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黄輪雑貨本店 新館


    「双月千年世界 短編・掌編・設定など」
    世界観・補足・考察

    双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・1』

     ←イラスト;兎(クルマのドット絵) →双月千年世界 徒然考察;『兵器史観・2』
    エリザ「(ドヤァ)」

    小鈴「いきなりドヤ顔」

    ランニャ「久々に考察すんのかと思ったら、またこのネタかよぉ」

    小鈴「リスナーのみんなには何が何だか分かんないだろうから説明するけど、
    今、あたしたちの前にミルクティ置いてあんのよ。タピオカ入りのヤツ」


    ランニャ「で、エリザが自分の胸の上にミルクティ置いてドヤ顔してやがんの。くそぅ」

    エリザ「小鈴はやらへんのん?」

    小鈴「結露してるしなー。乗せたら水滴垂れてきて、谷間が気持ち悪くなんじゃん。
    そんな早くずぞぞーって飲めないし」


    エリザ「あっ、言われたら確かになんや冷たい。おへそまで来とる」

    ランニャ「あーあびっちょびちょ」

    エリザ「やってしもたわ。……着替えてくるわー」

    小鈴「いてらー」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「と言うワケで、エリザが戻ってくるまでの間に、今回の議題について説明するわね。
    今回は『兵器』について、らしーわよ」


    ランニャ「なんで?」

    小鈴「こないだこれ(タピオカミルクティ)でイラスト描いてたじゃん?
    そん時に『シリーズ化します。平凡な日常です。戦車砲撃ちません』っつってたけど、
    ソレで議題思い付いたらしーわよ」


    ランニャ「すげえ強引。無理無理議題作りました感が半端無いな」

    小鈴「そーゆーコト言わない」

    エリザ「ただいまー。やー参った参った、まいk」ランニャ「言わせねえよ!?」

    小鈴「おかえり。相変わらず新喜劇放り込んでくるわね」

    エリザ「ま、ソレはソレとして。議題発表した?」

    小鈴「したした」

    エリザ「ほなまずは、何を問題にしてはるかっちゅうところからやな」

    小鈴「そりゃ、『ファンタジーの世界で戦車砲やら機銃やら、
    本当に作るヤツなんかいるか?』ってコトじゃない?」


    エリザ「実際『白猫夢』で作ったはるけどな」

    小鈴「話の根本から引っくり返そうとしないでよ、めんどくさいわね。
    要は『魔術』って強力な武器が元々あんのに、わざわざ別の武器作るようなヤツが、
    実際現れるだろうかってコトでしょ?」


    エリザ「分かっとる分かっとる。
    小難しく言い換えれば、『歴史と文化に対する思考実験』ってコトやろ? いつものアレやん」


    ランニャ「ちょっとなにいってるかわからない」

    小鈴「順を追って考えて行きましょ、とりあえず」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「いきなし哲学的なコト聞いちゃうけどもさ、そもそもなんで『兵器』がいるのかって話よ」

    ランニャ「そりゃ、敵と戦うためだとか、危険から身を護るためだとか」

    小鈴「んじゃ、あたしらの世界における『敵』や『危険』って、ズバリ何?」

    ランニャ「ぅえ? えー、えーと、……そりゃ危ないヤツじゃんか」

    小鈴「1文字も情報量が増えてない回答ありがとさん」

    ランニャ「はうぅ……」

    エリザ「例えば『琥珀暁』の序盤やったら、敵や危険っちゅうのんはイコール、バケモノやな。
    こんなもんの前でボーッとしとったら、死んでまうわな。ダイレクトに生命の危機や」


    ランニャ「う、うん。そーだな」

    小鈴「でも『琥珀暁』序盤の人たちなんて、戦車砲や機銃なんて豪華な装備は持ってないし、
    そもそも剣や斧なんてモノも、自然に産出した青銅を叩きまくって作った、粗末なのしか無い。
    コレで危機を回避できるかって言ったら、ま、無理よね」


    ランニャ「だよなぁ」

    小鈴「つまりこの時代の人たちが完全に、完璧な安心を手に入れるためには、
    よっぽど強力な兵器を持たなきゃダメってコトよね。
    で、そう言う状況で広められたのが魔術。天帝ゼロが伝えた、言わば絶大な威力を誇る兵器よ」


    エリザ「実際、魔術が広められて以降はバケモノはほぼ絶滅。人類の時代が来たっちゅうワケや」

    ランニャ「……ん、ん? で、それがなんなのさ」

    小鈴「ココは既に『魔術』って言う、強大な『兵器』が広まった後の世界だってコトよ。
    そんな便利な『兵器』がある世界で、わざわざ他に『兵器』を作る理由なんかあんの?」


    ランニャ「う、うーん。作らないかもなぁ」

    エリザ「せやけども事実、『火紅狐』では大砲、『蒼天剣』では拳銃と小銃、
    『白猫夢』では機銃まで出て来とる。ソレはなんでや? ……ちゅうのんが、考察のテーマなワケや」


    ランニャ「なんとなーく、分かったような気はする」

    小鈴「ある程度理解できた、……ってコトで続き行きたいトコなんだけど、なんかもう時間ですって」

    ランニャ「マジで?」

    エリザ「しゃあないな。次回に続く、や」

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

    小鈴「で、なんでこのタイミングで徒然考察ねじ込んできたかって言うとね」

    エリザ「『DW12の連載を開始するから』やて。実は3月くらいには完成しとったらしいんやけどな」

    小鈴「色々あって遅れに遅れたらしいわよ。色々とね。黄輪さんの話じゃないけど」

    ランニャ「前回が去年の10月くらいだろ? ずいぶん待たせたよなぁ」

    エリザ「一番待っとったんは黄輪さんやろな。ま、ソコら辺も色々、やね」

    ランニャ「ありゃりゃ……」

    小鈴「ってワケで、連載開始は7月25日から! 乞うご期待!」

    エリザ「今回は知的イケメンパラダイスやで。小鈴大喜びやな」

    小鈴んふふふふふふ
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