こっち来てもらう?」
パラ「左様ですね」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
天狐「よお」
ランニャ「むっちゃ不機嫌そう」
天狐「不機嫌にもなるっつの。お前らばっかりイラスト描いてもらってていーなーって」
ランニャ「でも天狐ちゃん、いっぱい描いてもらっってんじゃん。黄輪さん以外にも描いてもらってるらしいし」
天狐「ソレはそーなんだけど、そーなんだけどもよ」
パラ「天狐ちゃんが仰りたいのは、私服イラストが無いと言う点についてではないかと」
天狐「そー、ソコよソコ」
ランニャ「え、今日はそれ話し合う感じ? あたしとパラしか来てないし。
もっと何か、世界のことについて真面目に論じ合うみたいなことじゃなく?」
天狐「文 句 あ ん の か ?」
ランニャ「……いや、全然」
パラ「普段からもさほど高尚な会議を行っていた記憶はございませんし、よろしいのではないかと」
天狐「つーワケで今日の議題はオレのオシャレについてだっ」
ランニャ(全員なんとなーく敬遠してるワケが分かったような、……とは言わない)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
パラ「天狐ちゃんの別衣装についてですが、ひとつの参考意見として、
既に一度、狩衣以外の姿で描かれていることについて触れておきます」
天狐「書生服のヤツか? でもなー……」
ランニャ「でも?」
天狐「お前、イマドキの女の子が書生服着てるトコなんか見たコトあんのか?」
ランニャ「……無いなぁ」
天狐「オレが言ってんのはもっと現代風の感じなの。もしかしたら次回作で着るかもだしさ」
パラ「可能性は非常に高いと思われます」
天狐「だろ? そりゃ確かに狩衣とか書生服だって、仮装っつーか、
『アタクシちょっと浮世離れしてますわよ』的な感じでいいかもだけどよ」
パラ「即ち、かわいい衣装をご所望、と」
天狐「ソレソレ! お前分かってんなぁ!」
パラ「お褒めに預かり恐縮です」
ランニャ「じゃ、例えばナニ系がいいんだよ?」
天狐「やっぱダークな雰囲気のが欲しいぜ。
あと、ドコにでもいるよーな感じはやっぱヤだし、見かけたら『おっ!?』っつって目を惹くよーなヤツ。
あと、差し色はピンク。オレ、ピンク好きだし。でもメインにはすんなよ。全身ピンクとかオレ的に有り得ねーから。
基本黒系で、ちょっと可愛いかも的なヤツで、な」
ランニャ(注文多いなっ)
パラ「……」
天狐「どーよ?」
パラ「……」
ランニャ(むっちゃ考えてる……)
天狐「……おーい?」
パラ「……左様でしたら、こうした衣装はいかがでしょう?」
天狐「お? お、おー……あー……ダークで……目立って……可愛い……うん」
ランニャ(まあ、全部総合したらそうなるよな)
天狐「で、でもさ、あの、なんつーか、あの、えーと」
パラ「天狐ちゃんのご希望に対し最大公約数的に答えた結果ですわたくしとしてはこちらが最適解と存じます」
ランニャ(わぁ、超早口)
天狐「……お、おい。お前、どー思う?」
ランニャ「ぅえ? あ、あたし? あっ、いや、あー、う、うん、いいんじゃないか?」
天狐「い、いや、……そ、そーかなー」
パラ「(ランニャに目配せしてくる)」
ランニャ(……なるほど)
天狐「で、でもやっぱ……」
ランニャ「いや、やっぱこれじゃないか? あたしはいいと思う。うん、むっちゃいい感じ。
確かにこの格好した天狐ちゃん見てみたいって思ってきた。うん、パラいいチョイスだ」
パラ「ランニャもこう申しております」
天狐「あっ、……あ、……あー、うん。……じゃ、じゃあ、あの、こ、コレ、アイツに描いてみてもらうわ。
そんじゃ、邪魔したな」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ランニャ「むっちゃくちゃ顔真っ赤にして帰ったな、天狐ちゃん」
パラ「左様ですね」
ランニャ「パラもさ、結構イタズラ好きって言うか、おちょくるタイプだよな」
パラ「わたくしは天狐ちゃんに似合いそうな衣装を提示しただけです」
ランニャ「うわぁ満面の笑み」
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ランニャ「なんか音調室からむっちゃにらまれてんだけど」
パラ「左様ですね」
???「……」
ランニャ「なんか言ってないか?」
パラ「マイクボリュームがオフになっているようですね(くいっ)」
???《……なー……っかり……》
ランニャ「ん?」
パラ「もう少し上げてみましょう(くいくい)」
???《いーなーお前らばっかりなー》
ランニャ「へ?」
パラ「察するにわたくしたちのイラストの件ではないかと」
ランニャ「って言うと、……って言うかとりあえず、こっち来てもらう?」
パラ「左様ですね」
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天狐「よお」
ランニャ「むっちゃ不機嫌そう」
天狐「不機嫌にもなるっつの。お前らばっかりイラスト描いてもらってていーなーって」
ランニャ「でも天狐ちゃん、いっぱい描いてもらっってんじゃん。黄輪さん以外にも描いてもらってるらしいし」
天狐「ソレはそーなんだけど、そーなんだけどもよ」
パラ「天狐ちゃんが仰りたいのは、私服イラストが無いと言う点についてではないかと」
天狐「そー、ソコよソコ」
ランニャ「え、今日はそれ話し合う感じ? あたしとパラしか来てないし。
もっと何か、世界のことについて真面目に論じ合うみたいなことじゃなく?」
天狐「文 句 あ ん の か ?」
ランニャ「……いや、全然」
パラ「普段からもさほど高尚な会議を行っていた記憶はございませんし、よろしいのではないかと」
天狐「つーワケで今日の議題はオレのオシャレについてだっ」
ランニャ(全員なんとなーく敬遠してるワケが分かったような、……とは言わない)
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パラ「天狐ちゃんの別衣装についてですが、ひとつの参考意見として、
既に一度、狩衣以外の姿で描かれていることについて触れておきます」
天狐「書生服のヤツか? でもなー……」
ランニャ「でも?」
天狐「お前、イマドキの女の子が書生服着てるトコなんか見たコトあんのか?」
ランニャ「……無いなぁ」
天狐「オレが言ってんのはもっと現代風の感じなの。もしかしたら次回作で着るかもだしさ」
パラ「可能性は非常に高いと思われます」
天狐「だろ? そりゃ確かに狩衣とか書生服だって、仮装っつーか、
『アタクシちょっと浮世離れしてますわよ』的な感じでいいかもだけどよ」
パラ「即ち、かわいい衣装をご所望、と」
天狐「ソレソレ! お前分かってんなぁ!」
パラ「お褒めに預かり恐縮です」
ランニャ「じゃ、例えばナニ系がいいんだよ?」
天狐「やっぱダークな雰囲気のが欲しいぜ。
あと、ドコにでもいるよーな感じはやっぱヤだし、見かけたら『おっ!?』っつって目を惹くよーなヤツ。
あと、差し色はピンク。オレ、ピンク好きだし。でもメインにはすんなよ。全身ピンクとかオレ的に有り得ねーから。
基本黒系で、ちょっと可愛いかも的なヤツで、な」
ランニャ(注文多いなっ)
パラ「……」
天狐「どーよ?」
パラ「……」
ランニャ(むっちゃ考えてる……)
天狐「……おーい?」
パラ「……左様でしたら、こうした衣装はいかがでしょう?」
天狐「お? お、おー……あー……ダークで……目立って……可愛い……うん」
ランニャ(まあ、全部総合したらそうなるよな)
天狐「で、でもさ、あの、なんつーか、あの、えーと」
パラ「天狐ちゃんのご希望に対し最大公約数的に答えた結果ですわたくしとしてはこちらが最適解と存じます」
ランニャ(わぁ、超早口)
天狐「……お、おい。お前、どー思う?」
ランニャ「ぅえ? あ、あたし? あっ、いや、あー、う、うん、いいんじゃないか?」
天狐「い、いや、……そ、そーかなー」
パラ「(ランニャに目配せしてくる)」
ランニャ(……なるほど)
天狐「で、でもやっぱ……」
ランニャ「いや、やっぱこれじゃないか? あたしはいいと思う。うん、むっちゃいい感じ。
確かにこの格好した天狐ちゃん見てみたいって思ってきた。うん、パラいいチョイスだ」
パラ「ランニャもこう申しております」
天狐「あっ、……あ、……あー、うん。……じゃ、じゃあ、あの、こ、コレ、アイツに描いてみてもらうわ。
そんじゃ、邪魔したな」
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ランニャ「むっちゃくちゃ顔真っ赤にして帰ったな、天狐ちゃん」
パラ「左様ですね」
ランニャ「パラもさ、結構イタズラ好きって言うか、おちょくるタイプだよな」
パラ「わたくしは天狐ちゃんに似合いそうな衣装を提示しただけです」
ランニャ「うわぁ満面の笑み」
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天狐「お、オレは、だってさ、そっ、そんなでも無いんだけどさ、いや、ほら、あの、パラがどーしてもって感じでさ、ランニャもいいよっつってたし、だから、ほら、何て言うか、アリなんじゃないかなーって気がしなくも無いと言っても過言じゃないって言えるんじゃないかって余地は考えられなくは無いって言うかさ、あの、……だから、……よ、よろしく///」
天狐「お、オレは、だってさ、そっ、そんなでも無いんだけどさ、いや、ほら、あの、パラがどーしてもって感じでさ、ランニャもいいよっつってたし、だから、ほら、何て言うか、アリなんじゃないかなーって気がしなくも無いと言っても過言じゃないって言えるんじゃないかって余地は考えられなくは無いって言うかさ、あの、……だから、……よ、よろしく///」
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